G-HORIKAWAの想い

日々の想いを書き連ねていきます。

「タミフル」に注意喚起

2007年02月28日 | Weblog
「子供を2日間1人にしない」タミフル転落死で注意喚起(朝日新聞) - goo ニュース

昨日の段階では、かの柳沢厚生労働大臣のインタビューで言われていたように『因果関係がはっきりしない』ことを理由に国民向けに言うべきことはないとのことでした。

健康食品とかで因果関係がはっきりしない場合でも使用の中止を呼びかけることは何度か耳にしたことがあります。多くの犠牲者が出ているのに、国民になぜ注意を喚起することが出来ないんだろうと疑問に思いました。

それに、インフルエンザの特効薬ということで日本では諸外国に比べて使用頻度が10倍とか。日本人はインフルエンザで「異常行動」を起こしやすい体質にあるとの専門家の意見も聞きましたが、それでもこうした「事件」が起きるのは日本しか報告されていないとも聞く。数年前、アメリカの機関がタミフルの使用で「異常行動」で死亡者が出ているということで日本の『異常』を指摘しています。

鳥インフルエンザなど新型インフルエンザに対応できる唯一の薬ということで、「タミフル」そのものを否定するものではありませんが、厚生労働省の「及び腰」ともいえる対応に何かあるのだろうかと疑いの目を向けざるを得ません。

昨年だったか、「タミフル」の備蓄量が相当分不足しているというニュースが流れていたように記憶しています。このために相当額の公金が投入されていると思いますが、『副作用』を認めるとこの責任が問われると考えているんでしょうか?

何はともあれ、『因果関係』は置いといて、使用にあたって注意が必要だということを公的機関が公表することは必要なことだと思う。行政の「不作為による犠牲よりも、行政の積極的な「作為」による失敗の方がまだましなように思う。かつては、薬害エイズ問題・薬害肝炎問題等アメリカでは使用中止になってから20年間、国民には一切知らせず放置してきた厚生労働省はその教訓を活かして欲しい。


今日、京都駅前にある「プラッツ近鉄」が閉店しました。前身の物産館から87年になるそうです。最後の日なので私も出かけてみました。夕方だったので人があふれんばかりでした。月末と閉店が重なったせいか、周辺部は車の渋滞で仕事にも影響が出てしまいました。

「閉店」といっても、数年前からテナントビル化していたので直営部門はほとんどなかったのではないでしょうか?バブルの後「伊勢丹」の進出に引きずられ増築した拡大路線が命取りになったのか?(近鉄本体の問題が大きかったと思いますが)京都の百貨店業界では『伊勢丹の一人勝ち』状態ですから仕方のないことかもしれません。

テナントビル化そして閉店と、多くの従業員がその都度職を失っていった事実だけは残ります。

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「国籍」って問題!

2007年02月27日 | Weblog
出生未受理の乳児に足立区が住民票…離婚300日問題(読売新聞) - goo ニュース

日本男性と比女性の婚外子9人、2審は日本国籍認めず(読売新聞) - goo ニュース

今日のニュースは、「日本国籍」をめぐる問題。ちょっと気になったので取り上げます。【goo ニュース】のリンクも張ってみました。

3年ほど前、行政書士の資格を取った時に「戸籍」と「住民票」について体系的に勉強したことがあります。また、相続の相談を受ける中で「戸籍」の読み方なども知ることが出来ました。

最初のニュースは、「離婚300日問題」。婚姻の解消が受理されてから300日以内に出生した場合、その子の『父親』は法律で前の夫とすることになっている。何年も別居中でようやく離婚が出来、新しい夫との間に子供がが生まれた。それでも強制的に!前夫の同意があっても裁判でしか認められない仕組みになっている。

戸籍が認められないと、住民票も取得できない。住民票がなければ、医療や福祉・児童手当などの給付も得られない仕組み。給付を受けようとすれば、泣く泣く前夫の戸籍に入れて「裁判」しかなったようだ。

こういう場合、母親の戸籍には入れてくれないんですね。世帯主が今の夫の場合は。たぶん、世帯主に関係ないものを戸籍には入れられない?母親が世帯主の場合は?

