勝手に浜田省吾ばなしをするブログ。

タイトルどうり、勝手に浜さんの話をするブログです。
ほんと、勝手に話しますから、ここだけってことで・・・。

DVD雑感 ⑤ <生まれたところを遠く離れて>

2008-05-23 15:30:34 | Weblog
「生まれたところを遠く離れて」は、
長い間、もっともライヴで聴きたい曲のひとつでした。
だからもう、コンサでイントロが流れたときは全身の力が抜けて、
心の中で「きゃー!」って、叫んでいました(笑)
聴いている間じゅう、心臓はバクバク・・・
ふか~い感動に浸っていましたねぇ。

そして、こうやって映像になってまた、感動ひとしお。
言うまでもなく、ほんとうに、名曲です。
この詩を書いた若き浜さんは、日常の断片にどんな思いがあったのか、
思いをはせると胸が苦しくなってきます。

だけど不思議なことに、この歌って、
時間が経てばたつほど、リアリティーを増していくように思われます。
それだけ、今の浜さんが歌う「生まれたところを遠く離れて」は、
迫力というか、凄みがありました。
長い間、ライヴで歌われなかったのは、
浜さんがこの歳まで温めていたから・・・
と、私は勝手に思い込んでおります(笑)

さて、こんな話の後になんですが、
昔、私の好きだった人が音楽をやっていて、
浜さんの曲を一曲歌って欲しいと頼んだことがありました。
その人は「生まれたところを遠く離れて」を選んで歌ってくれました。
ブルース好きの彼がギターを弾きながら歌うこの歌、
声がシブくて、すごくかっこよかったなぁ。

浜さんのライヴの歌声は、彼の声とダブって聴こえるようで、
懐かしくセンチメンタルな思いにもなりました。
その人がこの世を去ってもうずいぶんが経ち、
もし生きていたら、浜さんと同じ歳。
こんな風に歳を重ねていっていたのかな・・・。
浜さんを見ながら時々思ってしまう私です。