仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

注意: アーシングの抗炎症作用のエビデンスのレベルは低い

2020年07月19日 14時48分51秒 | アーシング 人体のアース

注意: アーシングの抗炎症作用のエビデンスのレベルは低い

現在、医学的処置の効果の評価は、次のように分類されています

 

出典: 医薬ビジランスセンター

The Informed Prescriber 第29巻 3 号 2014(平成26)年6 月 28日発行 June 2014 Vol.29 No.3, p.33-66

新規製剤の批判的吟味:治療上の進歩はあるのか?

* Reviewing a new drug: Is it a therapeutic advance?

https://npojip.org/contents/dantai/aisatu-2.pdf#search='%E6%96%B0%E8%A6%8F%E8%A3%BD%E5%89%A4%E3%81%AE%E6%89%B9%E5%88%A4%E7%9A%84%E5%90%9F%E5%91%B3'

 

BOX1 には,エンドポイントの強さの順にみたエビデンスの分類を示す.

この順序は,米国国立癌研究所(NCI) の「癌治療の評価に関するエンドポイントの強さ」を基本としたものであるが,他の治療の分野にも当てはめることができる.

BOX 2 は,研究デザインによるエビデンスの強さを示したものである.

 

 

BOX1:目標からみた証拠力の強さ (www.cancer.gov)

A. 総死亡(または全生存)

コメント:患者にとって最も重要.定義が最も簡単で,研究者による恣意が入り難い

B-1. 特定臓器別の死亡率

コメント:臓器特異的介入をする場合に生物学的には最も重要と考えられるが,総死亡よりも主観的なエンドポイントであり, エンドポイントの決定に研究者(医師)の主観が入りやすい.また,実際には寿命短縮をしていても,そうした重大な影響を見逃しやすい.例:前立腺癌に対するエストロゲン療法.

B-2. 特定臓器別の罹患率あるいは,B -1 との組み合わせ(*a)  

コメント:このエンドポイントもまた,総死亡よりも主観的なエンドポイントであり, エンドポイントの決定に研究者(医師)の主観が入りやすい.

また,実際には寿命を短縮し,生の質(QOL) が低下していても,そうした重大な影響を見逃しやすい.

C.適切に評価されたQOL(日常生活動作を,別の独立指標で評価)(*b)

D.間接代理エンドポイント

1) 無病生存(Disease-free survival)

2) 非進行生存(Progression-free survival:PFS)

3) 腫瘍反応率(Tumor response rate)

4) 適切に評価がなされていない指標(scale)や測定値

情報源:米国国立癌研究所ウェブサイトの階層分類に基づいて,ISDB で作成した.

(http://www.cancer.gov/cancertopics/pdq/levels-evidence-adulttreatment/)

*a: 他の疾患に対する介入にも適用できるようにするために,ISDB マニュアルの編者らが追加したもの.

*b:「慎重に評価された生の質」が総生存率と結合される場合には,この複合エンドポイントはA-2 として分類することができる.

 

 

BOX2 研究デザインによるエビデンスの強さの分類

1a. 均質なランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビュー,または大規模ランダム化比較試験(メガ試験).

1b 少なくとも一つのランダム化比較試験(RCT)

2.コホート研究または非ランダム化比較試験のシステマティックレビュー

3.症例対照研究のシステマティックレビュー

4.症例シリーズ(低質コホート研究あるいは低質症例対照研究を含む)(*a).

5.批判的吟味をしていない専門家の意見

情報源:オックスフォード健康科学研究所,Evidence-Based Medicine センター,エビデンスレベルと推奨レベル[www.cebm.net/levels_of_evidence.asp#notes]

*a:症例シリーズの全例または皆無の場合:これは,ある療法の利用前には全患者が死亡していて,ある療法導入後には何人かが生存可能となった場合.さらには,ある療法が利用できるようになる前には何人かが死亡していたが,その療法導入後は死亡が0 人となった場合には,1c に分類されうる.