国会でも見直そうという動きもあり、今回足立区が「特例」として『住民票』のみ認めようというもの。ただ、関西では昔から行われていたらしいんですが。

戸籍制度そのものが、日本独特のもの。百数十年ほどの歴史しかないんだけど、「堅い」んですね、日本は。(次のニュースにも関わりますが・・・)


2つ目のニュースは、日本人男性とフィリピン女性との間の「婚外子」の戸籍問題。東京地裁は「日本国籍」を認めたけれども、東京高裁は厳格に適用すべきだとして地裁判決を取り消した。

今回の裁判の原告の場合は、東京地裁が法令を柔軟に解釈して認める理由があったように思いました。長女と母親が原告でしたが、次女は同じ父母のもとで「日本国籍」を得ていました。長女の場合は認められないと。これは、出生前に父親の「認知」の届出があれば認め、出世以後の「認知」は国籍を認めない(母親の国籍とする)という制度があるらしい。母親は知らなかったという。

同じ父母のもとに生まれながら、姉妹で「国籍」が違う。単に手続きが「遅れた」だけなのに。長女がインタビューに答えていましたが、本当に『おかしい』。

行政からすれば「不知」が罪なのだ。確かに法令等で書かれているかもしれない。知らざることの責任は「国民」の側に負わされているというのが実態です。

次女が生まれるとき、母親はこの制度があることを知って「届出」をしたといいます。行政が、この制度をもっと早く母親に知らせておけば「裁判」までしなくてもよかったのにと思います。やぶん、長女のときも「母子手帳」を受けていたと思いますし、行政として「告知」する機会は何度もあったはずですから。

東京地裁の裁判官が、事情を斟酌したのは当たり前のことです。そもそも法令を厳格に適用する意味は、それによって「利益」「不利益」が出るからではないかと思います。

原告の請求を認めることで、どんな不都合が生まれるのでしょうか?

東京高裁ともなると、「国家」というものを背負い、それとは別の「利益」を考えるのかもしれませんが?それでいいのでしょうか?


もう一つ、京都地裁では外国籍の「無年金訴訟」の判決がありました。「立法府の裁量権の範囲」として請求を却下したといいます。昭和54年までは日本国籍の人しか国民年金には入れませんでした。(現在は国籍条項を廃止している)


「戸籍」をめぐるニュースを考えると、外国籍の方々だけの問題ではなく、行政が戸籍という『壁』を創って放置してきた問題が横たわっているように思います。行政の『怠慢』の理由付けにはしてほしくない。そう思います。


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千の風になって

2007年02月26日 | Weblog
今日のクローズアップ現代は「千の風になって」の特集でした。

いい歌ですね。たぶん紅白に出ることが決まった頃初めて聴いたように思います。番組を見ながら涙が出てきました。出演していた作詞家の新井満さんも・・・。

検索したらMIDIファイルを公開しているHPがありました。

ヴァーチャルうたごえ喫茶「のび」さんのHP
http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/sennokazeninatte.html

うたごえサークル「おけら」さんのHP
http://bunbun.boo.jp/index.htm


今日は、これから年金と高年齢雇用継続給付金についてレポートを書かないといけないので少し早めに書き込みをさせていただきました。


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ネットの接続が・・・

2007年02月25日 | Weblog
夕方からネットへの接続が出来なくなりました。

心当たりは「au」の携帯電話とUSB接続設定をしたこと。ネット接続とノートンを止めてセットアップした。携帯とはデータの交換が出来るようになったものの、ネット接続が出来ません。IP電話もダウン。

