Now Know No Limits.

なののり。日々のしょうもない書き散らし。

とーだいあかもーん

2006-05-27 21:56:29 | 書き散らし
 金曜日に東京大学本郷キャンパスに行ってきたたたたた。
 とりあえず、証拠の東大赤門写真をば。
 やはり東大、広いしでかいし、普通に迷えます。当たり前のことながらうちのガッコとは大違い!
 某I氏は幼少のとある記憶が云々と仰っていましたが、煉瓦造りの建物や、全体的に時間を経てきましたオーラ全開の雰囲気、あたしゃ好きだね! ビバ東大!

 さて、行ってきたと言っても、遊びに行ったわけではなく、名目としては一応、東大の図書館で資料をゲットいたしましょうということになっております[#1]。時間枠も卒研時間中。
 ずいぶんとアカデミックな香りがしますね! ……しないか。ん? する? しちゃう?

 事前には全く知らなかったのですが、東大の本郷キャンパスは丁度、今日明日(5月27-28日)が五月祭という伝統ある学園祭の準備中だそうで、各種飾り付けやら、模擬店の出店準備やらで学生がわらわらしとりました。

 しかし、東大生だからといって、すれ違った学生や準備をしている学生は自分の目で見た限り、今時の若者にしか見えず、少々拍子抜けしました。自分が何か期待しすぎていたか、畏怖にも似た妙な感覚を「東大」というものに対して持っているからなんですかね。
 まぁ何にせよ、いざ喋ってみたり、一緒に行動してみたりしたら、その違いを感じて、自分のような人種はまた更にゆがむのでしょう。

 さて、図書館です。図書館。
 お祭りの準備の真っ最中であった以外に特に何もなく、図書館も開館しており、事前に蔵書情報で目星をつけておいたので、どこにあるのかもすぐに見つかったのですが、何にせよ欲しい資料が置いてあったのは地下書庫です。地下書庫。
 書架は当然、ボタン押すとうぃぃぃぃぃぃんと横にスライドするアレであり、打ちっ放しのコンクリに、カンカンと音を立てる鉄の階段と中二階の床ときたらまぁ、初期バイオハザードに出てきそうと言いますか、むしろこの地下書庫に化け物がいてもなんてーか納得しそうと言いますか。
 実際、同行していた研究室が一緒の学友1名はその雰囲気に少々怯えておったようです。まぁ、あれは怖い人は怖いわな。

 自分は早々に目的の論文が収録されている雑誌[#2]をゲットして、後は上の閲覧場所で、先生に勧められた制御関係の訳分からん会誌をぺらぺら眺めてました。
 他の連中は他の連中でよくわからんですが、それぞれ過ごした模様。
 そのうちに閉館時間が近づき、撤収。

 帰りに、学生闘争やらで有名な安田講堂やらを眺めつつ、最後に赤門を出る。
 そして、解散。

 全員、学校に戻るのにここで解散とはこれ如何に? とか、ああそうか交通手段はひとそれぞれかぁ……とか思っていたら、実は先生は直帰するつもりだったらしい。
 学校に戻った我々は研究室に入れないというオチがついたのでした[#3]。

総括: 温泉宿で勉強してた触覚女とメガネ男とか見かけなかったけど、まぁまぁ面白い出来事でした。ふがふが。


◆ 東京大学第79回五月祭
◇ 東大本郷キャンパスで5月に行われる学園祭。知らなかったが、なんでもアカデミックらしい。
 今年は5月27-28日開催。(リンク先は五月祭常任委員会による公式サイト)
http://www.a103.net/may/79/


[#1] 実際には「資料探しの練習」であったりする。や、まぁ、実際に資料として有用そうなのをコピーしてきましたが。
[#2] 日本機械学会の論文集。目当ての論文の内容はミミズの移動に関する研究。一応、自分、電気、なん、です、が……。
[#3] 学生で借りていた鍵を研究室の中にかけたまま、出発時に先生が施錠。やることあったのでしばらくは先生の帰還を信じて作業していたが最終的に警備室に泣き付いた。あはー。

最新の画像もっと見る

post a comment