遊asobu☆による保育士向上委員会

子育て中の方や、これからの保育士の方々のためになる、発達や保育ブログ、他バドミントン練習日記など。

食育の本当の意味って?

2024年05月16日 | 食育の本当の意味

こんにちは☺ 保育士の地位と保育の向上がしたい!保育士向上委員会ブログです!!

 

 

以前は、食育を保育での発達の観点から考えてみましたが、今回は子育てと親子関係の視点で考えてみたいと思います!

 

〈参考:乳幼児期の完食の指導は必要か?!〉

 

 

【保育のねらい(食育)】乳幼児期の完食の指導は必要か?

乳幼児期の食育について考えました。保育では完食の指導が度々話題になりますが、発達の視点から考えてみました。

子どものみかた

 

 

 

 

食育って何だろう?!ってあらためて考えてみると、、、



私の考える食育は、、




親が子どもを想う気持ちを伝えたり、表現する機会!!

 

 

ってことなんじゃないかなって。





食育は食育基本法からすると、表向きは国民の心身の健康のためってことなんだろうけども、、





国からするとその本当のねらいは、、





食事による生活習慣病を減らしての医療費の抑制であったり、法律で決めることで既得権益やポストの確保であったりが考えられます。




国民の幸福というよりも、そういった目的の方が強いように思われ、、





児童福祉的な目的とはちょっと違うんじゃないかなって、、






五条の(子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割)は直接育児や保育と関係してて、、






『食育は、父母その他の保護者にあっては、家庭が食育において重要な役割を有していることを認識するとともに、子どもの教育、保育等を行う者にあっては、教育、保育等における食育の重要性を十分自覚し、積極的に子どもの食育の推進に関する活動に取り組むこととなるよう、行われなければならない。』





とあるのですが、大事なことだけど、保育をしていれば当たり前に感じることで、国から法律で言われたくないなあなんて思ったりします😓






人が人を育てる上での倫理や道徳的なところじゃないかな?って。






食育を教育するとすれば、保健体育や家庭科なんかでその重要性を伝えるってことでいいんじゃないでしょうか?





ということで、食育で本当にしなくちゃいけないことは、、




親になった時に、子どもにとっての食事を親の想いを伝える機会にする!ってことで、、




例えば日々のお弁当(手作りに限らない。スーパーのお惣菜や冷凍食品でもいい。)には、






○子どもの好き嫌いを反映できる

工夫をして、なんとか少しでも食を広げようとしたり、時には好きなものをたくさん食べられるようにしたりね!




○成長に合わせて量を変えられる

体の成長に合わせて、量を少し増やそうとか、そろそろ弁当箱を大きめに替えようとかですね!





○体調を考慮する

その日の体調に合わせて、消化にいいものや好きなもの中心にしたり、細かく刻んだりね!




○見た目を工夫する、、、

いわゆるテレビでも話題になったキャラ弁なんかもバッチリ!これに当てはまりますね。 卒業までキャラ弁で通し続けたあのお母さんはどれだけの想いを子どもに伝えられたのかわからないくらいです。 

食べることが苦手であったり、食に関心が持てない子どもなんかを惹きつけることができるかも?!色鮮やかに食欲がわくようなキレイな色合いものにするのもいいですね。



○栄養バランスを考える、、、

お肉や野菜なんかのバランスを考えた内容にするのも、子どもを大切に想う気持ちを表現できます!




○季節感を取り入れる、、、

季節の野菜や魚を取り入れたりして、活きのいい旬なものを用意したり。





また、アレルギーを配慮してっていうのも、子どものためってことでもあり、、




お弁当一つにも様々な想いを詰め込めるんですよね!!




その日数は、年間土日や夏休みを除くと190日くらいはあるでしょうか? 

 

 

190回分の想いは、相当なものですよね!





なので、お弁当を用意するってことは親が子どもにあなたのことを大切に想っているんだよ!と日々伝えられる大切な機会になるんじゃないかな?





まさに愛情たっぷり弁当♪








保育の現場で働いていると、





お弁当用意するのが嫌なので、外出行事は欠席します!とかおこずかいを持たせているのでおにぎりでも買わせてください!とかインスタントのものを持たせるとかコンビニのおにぎりやパンを持たせるとかもあります。








でも、保護者の方も日々忙しい中で、料理が必ずしも得意な方ばかりじゃない!

 

 

 

なので、手作りじゃなくてもいいし、毎日完璧なものでなくてもいい!んですよね、きっと!






昨日の夕食の残りでもいいし、今や品揃えも栄養的にもとても配慮された、豊富なお惣菜や冷凍食品でも全然いいって思うし、






要はあなたのために用意したよ!って気持が伝われば、、






それが、たまにお休みしても可能な限り積み重ねられたら、




やっぱりそれは気持ちが通じるのかなって思うし、




〈告知 :「ここま」は、困っている子どもたちを支援するための保育投稿サイトです。保育者の皆さんの実践や成功体験を共有し、子どもたちの成長を支援します。一緒に、未来の笑顔を育てましょう。〉

 

 

子どもの支援方法 | ここま(子どもが困らない世界)

子どもが困らない世界を広げるためのサイトここまです!子どもの支援方法を集めています!子どもの支援者一人一人の手が頼りです!!子どもがより活き活きとした子ども時...

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また個人主義が進み、個食や孤食が問題視されたり、、




家族の中でも個人個人違うものを食べたり、家族がいても一人自分の部屋で食べることなんかも、家族の絆を強めるには課題になっています。





食事って、楽しいものであったり、嬉しいものであったり、テンションが上がるものでありたい。





子ども時代だと、食事やおやつによって、情緒の安定であったり情操を豊かにしたり、食や栄養に関心を持てたり、食事場面での会話がコミュニケーション能力や社会性を育んでくれます!







食事をしながらしか話せないようなことであったり、同じものを一緒に食べて体験を共有し、自然と家族のつながりを意識するっていうのが理想なのかなあって、、






食育は、子どもの自己肯定感を定着させて、一生続く子どもとの基本的な信頼関係のベースを築くことが、一番大事なことなのかも。






最後まで、食育の本当の意味って?をお読みいただき、誠にありがとうございます!


もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと嬉しい限りです☺