仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

大橋眞 徳島大学名誉教授(免疫生物学) 遺伝子組み換えウイルスワクチンの危険性

2020年09月26日 09時16分26秒 | ビル・ゲイツ/コロナ/WHO

https://www.youtube.com/watch?v=8DvCStZ141c&feature=youtu.be

大橋眞 徳島大学 名誉教授 (免疫生物学)

遺伝子組み換えウイルスワクチンを理解する

 

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新型コロナの記事は、新型コロナのブログ記事のリスト を参照

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大橋眞 徳島大学名誉教授(免疫生物学) 遺伝子組み換えウイルスワクチンの危険性

 

大橋眞 徳島大学 名誉教授 (免疫生物学)が、新型コロナの遺伝子をアデノウイルスに組み込んで体内に注入するタイプのワクチンの問題点をYoutubeで述べられています。

DNAやmRNAを注入するものとは異なるタイプのワクチンであり、人類が経験したことのない新タイプで、ワクチンと言うよりも遺伝子治療と呼ぶべきものです。

このようなものを安全性評価も行わずに人に投与することは、医療倫理の最も基本的な「人の命と健康に関する倫理」を規定した、ナチスドイツの人体実験を裁いたニュルンベルク綱領とヘルシンキ宣言を無視し、完全に気の狂ったナチス的な開発をすることです。

今世界は、新型コロナの嘘とプロパガンダで正気を失い、狂うようにマインドコントロールされています。

これが21世紀の超限戦、映画「マトリックス」の描く世界であり、全世界のあらゆる場所が戦場で、あらゆる人がターゲットです(超限戦を指揮するごく少数の金融権力の支配者たちは例外です。)。

 

ニュルンベルク綱領 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E7%B6%B1%E9%A0%98

ヘルシンキ宣言 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E5%AE%A3%E8%A8%80#:~:text=%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E5%AE%A3%E8%A8%80%20%EF%BC%88%E8%8B%B1%3A%20Declaration%20of,%E5%80%AB%E7%90%86%E7%9A%84%E5%8E%9F%E5%89%87%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

 

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https://www.youtube.com/watch?v=8DvCStZ141c&feature=youtu.be

大橋眞 徳島大学 名誉教授 (免疫生物学)

遺伝子組み換えウイルスワクチンを理解する

9,790 回視聴•2020/08/31

学びラウンジ

チャンネル登録者数 1.92万人

以下は大橋名誉教授の見解

今回の騒動は、ワクチンを前提としたグローバルな問題と考えられます。日本においては、これまでと違った遺伝子組み換えワクチンを接種する計画が進められています。この遺伝子組み換えワクチンにどのような問題があるのかについては、マスコミ等で取り上げられることはほとんどありません。遺伝子組み換え食品に対しては、多くの国民が警戒心を持っています。しかし、今回計画されている遺伝子組み換えワクチンに対して警戒心を持っている人は少ないようです。

 ウイルスワクチンは、DNAワクチン、mRNAワクチンと比べると、より大きな問題を抱えています。遺伝子を組み換えて改変したウイルスですから、ワクチンとして体内に導入された後に細胞内で増殖します。DNA[ワクチンやmRNAワクチンは、体内に導入された後に増えることがありません。

 ウイルスワクチンは、筋肉細胞内に侵入して増殖したウイルスが、他の細胞に感染して広がります。このようにして、遺伝子組み換えウイルスが、体の中で増殖し、感染した細胞が増えていきます。結果として、遺伝子導入された新コロウイルスのたんぱく質が、細胞の中でつくられて、これがマクロファージなどに貪食されます。マクロファージが新コロタンパク質の情報をリンパ球に伝えて、リンパ球の一部が抗体産生細胞になり、抗体を産生すると考えられます。このウイルスの増殖は、宿主の免疫機構によって抑えられるはずですが、どの程度ウイルスの増殖が続くのかは不明です。また、炎症による副反応も、ある一定レベルまで避けようがないのです。個人の免疫能の違いが、副反応の出方に影響する可能性があります。

 このように、体内で増殖する遺伝子組み換えウイルスが、どのような影響を与えるのかについて未知数の部分が多いのが、遺伝子組み換えウイルスワクチンの特徴です。ワクチンの効果についても、検証できるほどに症例が少ないというのが現実です。そのような感染症に対して本当にワクチンが必要なのでしょうか。一気に大規模に導入すれば、不測の事態も起こり得ます。そもそも、このような危険性のあるワクチンを大規模に導入する必要があるのかについての、国民的議論が必要だと思われます。

