遊asobu☆による保育士向上委員会

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選択肢を与えられなかった子どもはいつかそれを取り戻そうとする

2017年05月07日 | 保育士の向上

記事に引きこもり事例があって、

 

いろいろと考えさせられるし、

 

逆にいうと今後のために考えなくちゃって思うし、

 

保育者として大切にしないといけないことが含まれているなって思ってね

 

その背景を考えてみると、

 

まず両親の理想や考えがすべてでね

 

子どもはそれに従っていたら間違いはないんだってことを

 

ずっと押し付けられて育つと、

 

自分を否定され続けてきた想いが

 

いつか噴出する

 

それが自分に向かうか、他人や社会に向かうかの違いはあるけど、

 

親に向かうと、家庭内暴力となって、

 

自分を否定されてきたので、コミュ力が育たず、

 

他人とも上手くやっていけないところもあり、

 

引きこもることにもなりやすい

 

またそれが社会に向かうと反社会的行動となるし、

 

自分に向かうと自傷や自殺しようということになる

 

自分の生き方さえやっていれば間違いがないんだって親のありがちなことでは、

 

両親共医者であったり、教育者であったりで理想の人物像というのが確立しているってことがある

 

でも自分の子どもであっても自分ではなく、

 

他人であるってことは忘れちゃいけない

 

また過保護である場合は、

 

危険やリスクのあることは経験ができないけれど、

 

主体性は守られているように思うから、

 

色々な自分がやりたいってことは一定経験ができるし、

 

その分主体性が育つので、人間関係も築けるんじゃないかって思うけど、

 

過干渉である場合は、

 

自分がやりたい、こうしたいと行動する前にそれはダメ、そっちじゃなくてこっちみたいなね

 

自分自身を否定され続けられる

 

その方が一生に渡って悪影響があるって思う

 

そしてこういうことを考える時に、

 

厳しく育てられたかといって、

 

両親に暴力をふるうこともないし、反社会的行為に及ばない子どももいるってことなんだけど、

 

それはたまたま何か好きなことに没頭できるものが身近にあったとか、理解してくれる友人や大人がたまたま傍にいたとか、

 

その子の素質として耐性をもっていたとかを考慮しないといけないって思うし、

 

記事にもあるように親を支配しようとする子どもに共通しているのは親自身が子供を支配するような子育てをしてきたこととあって、

 

そういうリスクがあるんだったら、最初からやめようよってことなんだよね

 

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