勝手に浜田省吾ばなしをするブログ。

タイトルどうり、勝手に浜さんの話をするブログです。
ほんと、勝手に話しますから、ここだけってことで・・・。

瓶につめたラブレター Blu-rayを観て

2018-10-18 16:36:38 | Weblog
93年のアルバム、『その永遠の一秒に』の制作時に
この曲は一度レコーディングされていたという。
アルバムの曲数が10曲ではなく9曲だったことに、
当時、なんとなく物足りなさを感じたものだけど、
こういういきさつがあったんだ、と今になってわかった。
もし入っていたら、アルバムの印象が少し変わっていたかもしれない。

“おかしな手紙書いて~”というところは、
浜さん自身が話している「少し気持ち的に苦労していた時代」に
ある人に手紙を書いて、のちにその人から
「この手紙は君が持っていたほうがいい、といって返された」
という話を雑誌か何かで話していたことがあって、
その時のことを歌っているのかな、と思って聴いていた。

この話が私の心に残っていたのには理由がある。
私もわけのわからない手紙をある人に出したことがあるからだ。

『その永遠の一秒に』が発売される少し前、
私は人生で初めて、恐ろしく気持ちが落ち込んだ時期があった。
当時友だちには、自分の心の中のようすを
「暗い船底を蹴破って、真っ暗な海中へどんどん落ちて行っている感覚」
と話したことを覚えている。

私から手紙を受け取って戸惑ったであろう人は、
そのころ仕事で知りあった同世代の人。
私と同じ、いやもっとかな、かなりの“浜田省吾フリーク”だった。
浜ファンにもいろんなタイプの人がいると思うけど、
その人は最初に会った時から私と同じ匂いがして(笑)
話をするのが本当に楽しかった。

便せんに何枚も書いた手紙の内容は、もうほとんど覚えていないけれど、
その時抱えていた、心の闇についてだったと思う。
「DARKNESS IN THE HEART に出てくる“心の奥の暗闇”
という言葉の意味を、私は今痛感している」
というようなことを自虐も込めて書いたような・・・(笑)
そして「手紙を書くことで心が救われているから、返事はいらない」と書いた。

その人とは生涯の友でいたいと思っていたけれど、
互いに、その後に起きた環境の変化から連絡が取れなくなった。
20数年前って、PCや携帯電話を
みんなが持ってる時代じゃなかったからね(笑)

瓶につめたラブレターが、『旅するソングライター』に収録されたおかげで、
このことをここに書くことができてよかった。

ブログを始めた理由の一つに、
いつかその人の目に触れることができたら、今も変わらず
浜さんの歌を聴き続けていることを伝えられる、と思ったから。
まっ、今もって見てもらっているかはわかりませんが。

さて、この歌では女の子が登場して、手紙はラブレターになっている。
これって、今の時代、ハラスメントに受け取られかねないんじゃない?
コンサートの演出でその印象はさらに強く・・・(笑)
・・・なんてことを心配するのは私だけかな。

きっと25年前の『その永遠の一秒に』の時ならこうは思わなかったと思う。
今の浜さんの年齢や、時代の空気からそう感じてしまうみたい。
考えすぎだったらゴメンナサイ!

あれ、結局、私的にはリリースの時期はどっちがよかったんだろ。
こんなこと、言える立場じゃないんだけどね(笑)


★本日の浜さ~ん!
メモリアルシングルの『Love Train』のサビのところ。
♪ラーブトレーン~、ラーブトレーン~、なぜ歌わないの~!(爆)
何度聴いてもなかなか慣れません~!

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