 

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資料

(1)招待客限定のTED2010会議  ビル・ゲイツの講演 PEOPLE: 人を減らしCO2を減らす

「何よりも人口が先だ。現在、世界の人口は68億人である。これから90億まで増えようとしている。そんな今、我々が新しいワクチン、医療、生殖に関する衛生サービスに真剣に取り組めば、およそ10~15%は減らすことができるだろう。」

TED2010, 動画4分30秒から http://www.ted.com/talks/bill_gates

ブログ記事

改訂最新: ビル・ゲイツ「ワクチンは人口削減が目的」と語る: 新型コロナ, ワクチンなどに関する基礎知識」を参照。

 

(2)ビル・ゲイツ TED 2015

「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」

1000万人以上の人が亡くなるような災害があるとすれば、核戦争ではなくウイルス

https://www.ted.com/talks/bill_gates_the_next_outbreak_we_re_not_ready?language=ja

 

(3)Event 201 Pandemic Exercise: Highlights Reel

https://www.youtube.com/watch?v=AoLw-Q8X174

2019年10月18日イベント201:コロナの大流行のシミュレーション

 

The Johns Hopkins Center for Health Security in partnership with the World Economic Forum and the Bill and Melinda Gates Foundation hosted Event 201, a high-level pandemic exercise on October 18, 2019, in New York, NY.

https://www.centerforhealthsecurity.org/event201/

 

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターは、世界経済フォーラムおよびビル&メリンダ・ゲイツ財団と共に、2019年10月18日(金曜)にニューヨーク市で開催される世界的広域流行病マルチメディアシミュレーションの「イベント201」を主催します。

https://www.businesswire.com/news/home/20191019005036/ja/

 

ブログ記事

改訂最新: ビル・ゲイツ「ワクチンは人口削減が目的」と語る: 新型コロナ, ワクチンなどに関する基礎知識

Global Researchコロナウイルス、ワクチンおよびゲイツ財団

我々はWHOを信頼できるか? (WHOはビル・ゲイツとその手下が支配し腐敗している)

ゲイツとWHOはワクチン殺人マニア: ロバート・F. ケネディー・ジュニア氏の記事

を参照。

 

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ブログ記事の再録

 

ビル・ゲイツが支配するWHOのコロナワクチン配分計画「COVAX」

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/6b494930e83ef1084fbe637a5e8400ca

 

新型コロナの記事は、新型コロナのブログ記事のリスト を参照

 

WHOのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチン配分計画「COVAX」を動かす国際機関WHO, GAVI, CEPIは、いずれもビル・ゲイツが巨額の金で支配している国際機関です。

つまり、コロナワクチン配分計画COVAXは、医療・ワクチン・生殖サービスによる人口10億人削減を全世界に明言しているビル・ゲイツが支配するものです。

その本当の目的は、ビル・ゲイツがTEDなどで明言しているように、人口10億人削減(ジェノサイド)です。

羊の皮をかぶった人面獣心の狼であるビル・ゲイツの羊頭狗肉にだまされてはいけません。

コロナワクチンは、抗体依存性感染増強ADEによる症状の増悪と死亡率の上昇の恐れがあります。

 

例えば、アメリカ政府、ビル・ゲイツが進めているモデルナ社のmRNAワクチンは、ADEを起こす結合抗体が生成していることが論文で報告されています。

NEJM モデルナmRNA-1273ワクチン臨床試験: 抗体依存性感染増強ADEを起こす結合抗体の誘導

中国で開発されている新型コロナワクチンも抗体依存性感染増強ADEを起こす結合抗体ができることが確認された

 

こんな恐ろしいワクチンを全世界にばら撒くCOVAX計画は、悪魔の計画です。

皆さん、決してコロナワクチンを打ってはいけません。

ビル・ゲイツとその背後にいる金融権力の餌食になってはいけません。

自分の命は、自分で守りましょう。

2020/08/31修正 ワクチン拒否の法的正当性の根拠とワクチン薬害

 

 

NHKニュース 2020年9月9日によれば、

『新型コロナウイルスのワクチンを開発している製薬会社など9社は8日、共同で宣言を発表し、安全を最優先に開発を進めると強調しました。

宣言を発表したのは、新型コロナウイルスのワクチンを開発しているイギリスの製薬大手アストラゼネカやアメリカのファイザーなど9社です。』

と報道されました。

 