ADSLの設定は知り合いの方にしていただいたのでまったくわかりません。マニュアルを引っ張り出してみたものの・・・。

マニュアルの「故障と思ったら」を見ていると『PPPランプの点灯=接続ユーザー名・パスワードを正しく設定してください』とのこと。

モデムのIPアドレスでネット接続。プロバイダーのパスワードを入れなおして再起動するとネット接続は回復。しかしIP電話の接続は不能。プロバイダーのIP電話の設定ページでモデムなどの選択をし直して何とか、かれこれ3時間。


今日は、職場の先輩が出演する演劇の感想を書こうと思っていましたが、それどころではありませんでした。劇団を作って20年になろうとしているんですね。すごいなあ~。


そうそう、このブログも今日から3週間目に入ります。


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青春とは何だ

2007年02月24日 | Weblog
NHKの『お宝テレビデラックス』。懐かしく見てしまいました。

青葉学園を舞台に送り出されたドラマは、「青春とは何だ(1965)」「これが青春だ(1966)」「でっかい青春(1967)」「進め!青春(1968)」「飛び出せ!青春(1972)」「われら!青春(1974)」と続いたそうです。この間に森田健作の「俺は男だ」「おこれ男だ」もありました。

日曜日8時の日本テレビ系列で放送していたらっしのですが、リアルタイムで見た記憶があまりありません。中学時代に夕方の再放送を見ては高校生活を想像していたような・・・。特に「飛び出せ!青春」「われら!青春」では感動で涙を流しながら見てたように思います。まあ、そんな時もありました。

番組には、森田健作に「吉川くん」と言われていた早瀬久美さんも出ていました。懐かしい。

リアルタイムで見たと言えば「夕陽丘の・・・」でした。それまでの青春物とは異質なものになっていましたが。  


“青春とは何だ”で検索したらいろいろ面白いHPを見つけました。

浜畑健吉さんのHPに「青葉学園同窓会」のページがありました。
http://www.ss.iij4u.or.jp/~hamasan/yuentashou/seishun.htm

「青春音楽館」私よりちょっと先輩?の館長さんの想いとMIDIのBGMで楽しませていただきました。 
http://ongakukan.music.coocan.jp/


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歓迎会

2007年02月23日 | Weblog
今日は一日「内勤」でした。昨日からの雨もあって花粉の吸い込みは少なかったように思う。

夕方から職場の歓迎会が開かれた。貴重な20代の仲間を迎えた。

その「初心」を聞き、わが身を振り返る。


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花粉はピーク? 『バブル』?

2007年02月22日 | Weblog
仕事の関係で、この2日間は「外勤」。

天気もいいし、暖かい。これは良いんですが、「花粉」も元気に飛び回っているようです。

マスクは着けていましたが、体はだるいし眼もかゆい。昨日はもう少しで鼻が詰まるところだった。今日はさらにきつそうな感じ。

これが始まりなんでしょうが、ピークであってほしい。


今日のニュースから気になること。

一つは、糸川議員の国会質問に対する脅迫事件。東京の一等地の地上げと転売に関して、闇の手が明らかになりました。『バブル』の初期によく似たことが東京に起こっている。少し遅れて地方にも波及してくるのだろうか?そういえば、私の住んでいる地域も気が付けば古い戸建が消え、更地に。マンションもここ数年建ち続けているようにも思う。

二つは、株価が「18000円」を突破したと言う。実態経済からかけ離れたマネーゲームという色彩も強い。消費者と直接関わる業界はまだまだ景気回復を実感できない。消費を増やすためにどうするか、そこに政治の『眼』を向けてほしい。

『バブル』の前兆時期を思い出させるようなことがニュースになりつつあるような気がする。大きな違いは、庶民の懐が少しも増えないこと。そして儲けに対して正当な「課税」がなされていないのではないかという懸念。税制面でも『格差』を広げる仕組みが出来ている。