(文献引用終わり)

 

 

アーシングの抗炎症作用とされているサーモグラフィーによる研究成果20症例があります。

20 Medical Thermography Case Studies

https://www.ultimatelongevity.com/earthing-grounding/thermography/thermography.shtml

 

この報告は、

・アーシング処置をしないコントロール群が設定されていない(プラセボ群との比較がされていない、プラセボ効果が排除されていない)

・無作為化されていない(恣意的な作為が排除されていない)

・ブラインド(盲検化)されていない(医師・被験者・医療関係者の主観が排除できていない)

・症例数が20例と少数である(偶然のゆらぎによる効果を排除できていない)

・査読された学術雑誌に投稿され出版されていない(この分野の他の専門家による治療効果の価値の評価・判断がされていない)

という特徴があります。

 

この特徴を持つ研究のレベルを評価すると、

「BOX1  目標からみた証拠力の強さ」は、CまたはD4)、

「BOX2 研究デザインによるエビデンスの強さの分類」は、4または5

に相当すると考えられます。

 

BOX1:目標からみた証拠力の強さ

C.適切に評価されたQOL(日常生活動作を,別の独立指標で評価)(*b)

D.間接代理エンドポイント

4) 適切に評価がなされていない指標(scale)や測定値

 

BOX2:研究デザインによるエビデンスの強さの分類

  1. 症例シリーズ(低質コホート研究あるいは低質症例対照研究を含む).
  2. 批判的吟味をしていない専門家の意見

 

 

このように、医学的レベルでは、低いレベルのエビデンスであり、化学合成薬の新薬を使用する現代医学の医師が医療の現場に適用するレベルではありません。

現代医学の臨床試験の評価を当てはめれば、このような評価になります。

 

アーシングは、

・化学合成薬を使用する現代医学ではなく、代替医療の一部であること、

・関係する人や企業が少なく、公的支援もないため、資金力がなく、大規模なレベルの高い研究ができないこと

このような原因により、低いレベルのエビデンスにとどまっています。

 

このようなレベルは、資金力のない様々な代替医療の世界では、頻繁に見られます。

アーシングの価値は、十分な評価はされておらず、それは他の代替医療も同様なものが多いのが現状です。

例えば、中国や日本などの生薬や漢方薬でも、レベルの高い試験が行われていないまま医療に使用されているものがほとんどです。

このような現状を理解しておいて下さい。

 

将来的に、大規模なプラセボコントロール無作為化試験が実施されれば、アーシングの抗炎症効果が正確に評価できると思われますが、それは恐らく現状では無理だと思います。

 

このようなレベルのアーシングを試してみるかどうかは、ご自分で考えてみて下さい。

100円ショップのマットとアルミテープなどを使用して自作して、1か月から3か月程度試してみて、自分に効果がなければ、中止するという方法もあります。

中には、著しい効果が出る人もいるかもしれません。全く効果がない人もいるはずです。

それは、予測できません。

 

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 

以上は、まともな臨床評価の世界のお話しです。

医療の世界の恐ろしいところは、捏造が非常に多いことです。

 

捏造の例は、次のブログ記事を参照

今の臨床検査の基準値はただの大嘘・騙し、正しいのは日本人間ドック学会の「超健康人の基準値」

日本精神神経学会 利益相反: うつ病・統合失調症の治療法の致命的欠陥

抗癌剤よりプラセボの方が長生き、日本赤十字看護大学教授の告発

2019年10月4日改訂:高血圧: SPRINT試験は捏造、日本高血圧学会の新ガイドライン 2019 には信頼性はない

2019年10月1日改訂: 高血圧の狂気: 日本の高血圧研究JACC Studyの論文及びプレス発表の隠蔽と誤魔化しSPIN

2004年のEU 新規制の発効前後でスタチンの臨床試験(RCT)の結果が真反対にひっくり返った

 

この深刻な問題に関して、医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が、フィオナ・ゴッドリー(Fiona Godlee)BMJ 誌編集長の「現在使用中の全薬剤の臨床試験データを」BMJ2012;345:e7304 という論説を翻訳してネットに掲載されています。

https://npojip.org/sokuho/no161-2.pdf

 

この中に次の一節があります:

 

『製薬産業は多くの良いことをしている。健康を改善し、命を救う薬剤を製造している。雇用を生み出し、経済成長を活気づけている。悲しいことに、製薬産業は悪いこともしている。何十年にもわたって、引き続き、そして組織的に臨床試験データの公表を差し控え、誤った報告をしてきた[1]。

その結果、どの医療分野においても、広く使用されているほとんどすべての薬剤が、実際よりも安全で効果的であるように描かれ、人々の命を危険に曝し、税金を無駄遣いしてきた。

このような意図的な歪曲は、科学的な違法行為である[2]。製薬会社が良いことをしているからといって、許せることではない。

ベン・ゴールドエイカーが、新著「Bad Pharma」の序論で述べているように、「世界中の製薬企業は過去 50 年間、極めて重要な革新的製品をいくつか生み出し、壮大な規模で人々の命を救ってきた。しかし、データを隠し、医師を間違った方向に導き、患者に害を与えることが許されるわけではない。」[3]』

 

「Bad Pharma」は日本語訳が出版されています:

『悪の製薬: 製薬業界と新薬開発がわたしたちにしていること』

ベン・ゴールドエイカー (著), 忠平美幸 (翻訳), 増子久美 (翻訳)

青土社 (2015/5/25)

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4791768647/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4791768647&linkCode=as2&tag=woundtreatmen-22&linkId=7c3af1ade445c5e99b58cc6296bf0afa

 

アマゾンの商品の説明

内容紹介

規制機関と業界の癒着、治験結果の改ざんと隠ぺい、

研究論文の代筆とねつ造、臨床試験のアウトソーシング化、巧妙なマーケティング戦略……。

これはなにも特別な犯罪の話ではない、日常茶飯に製薬業界で行われていることなのだ!

