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2019年10月1日改訂: 高血圧の狂気: 日本の高血圧研究JACC Studyの論文及びプレス発表の隠蔽と誤魔化しSPIN

2019年10月01日 22時09分08秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

2019年10月1日改訂

循環器疾患死亡リスクまとめ

追跡開始前血圧

降圧剤

投与/非投与

比率

収縮期, 拡張期

非投与

投与

<120, <80

0.48

3.0

6.3

120-129, 80-84

0.55

2.2

4.0

130-139, 85-89

0.62

1.3

2.1

140-149, 90-99

0.74

2.0

2.7

≧160, ≧100

1.00

2.1

2.1

降圧剤で血圧を下げると、循環器疾患死亡リスクは、2.1倍から6.3倍も高くなる。

最も良いのは、降圧剤を使用せずに血圧を下げること。

つまり、糖質制限、減量(低BMI)、運動(HIIT高強度インターバルトレーニング)、栄養素の摂取(タンパク質、ω3脂肪酸、カリウム、マグネシウム)による降圧である。

JACC研究は、40〜79歳という40歳もの幅広い年齢層の人、そして男女をまとめて1つの群として設定している。これでは、年齢層別、男女別のリスクが評価されていないため、詳細な判断ができないし、自分の属する年齢層のデータを入手できない。

 

高血圧の狂気: 日本の高血圧研究JACC Studyの論文及びプレス発表の隠蔽と誤魔化しSPIN

 

左図: 医薬ビジランスセンター

https://npojip.org/chk_tip/No85-f02.pdf

降圧剤使用群で最も危険度の低い群(130-139/80-85)の危険度が、降圧剤不使用者で最も高い血圧群(160/100以上)の危険度よりも30%高く(1.3倍)、降圧剤を使用して130/85未満だった人は2.2倍、120/80未満の人は3倍、危険である可能性がある。

降圧剤不使用群の循環器疾患死亡危険度は、130-139/85-89群を基準として、性・年齢など7項目の危険因子を調整したハザード比を、血圧が最高値群を1とした危険度に計算し直したもの。薬剤使用群の危険度は、不使用群と同様に計算した調整ハザード比に、基準血圧群の粗死亡率の比(降圧剤使用者群/不使用者群)を乗じたもの。

 

右図: 筑波大学発表のごまかし、論文と同じ著者

http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/201903250947.pdf

故意に分かりにくく書いて、ごまかして隠している、事実をゆがめるSPINまたは隠蔽である。

正常高値の服薬ありと服薬なしを両方とも1.00としているのは、事実をゆがめるSPINである。

服薬なしを1.00とした場合の、服薬ありの比率の数値を明記した図にしないと、服薬ありと服薬なしの正しい数値比較ができない。

特に正常高値(130-139)以上の領域では、降圧剤服用群の循環器疾患死亡リスクの増加の実態が隠されており、降圧剤の服用の有無が死亡リスクに影響しないかのように描かれている。

これは、故意に事実を隠蔽している詐欺である。正しく作図すると、医薬ビジランスセンターの図になる。

 

 

原論文要旨

非常に分かりにくい要旨、故意に分かりにくく書いて、ごまかして隠している、歪めて伝えるSPINまたは隠蔽

この要旨では、降圧剤の投与群と非投与群の比較ができない、降圧剤の投与による循環器疾患死亡リスクの増加が全く書かれていない

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30882600

J Hypertens. 2019 Jul;37(7):1366-1371. doi: 10.1097/HJH.0000000000002073.

Blood pressure levels and risk of cardiovascular disease mortality among Japanese men and women: the Japan Collaborative Cohort Study for Evaluation of Cancer Risk (JACC Study).

日本人の男女における血圧レベルと冠動脈疾患のリスク: 癌リスクの評価のための日本共同コホート研究(JACC研究)

Yamagishi K1, Sawachi S1, Tamakoshi A2, Iso H3; JACC Study Group.

 

Author information

1Department of Public Health Medicine, Faculty of Medicine, and Health Services Research and Development Center, University of Tsukuba, Tsukuba.

2Department of Public Health, Hokkaido University Graduate School of Medicine, Sapporo.

3Public Health, Department of Social and Environmental Medicine, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan.