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携帯電話の行方

2007年02月21日 | Weblog
携帯電話。昨日の続きです。

結局、買い替えてきました。これで3台目。

今回は『au』にしました。ツーカーからの乗り換え優待とソフマップの開店記念のポイントに惹かれて出かけてきました。

最新機種ではないものの、カメラは300万画素ほどあるようなので選びました。本体1円+アダプター925円。ソフマップのポイントは2000円分いただいたので得したような気が・・・。

マニュアルを手にちょこちょことさわっています。


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携帯電話が・・・

2007年02月20日 | Weblog
今日はまったくの私事。

いよいよ「一億携帯電話時代」に、というのは最近のニュースで流れていました。私もほとんど使わないけれども、一応は持っています「不携帯電話」。電話会社からしたら、基本料金+αということでおいしいユーザーだったかもしれませんね。

最近バイブレーターにしておくことが多いので気が付かなかったんですが、なんと受信音が鳴らない。いろいろとやってみましたが、壊れているみたい。

今度は何にしようか迷っているところです。ちなみに使っているのは「ツーカー」。毎月うるさく言ってくるのでそのうちと思っていたので・・・。

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「花粉」の季節

2007年02月19日 | Weblog
いよいよ花粉の季節ですね。

ニュースを見てたら、今日から「花粉情報」を流すとのこと。私もこの10年ほど悩まされ続けています。もう『眼』に症状が出始めている今日この頃。

ここ数日平年並みの寒さになっていますが、暖かくなった時が一番怖い。


今日は、長浜まで出張。天気はよかったが、北風が冷たい。例年だと、この時期は長靴と傘は離せないとのこと。今年はラッキーなんだとか。(前向きな見方をすると)

おかげで、伊吹山も白く薄化粧した姿を見せてくれました。
(やっぱり幸運だった)

携帯にカメラでもついておればこのブログにも載せたかったんですが、何せ古いものでついていないんですね。

自然の美しさを見て喜べるのもここまで。3ヶ月近い「自然」との闘いがはじまります。


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一週間

2007年02月18日 | Weblog
ブログをはじめて1週間が過ぎました。

昨日の投稿のうち「『100年安心』と言われた年金制度改革」の部分はその後段を削除をさせていただきました。誰が『安心』する制度改革なのか、丁寧さが不足していました。これについては後日触れていきたいと思います。(長文になりそう)

最初から読み直してみましたが、文章的にはちょっとというものもありました。上記の削除部分以外はとりあえずこのままにしておこうと思います。


今日から第2週目!どんなブログになっていきますやら・・・。


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障害基礎年金のナゾ(その2)

2007年02月17日 | Weblog
最初に相談を受けたときに、もうひとつの問題を見つけていました。

年金手帳や年金証書なども見せていただいていたんですが、手帳を見ると厚生年金の加入期間がありました。書類の中には、本人が書いたと見られる「年金加入期間照会」の用紙も。見ると15歳から14年弱厚生年金に加入していたらしい。聞くと、60歳当時「障害基礎年金のほうが多くもらえる」と言うことで、厚生年金の手続きはしてこなかったらしい。だから「年金加入期間照会」も提出していなかった。

「100年安心」と言われた年金制度改革。数少ない改善面もありました。

平成18年4月より、65歳以降の障害基礎年金と老齢厚生年金が併給されるように改正されました。

従来は、障害基礎年金をもらうと自分で働いた期間の厚生年金はもらえない。どちらか選択でした。厚生年金加入期間が少ない人は「障害」を選ぶ場合が多く、事実上掛け捨てになっていました。(障害が軽度化して支給停止・失権した場合は、自分で納付した国民年金・厚生年金をもらうことになるので。正確には掛け捨てではない)

【障害基礎年金】の件は一件落着しましたが、社会保険事務所の職員さんは「厚生年金」気が付かない様子でした。画面を見ているばかりで、年金手帳をよく見ていないようです。

