The Golden-toks

鉄道(主に東急&国鉄型車両)と旅客機に興味がある高校生の気ままなブログ

赤き老兵~京急旧1000形~

2008-09-28 21:22:38 | 鉄道関連
最近の鉄道各社は新車の導入が著しいですがここ京浜急行の旧1000形も引退がそう遠くないので何日かに分けていろいろ撮影してきました(ほとんど学校帰りですがね)。まずは1枚目~今では限られてしまった都営地下鉄浅草線 押上行きの運用に就く12両編成の快特です。

↑京急旧1000形1382F他
この旧1000形は都営地下鉄浅草線への乗り入れ用として計画され、乗り入れ開始に先立つ1959年に製造が開始された形式。製造期間と使用期間が長期にわたるため非常に多くのバリエーションが存在します。また現在運用に就いている車両は冷房化改造された後期車で、初期車は全て廃車されました。写真の快特 押上行きは近いうちに運用撤退、つまり乗り入れ運用には一切就かなくなるらしいので撮影しといて良かったかな~【写真は平和島にて撮影】
若干標識が写りこんでいますがまぁ許容範囲でしょう。この時期は太陽が落ちるのが早くなりシャッタースピードが稼げないので困ります。お次は(と言っても最後)特別塗装の普通車。

↑京急旧1000形1309F
京急では創立110周年の記念として旧1000形のうち2編成に対して往年の塗装を模したラッピングを施し、リバイバルトレインとして運転を開始しました。1309Fは昭和20年代から30年代に営業運転した車両をイメージした「ありがとうギャラリー号」として運用に就いています。

正直このラッピングは似合わないと思ってしまったのですが…。まぁ廃車も近いしやるだけやっとけみたいな感じだったのでしょうね。もう1枚写真を貼ろうと思ったのですが面倒なのと何の変哲も無い普通車運用だったのでここではパスします。今後導入される接近音早く聞いてみたいですな~(今のはちょっと不親切ですから)

千代田線暫定運用中の07系トップナンバー

2008-09-18 21:47:10 | 鉄道関連
今日は学校が普通にあるのですが東西線色で暫定運用中の東京メトロ07系101Fを撮影するため、朝5時30起きで千代田支線北綾瀬駅まで行ってきました~。私の最寄り駅は小田急線沿線(一部特急は停車するけど快速急行は止まらない駅)なので代々木上原乗換えでささっと行くことが出来るのですがこんな時間にもかかわらず小田急の急行は激混みでしたな。
千代田線が空いていたのは幸いで綾瀬到着。乗換時間が3分ほどしかなく少々焦りましたが無事に0番線ホーム停車中の5000系に乗り込み北綾瀬へ。5000系は2007年の東西線引退以来の乗車でしたが正直特に思い入れなど無いので何食わぬ顔で座っていました(笑)
北綾瀬到着後、雨がしとしと降る中何本かテスト撮影をしてから本番の07系を撮影

↑東京メトロ千代田線07系101F
1993年に有楽町線用として製造され「Gentle & Mild」をコンセプトとした、千代田線用の06系と同じくアルミニウム合金を用いた車両です。川崎重工と日本車輛で製造され2006年まで有楽町新線を含む全区間で7000系と共通で運用されていましたが、東西線5000系の置き換え及び副都心線開通に伴うホームドア設置(07系は未対応)などが起因し現在では103F~106Fが東西線に転属、102Fが休車扱いとなっています。【写真は北綾瀬にて撮影】

101Fは東西線色で運用に入っているので将来的には完全な転属と思われますが、運用数も足りている千代田線でなぜ暫定運用しているのかは謎ですな…。故障が相次いでいる半蔵門線へ転属でも良かった気がするのですがきっと大人の都合があるのでしょうね。
この後学校へ行こうとしたのですが予想もしていなかった「常磐快速線我孫子駅で架線トラブル」。まぁ千代田線は動いていたのでさほど影響も受けず問題無く向かうことが出来ました。

空の日イベントin羽田(整備場地区)

2008-09-07 21:21:27 | 航空関連
今日は空の日イベントの一環として羽田空港でイベントが開催されたので行ってきました。最初はあの有名な国産旅客機YS-11などが展示されていると言う整備場地区へ行くことに。浜松町からモノレールに乗り、初下車する整備場駅から同業者の方たちについていきながら会場内へ。記帳をしたりパンフレットを貰ったりしながら進むと目の前に目的のYS-11が。