しかし、これを絶対に信用してはいけません。

今は、国際的な合意の下、コロナワクチンの動物実験による抗体依存性感染増強ADE発生の確認をやらないことが決められています。

つまり、コロナワクチンの安全性試験は行なわれないのです。安全性を無視することが国際的な合意なのです。

9社の共同宣言は、世界の市民を騙すための嘘です。

 

NHKニュース 2020年6月30日「国内初 ワクチンの臨床試験開始 大阪のベンチャー 新型コロナ」によれば、

東京大学医科学研究所の石井健教授によれば、新型コロナウイルスのワクチン開発は、異例のスピードで進んでおり、石井教授は

「通常、感染症のワクチンを開発する場合、感染症を防御できることを動物を使った実験で確認しなければいけないが、各国が同意して、動物の実験なしで人での臨床試験が始まっている。3つの段階の臨床試験も、1つが終わってから次に取りかかるのではなく、同時に進めることで早く開発しようと世界中が努力している」

と話しています。

 

ワクチンの専門家は重篤な副作用「ADE抗体依存性感染増強」に関する懸念を表明しています。

NHKニュース2020年6月30日「新型コロナウイルスの遺伝情報でワクチンの開発 長崎大学」によれば、

『ADEとは

新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が高まるなか、安全性の観点から懸念されているのが、ADE=抗体依存性感染増強という現象です。

ADEは、ワクチンによって作られた抗体がウイルスと結び付いたときに無害化できず、かえって感染や増殖を促すなどして、症状を悪化させてしまう現象で、新型コロナウイルスのワクチンでも同様の現象が起きるおそれがあるのではないかと懸念されています。

ワクチンを接種することで不十分な抗体ができ、本来はウイルスなどを攻撃して分解する免疫細胞の一種、「マクロファージ」にウイルスが感染してしまうことで増殖につながると考えられています。

実際に、SARSやMERSといった過去のコロナウイルスのワクチン開発の過程では、動物実験でワクチンを接種すると、症状が悪化したケースがあったということです。

また、1960年代に行われた乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルスのワクチンの臨床試験では、有効な抗体が作られなかっただけでなく、ワクチンを接種した後にRSウイルスに感染した際にかえって悪化し、死に至るケースもあったということです。

さらに、フランスの製薬企業が開発したデング熱のワクチンは、フィリピンで接種後にウイルスに感染した子どもが死亡したケースが報告されて接種が中止され、ADEが起きた可能性が指摘されています。

このため、新型コロナウイルスのワクチンでも、ADEが起きないか、慎重に確かめることが求められています。』

(NHKニュース終わり)

 

コロナワクチンは、医療倫理の最も基本的な「人の命と健康に関する倫理」を規定した、ナチスドイツの人体実験を裁いたニュルンベルク綱領とヘルシンキ宣言を無視し、完全に気の狂ったナチス的な開発をしています。

 

ニュルンベルク綱領 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E7%B6%B1%E9%A0%98

ヘルシンキ宣言 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E5%AE%A3%E8%A8%80#:~:text=%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E5%AE%A3%E8%A8%80%20%EF%BC%88%E8%8B%B1%3A%20Declaration%20of,%E5%80%AB%E7%90%86%E7%9A%84%E5%8E%9F%E5%89%87%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

 

新型コロナワクチン開発は、動物実験を無視しスピード重視で推進し、いきなり人で臨床試験を行い、数十億人の人にワクチンを打つ計画で進んでいます。

この方法は、死をも含む重篤な副作用であるADE抗体依存性感染増強の発生の評価を行なわないものであり、非常に危険を伴う方法です。

日本では、新型コロナによる死者は1300人余りと少なく、これは季節性のインフルエンザによる近年の年間死者3000人程度よりも少ない死者数ですから、日本人の場合は、死亡リスクを上げるADEの懸念のある新型コロナワクチンは打たない方が賢明です。

 

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WHOのコロナワクチン配分計画「COVAX」 日本含む富裕76カ国が参加確約

News Week 2020年9月3日

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/whocovax76.php

世界保健機関(WHO)が共同代表を務める世界的なCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチン配分計画「COVAXに対し、今のところ日本を含む富裕国76カ国が参加を確約していることが分かった。別の共同代表であるGAVIワクチンアライアンスのチーフエグゼクティブ、セス・バークレー氏が2日、ロイターに明らかにした。