現在は「基礎年金番号」と言って国民年金・厚生年金も貰っている年金も同じ番号で管理されています。(共済年金は各自が管理。「年金の一元化」をするならここからはじめないといけないのに、最近も財政論ばかりですね)

しかし、それもここ10年ほど。以前は、加入する年金毎、人によっては加入していた会社毎に何冊も年金手帳(年金番号)を持っている人がいました。画面を見ているだけでは、わかりませんよね。

こちらからは、厚生年金と障害基礎年金と両方もらえるようになったと思いますが、どうなるのか聞きました。調べると、14年弱で約40万円加算されるとのことでした。ただし、この「併給」は、年金受給者が「選択」することで初めて受給権が発生し、手続きした月の翌月から支給されるらしい。

厚生年金の裁定請求書以外に、「選択届」が3通(60歳時・65歳・現在)
必要とのこと。同じものを3回書かさました。そして、7年間も年金の手続きをしてこなかった「遅延理由申立書」、他にもう1枚書かされた様な。覚えられへん!

結局、18年4月から19年2月までの11か月分は貰い損ねてしまいました。損したと言うか、「障害基礎年金が振り込まれていない」と早く気が付いてよかったと言うべきか?


それにしても、年金って「知らないと損する」とよく言われますが本当ですね。もし、私が制度改正に気が付かなかったら将来にわたって多大な損失をこうむっていたかもしれません。


社会保険事務所の職員さんに又聞いてみました。障害を持っていて制度改正を知らなかったらどうなるのか?当たり前ですが、ダメですよね、現行制度の下では。

今回の場合は厚生年金の裁定請求をしていないため、社会保険庁側は障害基礎年金だけで、制度改正で併給出来るという告知さえしていないのではないかと言う疑念です。職員さんもたぶんしていないだろうと言うことでした。


本当にいいのか?「知らないと損する」年金!!

年金加入者・受給者を横に置いた「年金改革」は、論議してもいらない方向に行くだけのようにも思います。現場で起こっている制度の問題こそ手をつけていくことが「社会保険庁改革」の本筋でもあるように思うのは私だけでありましょうか?


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障害基礎年金のナゾ

2007年02月16日 | Weblog
先日こんな相談を受けました。

「障害年金を受けている知人の年金が3年以上振り込まれていないみたいなんだけどどうして?」

本人はもうすぐ67歳、障害を持ちながらも給料でなんとか生活しているので気が付かなかったらしい。預金通帳を見ると平成15年8月に振り込まれてから入金された形跡がないとのこと。

「どうして?」と言われても・・・。

その時わかったことは、受け取っていた障害基礎年金が「20歳前障害」による年金であること。単身者で、これまでも出さないといけないものも放置していたことがあったということ。

「障害(基礎)年金」は、大きく分けて2つに分類されます。専門用語で言えば「20歳前障害」かそれ以外の「障害」、又は保険料の「納付要件」が問われるか否か。(厳密に言えば正確ではありませんが)

一般的には、20歳前に原因があった障害の場合は、国民年金の加入前であることから保険料を納付をしてなくても一定の障害(年金法上の1・2級)に該当すれば障害基礎年金が支給される。ところが、20歳以降の病気や怪我が原因となった場合は、保険料の納付要件が前提となります。

保険料を払っていないのに20歳の前と後で差が出てくるため、「20歳前障害」で年金を受ける場合には『所得制限』を設けています。要は、福祉的給付と言うことで、所得の少ない人には出しましょうと言う仕組みです。逆に、それ以外の「障害」は、保険料納付要件をクリアしておれば所得による制限は受けません。


前置きはそれまでにして。相談を受けたときに考えられたのは、
①所得制限にかかった・・・しかし、そんなに給料があるはずない
②現況届を出していない?・・・それはありうるか?でも今は住基ネットで確認されているはずだから復活しているはず
③障害等級の変更・・・先天性の障害で悪くなることはあっても「軽度」化はありえない
④障害状態について定期的に報告する制度があったような?・・・報告忘れか?
⑤振込先の口座を変えてしまった?・・・年金証書にはそれらしきゴム判がある