 

Abstract要旨

OBJECTIVE:目的

To examine the association of blood pressure (BP) with cardiovascular mortality in real-world settings and investigate whether that association varied by use of antihypertensive medication at baseline.

血圧(BP)と実際の環境での心血管死亡率との関連性を調べ、その関連性がベースラインでの降圧薬の使用によって変化するかどうかを調査する。

 

METHODS:方法

Data from 27 728 Japanese men and women, aged 40-79 years, free of stroke, coronary heart disease, cancer, and kidney disease at entry (1988-1990) were used in this study.

この研究では、登録時(1988-1990)に、40〜79歳の脳卒中、冠状動脈性心臓病、がん、および腎疾患のない2万7728人の日本人男女のデータを使用した。

Mortality surveillance was completed through 2009, resulting in 449 800 person-years of follow-up.

死亡率サーベイランスは2009年までに完了し、449 800人年の追跡調査が行われた。

Hazard ratios for cardiovascular mortality were analysed by BP category (based on 2018 European guidelines) at admission.

心血管系死亡率のハザード比は、入院時にBPカテゴリー(2018欧州ガイドラインに基づく)によって分析された。

 

RESULTS:結果

There were 1477 deaths from cardiovascular diseases (CVDs).

心血管疾患(CVD)により1477人が死亡した。

Relative to high-normal BP at admission, the multivariable hazard ratios (95% confidence intervals) of CVD were 0.85 (0.69-1.04) for optimal BP; 0.96 (0.81-1.15) for normal BP; 1.26 (1.09-1.46) for Grade 1 hypertension; and 1.55 (1.31-1.84) for Grade 2-3 hypertension.

入院時の高正常BPと比較して、CVDの多変数ハザード比(95%信頼区間)は、最適BPで0.85(0.69-1.04)、通常BPで0.96(0.81-1.15)、 グレード1高血圧で1.26(1.09-1.46)、グレード2〜3高血圧で1.55(1.31〜1.84)。

 

(訳注:これは、降圧剤投与群と非投与群を一緒にまとめて解析した結果の数値であり、両群が分離されていないため両群の比較ができない。

こんなデータは使い物にならないガラクタのクズであり、普通は書かない。

普通は、降圧剤投与群と非投与群のデータを分離して2つの群を両方とも明記するのが当たり前である。)

 

A similar linear association was observed among persons not taking antihypertensive medication at admission.

入院時に降圧薬を服用していない人の間でも、同様の線形関連が観察された。

 

(訳注:降圧剤非投与群のハザード比の数値を書かずに隠している、あきらかな誤魔化しである。

これでは、降圧剤投与群と非投与群の比較ができない。

両群の比較が要旨だけではできなくするように歪めて書いているSPINと呼ばれる悪質な手口である。

ほとんどの人は、無料の要旨だけしか読まずに判断し、高額の金を払ってまで論文本文を読まない。

その点を狙って、要旨を歪めて多くの人を騙そうとしている悪質な手口である。

そして、たとえ金を払って本文を読んだとしても、データの表の中に埋もれている数値まで見て、要旨や論文本文の著者の主張とデータの食い違いまで細かく見る人は少ないのが実態である。

このようなSPIN論文を査読して学術雑誌J. Hypertensionへの掲載を許可しているのは、この学術雑誌とその査読を行った学者も、悪質な誤魔化しを行っている証拠である。

論文本文は有料であるため私は読んでいないが、恐らく論文本文の記載も、真実は書かず、歪んだ書き方になっているはずである。

医薬ビジランスセンターは、論文本文を読んで、さらにデータの表の中の数値を見て正しいリスクの図を書いているため、論文の結果の表にだけは、正しい数値が書かれていると思われる。)

 

Among patients treated for hypertension, a U-shaped association with CVD mortality was observed; hazard ratios = 2.31 (1.25-4.27), 1.68 (1.05-2.69), 1.56 (1.10-2.22), and 1.63 (1.13-2.36), respectively.

高血圧の治療を受けた患者の間では、CVD死亡率とU字型の関連が観察された。 ハザード比= 2.31(1.25-4.27)、1.68(1.05-2.69)、1.56(1.10-2.22)、1.63(1.13-2.36)。

 

Similar patterns were observed for stroke and coronary heart disease, although not always statistically significant.