知るのが恐ろしい、でも知らないほうがもっと恐ろしい製薬業界の闇。

信じていた医療の裏切りの実態に、気鋭のジャーナリストが切り込む。

 

それでも、あなたはその薬を飲みますか?

内容(「BOOK」データベースより)

規制機関と業界の癒着、治験結果の改ざんと隠ぺい、研究論文の代筆とねつ造、臨床試験のアウトソーシング化、巧妙なマーケティング戦略…。知るのが恐ろしい、でも知らないほうがもっと恐ろしい製薬業界の闇。信じていた医療の裏切りの実態に、気鋭のジャーナリストが切り込む。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ゴールドエイカー,ベン

1974年生まれ。イギリスの医師・研究者にして「ジャーナリストや政治家、製薬会社、代替医療師による科学の利用と悪用」をテーマに活躍している気鋭のサイエンスライター。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院リサーチフェロー(2010年~)。「ガーディアン」紙に2003年から執筆している人気コラム「バッド・サイエンス」および本人主宰の同名のブログをもとにした初の著作『Bad Science』(『デタラメ健康科学』、河出書房新社、2011年)は、全英ノンフィクション・ベストセラー・チャートで第1位を獲得

 

忠平/美幸

1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書を経て現在は翻訳者

 

増子/久美

早稲田大学卒業。雑誌等でさまざまな記事の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

目次

第1章 行方不明のデータ

第2章 新薬はどこで生まれるのか?

第3章 あくどい規制機関

第4章 あくどい臨床試験

第5章 大規模化、簡素化した臨床試験

第6章 マーケティング

結論 より良いデータ

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

  

冷戦終了後の新自由主義(マネー資本主義)の90年代以降の時代には、規制緩和が叫ばれ、全世界的に医薬品の安全性と有効性の評価基準が大幅に緩められています。

その様相は、次の文献にまとめられています:

 

薬害事例からみた安全政策の推移と課題

社会医学研究.第30 巻2 号.Bulletin of Social Medicine, Vol.30(2)2013

浜六郎(NPO 法人医薬ビジランスセンター:薬のチェック)

http://jssm.umin.jp/report/no30-2/30-2-02.pdf

 

その結果、大規模な薬害や捏造・隠蔽が多発し、もはや誰の手にも負えない事態となっています。

 

 グローバル展開しているメガファーマは、ロックフェラー系とロスチャイルド系の2つの巨大財閥の支配下にあり、この2大財閥は、各国の規制当局、WHO, EMAのような国際機関、ほとんど全ての学会、学術雑誌、マスコミを完全に掌握してプロパガンダを垂れ流しています。

財閥の支配する欧米のメディアは、臨床データの隠蔽を「ゲーム」であると堂々と記事に書いており、まるでパソコンのマネーゲームのような感覚で物事を見ています。

そこには、人の命の尊厳も無ければ、人の命を救うという医療の本来の目的も存在せず、金のためには手段を問わない悪魔に魂を売ったファウスト博士たちの姿が見えています。

 

医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長は、『「薬のやめ方」事典』という本で「薬をやめて元気になろう」と書かれていますし、

近藤誠医師は「クスリに殺されない47の心得 体のチカラがよみがえる近藤流「断薬」のススメ」という本を書かれ、

長尾和宏医師は「薬のやめどき」という本を書かれ、

イギリス人の医師ヴァーノン・コールマン氏は「医者を見限る勇気」という本を書かれています。

現代医学のアロパシー対症療法は駄目であると、アメリカの医師ロバートSメンデルソン博士はアメリカでベストセラーになった著書「医者が患者をだますとき」に書かれています。

現代医療に対する厳しい警告は、世界的に広まっています。

このような時代に、我々はどのように医療や医薬品と関われば良いのか、これは非常に難しい問題です。

 

*このような現状であるため、アーシングに関連する各種の医学的評価・臨床試験にも、捏造が含まれているリスクがあります

 

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