いずれにしても、『8月』は「20歳前障害」の年度替りの月だからその辺りに問題があるのだろうと考えていました。                 


今日、本人・相談者と一緒に近くの社会保険事務所に行って確認してきました。

調べてみると、誕生月の「現況届」と8月の「所得の申告」が出ていないため、差し止められていたとのことでした。手続きさえすれば遡って支給されると言うことで一安心。260万円ほどが一括して振り込まれることになるでしょう。

それにしても、今回の事例は社会保険庁と市町村間で「確認」すれば済むことでありながら、高齢者や障害を持つ人に対して「届出がないから止めとけ」という懲罰的な「届出主義」。こんな行政運営は、もう卒業してほしい。

職員さんに「こういう方は、どうしたらいいんでしょう?何か制度はありますか?」と尋ねました。「現状ではありません。申し訳ありません。」との回答。「無ければ、現場からの問題提起として上の方に上げてもらえませんか」とお願いしてきました。

少し長くなりました。実はこの続きがあるのですが、後日と言うことで。


「年金は、一人ひとりの人生を見ているようだ」これが今日の実感でした。

 
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損害保険について

2007年02月15日 | Weblog
最近、損害保険について考えさせられることがありました。

一つは、ある商品に掛ける「賠償責任保険」が更新になるということで新しい契約の案内を見ると、なんと「保険料1.5倍」。何でそうなるの?

代理店の担当者に聞くと、保険会社曰くは「対象となる商品が間違っていた」とのこと。最近保険内容については細かく見直すように指示されているということで今回のようになったと。新規に契約するときは詳しく相談して決めていたのになんとなく釈然としません。(例の【不払い事件】以降厳しくなったのか?)

見方を変えれば、この何年かは「得した」と考えてもいいのかもしれません。しかし、事故が起こったときに、保険会社側が設定した保険料率が間違っていたのに「補償の対象となりません」と言いかねないと思ってしまいます。

『掛けるは易し、もらうは難し』が、保険の『真髄』と自覚しておかねば。


もう一つは、「個人賠償責任保険」。駐輪場でバイクのスタンドを立てたところ、隣のバイクのフード(たまにおばちゃんがバイクの前につけている「風よけ」)に私のバイクのハンドル部分がぶつかってしまい、大きな穴が開いてしまいました。ゴメンナサイ。

私の住むマンションの管理組合が、共有部分の火災保険のほかに個人賠償責任保険もかけていたのでだめもとで保険会社(代理店)に相談。曰く「原動機付きの乗り物の場合は自動車保険の対物で、バイクは補償の対象外。電動自転車の場合は補償出来る。」対物の場合は事故証明が要るんじゃないのと聞いたんですが、なしでも出るらしい。

この場合は、だめもとということで相談したんですが、「保険」て難しいですね。どこまで補償される保険か十分な説明も受けていない場合が多い(説明しているのかもしれないが、素人には気が付かない場合が多いのかな?)こともあり、言ってみると意外にも補償されたということもあるみたいです。


勉強不足ですが、いろいろ経験することでわかってくることも多いです。

次は何があるのかな?楽しみだ。


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春一番

2007年02月14日 | Weblog
今日は「春一番」が吹いたらしい。

朝から雨ばかりで「春一番」と呼べるような風を感じることがなかった。


【春一番】といえば、“キャンディーズ” 

昨年NHKで懐かしい歌と映像が放送されていましたね。あまりの懐かしさについつい口ずさんでしまいました。正月のBSも見てしまいました。

あのころ感じることもできなかった3人の心情も知ることができた。それぞれの道、みんなが持っていたんですね。だからファンも納得できたのかもしれない。

でも、よかったなあ~。

「全員集合」時代から知っている、そういう世代なんです。私。


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