COVAXでは新型コロナワクチンの購入支援と公平な配分を目指しており、日本、ドイツ、ノルウェーとその他70カ国以上が既に署名し、このファシリティーを通じて自国の人口に応じワクチンを調達することに原則合意しているという。

バークレー氏は「現時点で76の高中所得・高所得国が参加意思確認書を提出しており、参加国数は増えると考えている」と説明。中国については「まだ署名には至っていない」としつつ、中国政府からは「前向きなシグナル」を得ているという。

COVAXにはGAVI、WHOのほか、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)が共同代表となっている。

COVAXは国家によるワクチン買い占めを防ぎ、各国で最もリスクの高い人々にまずワクチン接種することに重点を置いている。これにより、ワクチンコストの低下や新型コロナ流行の早期終息につながるとみられている。

バークレー氏によると、COVAXに参加する富裕国は国家予算からワクチン購入費用を手当てし、ワクチンの公平な供給を確保するため、同計画への自発的な寄付を通じて支援された貧困国92カ国とパートナーを組むという。

参加する富裕国はまた、2国間合意などを通じてワクチンを自由に調達できる。

米国は1日、COVAXに参加しないと表明。WHOの関与にトランプ政権が反対していることを受けたかたちだ。

バークレー氏はこれについて、驚きではないとしつつ、引き続き米政府と協議する方針を示した。

欧州連合(EU)は2日、加盟各国はCOVAXを通じてワクチンを購入する可能性があると表明した。

COVAXの目標は、2021年末までに承認済ワクチン20億回分を調達・供給することだ。今のところ9件のワクチン候補をポートフォリオに抱えている。その中の限られた一部は既に最終段階の治験に入っており、年末までにデータが得られる可能性がある。

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新型コロナワクチン開発 製薬会社など9社“安全最優先”宣言

NHKニュース 2020年9月9日

新型コロナウイルスのワクチンを開発している製薬会社など9社は8日、共同で宣言を発表し、安全を最優先に開発を進めると強調しました。

宣言を発表したのは、新型コロナウイルスのワクチンを開発しているイギリスの製薬大手アストラゼネカやアメリカのファイザーなど9社です。

宣言では、ワクチンの安全性と、接種する人たちの健康を常に最優先させることや、3段階の臨床試験を経て安全性と効果が確認されたうえでワクチンの許可や承認に向けた申請を行うことなどを強調しています。

新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、ロシアが臨床試験の最終段階を待たず正式に使用を承認したり、中国が例外的に接種を始めたりしているほか、アメリカの規制当局の責任者も緊急で使用を許可する可能性を明らかにしています。

また、各国政府が国際社会への影響力を強めるために開発を急がせたり、アメリカでは11月の大統領選挙を前に許可や承認の申請を急ぐよう製薬会社に政治的な圧力がかかったりしているのではないかとも指摘されていて、今回の宣言はこうした動きに影響されず、安全を最優先させる姿勢を打ち出した形です。

ワクチンについて、世界経済フォーラムなどが日本を含む27か国のおよそ2万人を対象に、ことし7月から8月にかけて行った意識調査では、全体の26%が健康への影響に懸念があるなどとして接種に消極的な回答をしていて、安全の確保が大きな課題となっています

 

 

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https://news.yahoo.co.jp/articles/e1595f092b0ba6d8626265c31d5f9699189199cf

“コロナへのワクチン”は何が違うのか、人体への影響も懸念

9/3(木) 6:32配信

女性自身

“ゼロ”と言い切れないかぎり、そこにリスクはつきものだーー。

 

まだまだ日本全国で感染者が増え続けている新型コロナウイルス。各地で重症者も増加するなか、待望されているのがワクチンだ。WHOによると、新型コロナウイルスに対するワクチンの候補は170品目以上あり、うち30以上が臨床試験に入っている。

 

日本では、厚生労働省が8月7日に「英国のアストラゼネカ社が開発中のワクチンについて、1億2000万回ぶん供給を受けることに基本合意した」と発表。早ければ、来年’21年初頭から、日本でも接種が開始されるというが……。

 

「日本国内での治験を十分に行わず承認に踏み切った場合、重篤な副反応が問題になるケースも考えられます。アストラゼネカ社が開発中の『アデノウイルスベクターワクチン』は、“多少副反応が強くても、効果を重視する”というコンセプトワクチン。実際、公開されている治験結果を見ると、高い割合で副反応が出ているのです」

 