↑元国土交通省YS-11-100(JA8720)
国土交通省航空局で飛行検査を担っていた機体ですが、老朽化により2005年に引退しました。このJA8720は1968年に初飛行し退役するまでの稼動年数は飛行検査のYS-11のうち最も長く約40年に及びました。現在は引退時の塗装のまま整備場内に保存されています。
残念ながら旅客型のYS-11は撮影したことが無いのですが、この様な形で撮影できたのでとても良かったです。これだけで満足~と思ったのですが後ろに現役稼動している海上保安庁のYS-11(ブルーイレブン)が止まっているではありませんか♪こちらもすかさず撮影です。

↑海上保安庁YS-11A-200(JA8701)
1965年に発生したマリアナ沖の漁船遭難事故の教訓により長距離捜索救難機としてこのYS-11が導入されました。このJA8701は尾部に磁気観測ヘッドを納めた強化プラスチック製の磁気探査装置ブームが装備されています。後に「ブルーイレブン」と言う愛称も付けられましたが老朽化などを理由にDHC-8 Q300に置き換えられ来年度に引退予定です。
この他にも展示されている機体たちを撮影。印象に残ったのはピンク一色のセスナ501。

↑産経新聞社セスナ501(JA8493)
日本ではあまり馴染みが無いセスナ501の「オーロラ号」。産経新聞社の報道取材用・人員輸送用として活躍しています。このセスナ501はサイテーションと呼ばれるセスナ社のビジネスジェットブランド機の一つとなっており、小型ながらジェットエンジンを搭載しています。

セスナ172などはよく見かけるのですがジェットタイプのセスナ機は初めて見ましたな。この空の日イベントは他にも海上保安庁のヘリコプターやガルフストリーム機など普段見ることが出来ないたくさんの機体を見ることが出来てとても楽しめました。
そして天空橋で途中下車し売却整備中のJAL/B767-300(JA8236)を撮影後帰宅しました。

Excellent cars of Tokyu(Series 1)

2008-09-05 23:14:26 | 鉄道関連
さてさて先日暇つぶしにPCをいじっていたら色々と懐かしい写真が見つかったので一部をアップする事に。今回は管理人が好きだった(過去形ですよ)東急のステンレスカーたちです。いつも同じパターンだったので今回はちょっとカッコつけて英字題名にしてみました~。

↑東急8500系8610F
1975年に登場した東急の高性能車両。日本初のワンハンドルマスコンを用いた8000系のマイナーチェンジ車と言う位置づけであり、また優れた技術の集大成として1976年にローレル賞を受賞しました。現在でも田園都市線・大井町線で活躍していますが、田園都市線用車両は新5000系投入によって順次置き換え・廃車の予定です。【写真は溝の口にて撮影】

8610Fは東急から引退しており、後にインドネシア国鉄に譲渡されました。この他にも東葉高速1000系や東京メトロ5000系、JR103系などが活躍しています。この写真を撮影した溝の口駅は大井町線延伸に備えた工事が行われており、配線やホーム配置などが変更されました。

↑東急8090系8093Fと8500系8607F
1980年より東横線車両として登場した日本初の量産軽量ステンレス車両。この車両はコンピュータ解析による車体設計がなされ、必要な強度と剛性を保ったまま従来のステンレス車より1車両あたり約2tの重量を軽減することに成功しました。現在では帯変更・LED化改造の上大井町線各停の主力として活躍中です。【写真は二子玉川にて撮影】

現在では8090系・8590系の赤帯&字幕式行先表示機は大井町線急行運転開始に伴う改造で見られなくなってしまいました。ちなみに右隣の8500系8607Fも東急から引退し上述のようにインドネシア国鉄へ譲渡され、このA42Kも準急運用となり全てが過去のものとなっています。

↑東急8000系8039F “ラストラン装飾”
1969年に登場した日本初の実用的なワンハンドルマスコンや世界初の回生制動が可能な界磁チョッパ制御を用いた先進的な通勤車。1962年登場の7000系電車以来の流れを汲むバッド社ライセンスによるオールステンレス車で、東急では初の20m級・両開き4ドア車体となり、在来型の18m3扉車に代わり以降の同社の標準となりました。【写真は白楽にて撮影】

現在では全廃してしまった8000系です。写真の8039Fは東急に最後まで残った未更新車であり2005年からは登場時の姿に近づけた赤帯無し・急行灯に復活・行先表示器のLED式から幕式の変更なども行われました。また2007年7月のラストラン時には急行サボ・方向幕の白地化・運行番号表示器のシール化なども行われました。
東急は以前まで好きだったのでほぼ毎週撮影に行ってましたな。今では8000系も引退しあんまり撮影に行っていませんけどね…。Series2では東横線最後の8000系8017Fや大井町線暫定運用なども経験した9000系9001Fなどの写真を貼っていきたいと思います。題名のわりにあまりすっきりしない文章でしたね(笑)