酒離れ その２

酒を飲まないのは、きっとこう言う事かもしれない。

ボクらの頃は、女の子に飲まして酔わして、その後の為に酒を使った。
相手だけ飲ましたら怪しいので自分も飲む。
強い女の子だと、こっちもヤバくなるので、
過去にはそう言った子もいたが、おしぼりで口を拭くふりして
そこに口の中の酒を吸わせた。

そこまでして、飲んで、飲ませた。

でも今あれなんでしょ、「草食男子」とか言ってシナイんでしょ。
それじゃ酒は必要ない。
ボクら肉食も肉食、ティラノザウルスの様に
犬歯から唾液が糸引いていたからね。

また、女の子も、それに対し軽いから
飲まないで行けちゃうんだよね。

このままじゃ酒離れは止まらないね。

そう言えば、路上でゲロ見なくなったし、
酔いつぶれている人も見なくなった。

学生の頃、渋谷のスペイン坂下で、
大酔っぱして寝ちゃって、
始発の東横線のって桜木町に向かうんだけど
ほぼ、全駅で降りてプチゲロ吐きながら、横浜に帰った事もあった。

見ないね。そんな若者。