そう警鐘を鳴らすのは、ナビタスクリニック川崎の医師で、『ワクチン診療入門』(金芳堂)の著書もある谷本哲也さん。拙速なワクチンの承認には、つねに安全性の問題がつきまとう。

 

ロシアでは、国立研究所が「スプートニクV」という新型コロナへのワクチンを開発した。しかし、最終段階の臨床試験が終了して効果が証明されるのを待たず、接種を開始すると政府が発表。世界の専門家はワクチンの接種が、ウイルスの有害な変異を促す恐れがあると警告している。

 

日本国内で採用される予定の「アデノウイルスベクターワクチン」についても、西村経済再生担当相が8月22日、《ワクチンの安全性、有効性は不明ですが、国民に必要なワクチン確保に全力を挙げる》とツイッターに投稿。これに対し、《国民相手に実験するつもり?》《“不明”ってどういうこと?》という声が寄せられているのだ。

 

従来に比べ開発が早く、現在主流となっている“遺伝子組み換えワクチン”について、国立遺伝子学研究所の教授・川上浩一さんはこう解説する。

 

「遺伝子組み換え技術というのは従来のワクチンでも使われていました。従来のワクチンはウイルスの一部であるタンパク質を所定の製造工場で生み出し、それを人間に接種することで免疫を獲得するという仕組みです。しかし、アデノウイルスベクターワクチンは、人間の体自身をウイルスが持つタンパク質の製造工場に変えてしまうのです」

 

同ワクチンが働く仕組みを、もう少しかみくだいて説明してもらおう。

 

■アストラゼネカ社が開発「アデノウイルスベクターワクチン」の仕組み

 

【1】新型コロナウイルスの表面にある「突起」(スパイク)のタンパク質から遺伝子を採取する。

 

【2】チンパンジーから一般的な風邪のウイルス(アデノウイルス)の遺伝子を採取し、ヒトの体内で増殖しないように無害化する。

 

【3】1で採取した遺伝子を再配列し、2のアデノウイルスに組み込むことでワクチンが完成する。

 

このワクチンがヒトの細胞に入り込むと、抗体やT細胞などの免疫抗体が生成される。新型コロナウイルスに遭遇すると、抗体やキラーT細胞が召集されウイルスに取り付いて撃退する。

 

「新型コロナウイルスが持つタンパク質の遺伝子を、『アデノウイルス』というチンパンジーの風邪のウイルスに組み込みます。それを人間に接種することで細胞内に取り込まれ、そこで新型コロナウイルスのタンパク質が作られるようになります。それによって、免疫を獲得しようという狙いがあるのです」(川上さん)

 

大阪府の吉村洋文知事が治験に積極的になっているバイオベンチャー企業・アンジェス社と大阪大学が共同で開発中の「DNAワクチン」のほか、すでに日本が6000万人分の供給を受けることで基本合意した米ファイザー社の「mRNAワクチン」なども、同じ遺伝子組み換えワクチンにあたる。

 

川上さんは「短期間の治験で、億を超える数の人間に打つことは“壮大な遺伝子組み換え実験”に相当する」と警鐘を鳴らす。川上さんがとくに危惧するのは、一度人体に入ったウイルスやDNAが“どんな挙動を示すかわからない”という点だ。

 

「アデノウイルスベクターワクチンとDNAワクチンは、遺伝物質であるDNAが私たちの細胞に取り込まれます。以前、難病患者に対して行われていた『レトロウイルスベクター』を用いた遺伝子治療では、白血病を高頻度で引き起こし、レトロウイルスベクターは使用されなくなったという事例がありました」

 

川上さんは「可能性は低い」としながらも、アデノウイルスベクターの挙動によっては、がんやその他疾患のリスクもぬぐいきれないと話す。

 

「今回のワクチンのように億単位の人が接種した場合、何が起こるかわかりません。人間の生殖細胞に入り込む可能性もまったくゼロとは言い切れない。そうなれば、次世代に引き継がれて生物の歴史に影響を与えてしまいます。ワクチンの安全性が高まるまで、まずは検査を拡大し、感染者を隔離することで感染拡大を止めるべきではないでしょうか」

 

アストラゼネカ日本本社(大阪府)は本誌に対して「生殖細胞にウイルスベクターが侵入したりする懸念はないと考えている」と答えたが、“ゼロ”と言い切れないかぎり、そこにリスクはつきものだーー。

 

「女性自身」2020年9月15日 掲載

 

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