G-HORIKAWAの想い

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「ハゲタカ」の真骨頂~米ゴールドマン・サックス

2007年12月14日 | 社会派
サブプライム「逆張り」で4480億円の利益=米ゴールドマン・サックス (時事通信) - goo ニュース

さすが「ハゲタカ」ゴールドマン、サブプライム問題で世界の金融機関が底なしの不安にさらされている中、サブプライム住宅ローン担保証券を売りまくってぼろ儲けをあげたらしい。

今回の問題は、実際に住宅ローンを貸し出した会社は返済されなくても困らないようになっているシステムにある。逆に、貸し出せば貸し出すほど「債権」が大きくなり、「証券」化して儲けが大きくなる。又ゴールドマン・サックスのようにこれを「証券」化して金融機関に売りさばけばそれだけ儲けることが出来る。

「証券」化によって、住宅ローンが返済されなくても困ることはない。既にリスクは分散してしまっているのだから。逆に、利益だけ持ち出して「倒産」させたところで傷が浅い。無責任な金融「ゲーム」。マネーゲームの最たるものと言える。

そして、これに対する対策。日本の金融不安に際して、「公的資金」の注入はモラルハザードとして非難してきたアメリカが「公的資金」を入れていくことを早々と決めてしまいました。確かに、日本は10年かかったところを数ヶ月で決める「速さ」だけは驚きですが・・・。


以下、時事通信の記事

14日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題が深刻化する前の段階で、リスクの高い住宅ローン担保証券(RMBS)の下落を予測する「逆張り」投資を行った米証券大手ゴールドマン・サックスの一部トレーダーらが、11月末までの1年間で40億ドル(約4480億円)近い予想外の巨額の利益を上げたと報じた。


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