脳卒中および冠状動脈心疾患についても同様のパターンが観察されましたが、必ずしも統計的に有意ではなかった。

 

CONCLUSION:結論

BP categories at baseline were linearly and positively associated with CVD mortality overall and also among participants not taking antihypertensive medication.

ベースライン時の血圧カテゴリーは、(投与群と非投与群をひとまとめにした)全体的なCVD死亡率と、降圧薬を服用していない参加者の間で直線的かつポジティブに関連した。

A higher risk of mortality from CVD was observed among patients already treated for hypertension with optimal and normal BPs than those with high-normal BP, suggesting the importance of careful monitoring of BP and comorbidities of such patients.

CVDによる死亡の高いリスクは、最適及び正常なBPで既に治療されている高血圧患者では、高正常BPを有する患者よりも高いことが観察され、そのような患者のBP併存と疾患を注意深く監視することの重要性が示唆された。

PMID: 30882600 DOI: 10.1097/HJH.0000000000002073

 

 

コメント

日本で行われたJACC Studyは、登録時に(1988-1990)、40〜79歳の脳卒中、冠状動脈性心臓病、がん、および腎疾患のない27728人の日本人男女のデータを使用し、死亡率サーベイランスを2009年までに完了し、約20年間に渡り449 800人年の追跡調査が行われました。

開始時の血圧により5群に分類し、降圧剤の投与群と非投与群の循環器疾患死亡リスクが評価されています。

 

論文は、世界の一流雑誌のJ. Hypertensionに掲載され、筑波大学もプレス発表しています。

しかし、論文もプレス発表も、事実を歪めて伝えるSPINという手口がふんだんに使用されており、非常に悪質な論文とプレス発表になっています。

手口の詳細は、図の解説と要旨の翻訳の訳注をご覧ください。

 

JACC Studyグループや筑波大学の方針は、降圧剤を使用すると循環器疾患死亡リスクが大きく増加すること、つまり血圧降下剤を飲むと死亡率が増大し早死にする事実を隠すことです。 

 

日本の医療を支配しているのは、巨大製薬会社、学会、厚生労働省の官僚により構成される産学官複合体です。

製薬会社は、学者たちに個人的に数百万円から数千万円の金を渡し、大学の研究室には数億円から数十億円の研究費などを渡します。

そして、厚労省の官僚には、在任中に渡すと汚職になるので、退官後に天下りをした後に数億円の金が渡されることが知られています。

無論、政治家にも金が渡されていますし、マスコミには年間数千億円の金が広告費などの名目で渡っています。

このため、マスコミも真実を報道していません。

これが日本の医療のからくりであることは、様々な出版物、雑誌記事、学術論文、ネット記事、マスコミ報道などにより広く知られています。

このような体制の中で起きたのが、血圧降下剤に関連して約11億円が渡されて捏造が行われたノバルティスのバルサルタン事件、約39億円が渡された武田のCASE-J事件であることは非常に有名で、国会でも問題とされました。

 

今回のJACC Studyの発表も類似した構図の中で起きており、恐らくデータの捏造はないのでしょうが、論文やプレス発表が非常に歪んだ内容に加工されています。

そして、このような発表を根拠として、高血圧の治療が決定されているのは、非常に恐ろしいことです。

血圧降下剤による死亡リスクの増加、つまり早死にの増加が隠されているのですから、これでは医学を信頼することはできません。

降圧剤は飲まない方が健康で長生きできるのですから、こんなものは飲まない方がいいに決まっています。

 

補足

高血圧ガイドラインの問題は、次のブログ記事を参照:

 

『高血圧: 日本高血圧学会の新ガイドライン 2019 には信頼性はない』

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/c88504a91b6f0ba769c5d7f9db4fb9f4

 

Web資料2:降圧剤使用の有無と予後への影響

降圧剤による総死亡の増加、悪性新生物の増加、自立度の低下、循環器疾患死亡危険度の増加、癌の増加、敗血症感染・死亡リスクの増加、これら降圧剤が不要で害を示すデータが、すべてガイドラインでは考慮されていない。

https://npojip.org/chk_tip/No85-f02.pdf

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