G-HORIKAWAの想い

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「厚生年金基金」の未払いは「20人に1人」の割合で

2007年12月28日 | 社会派
「厚生年金基金」の未払いが明らかになった。

13.7万人。受給者260万人の「5%」に相当する人たちが未払いのままになっていた。『申請主義』で請求がない限り支払われない仕組みになっているためです。

「厚生年金基金」の連合会である『企業年金連合会』も124万人が未払いで、実際に支払ができそうなのはその10%にしかならない。理事長の退任については昨日のブログで取り上げたところ。

「厚生年金基金」の未払いは、基金加入期間が10年以上で各基金から直接支払われるもの。「連合会」から支払われるのは、10年未満で受給権が発生する前に脱退したものが対象です。

最近始まったばかりの「確定拠出年金(通称「401K])も『未払い』問題が起こっていると言います。このままいけば相当数の未払い件数になるようです。

「厚生年金基金」「企業年金連合会」ともに、厚生労働省の『年金』官僚の天下り先。年金を食い物にしてきた彼らの責任はどうつけるのか?


厚生年金基金、13万7千人分が未払い 総額966億円(朝日新聞) - goo ニュース

代表的な企業年金である全国621の厚生年金基金で、13万7000人分の年金計966億円が未払いとなっていることが、厚生労働省の調査で分かった。60歳以上で基金の受給資格がある246万人の5%強にあたる。本人が受給の申請をしていないことが原因で、厚労省は各基金に対して今年度中に改善計画を提出するよう求めている。

 未払いとなっている年金の平均年額は20万3000円。約21%は年額1万円未満だが、年額30万円以上も約26%あった。

 本人が申請をしていない理由は、60歳を過ぎても働き続け、自分の意思で受給を遅らせているほか、基金からの情報提供が十分ではなく、本人が年金の受給資格があること自体を知らない可能性もある。

 厚生年金基金では、基金を中途脱退し企業年金連合会に移管された分について、124万人分が未払いとなっていたことが既に判明。今回の調査は連合会に移管されず、各基金が独自に管理・運営している年金の未払いについて、近く解散を予定している以外の基金を対象に実施した。


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