アビはレバー(肝系が大好き)
理屈じゃなく危険を感じるとしてしまうらしい
身じろぎもせず硬直してるように見えますがまばたきがww
革のグローブ着用。クチバシや爪のちからはかなり強いです。
10月16日路上で負傷したアビを発見。3日病院でお世話になり
自宅に連れ帰りケージでえさやりなどをしながら
10月22日に釧路にある猛禽類医学研究所に運び
10月23日に左の翼の断翼手術を受け、11月19日に再び
釧路から自宅に戻ってきました。
10月に発生した鳥インフルエンザの影響で野鳥の受け入れが
今の状態でしてもらえず鳥インフルエンザ収束の『清浄化宣言』が発表されるまで
我が家にて“一時保護”という形で面倒を見ることとなりました。
なにせこの大きさのしかも野生の鳥類と接する機会などなく
食事や世話など(飼育するケージやパーチ(止まり木)、寄生虫などなど)わからないことだらけ。
アドバイスをいただいたりネットで調べたり。食事もどのくらいの量をとか
何を与えたら良いのかとか。食べさせる大きさとか。
片羽がなくてもやはりパーチが必要だけどどんな太さでどんな形で
高さは段差あったほうが良いのかとか。
今は幅107cm奥行70cm高さ87cmのケージに台座やパーチを設置しています。
クチバシや爪の徒長を防ぐのに材木が良いので知り合いの方にお願いして
これから届く予定になっています。
野鳥の終生飼育は法律で禁止されていますし、アビは推定2歳くらいの若い成鳥で
この先20年は生きることを考えると安全な動物園で飼育していただくのが
この先アビが安心して暮らしていける場所と思いますので
今は鳥インフルエンザが収束するのを待ちながらお世話をしているところです。
上空をピーヒョロロ・・・と飛んでいる姿は何度も見かけてはいますが
間近でまじまじとトビの顔を拝む日が来るとは夢にも思わず。
キレイな羽の色にクリクリの鳶色の目。尾羽の縞模様もキレイ。
なんといっても顔がとてもかわいらしいこと(´∀`)
生き物がいなくなってしまった我が家に自分達以外の存在がいる。
守るべきモノがいる。
ふくが逢わせてくれたのかもしれない。
ふくがいなくなったどうしようもない悲しみの中このコの為に奔走し
命を救いたいと思った時間はとても長く感じられました。
手術に耐え、こわい人間に囲まれながらもアビは今日もいっぱいごはんを食べています。
生きたいと思う気持ちがたくさんの人の気持ちを動かして
次の場所へとバトンが繋がれていきます。
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