別府市の亀の井バス「観海寺」停留所を山手の方に登って行くと左手に「吉広嘉兵衛統幸陣所跡」の史跡がある。AC1600年に大友義統と中津城主黒田如水が激突した所謂「石垣原の合戦」において大友方右翼の将としてその名を馳せた吉広嘉兵統幸の陣が在ったとされる場所である。別府市街を一望する絶景の陣跡である。
すぐ上には、西日本随一のホテル「杉の井ホテル」がある。
私は何時もここらを散歩する。快適。
ETV特集で、『医療事故をどう減らすのか」という番組がありました。私自身昨年9月「脳梗塞」により『新別府病院」に緊急入院しましたので、医療に関する問題には、常に興味を持って接してきました。この特集で「医の安全」はどうすればよいのか、という非常に難しい問題に直面しましたが、「自治医大の河野教授」が中心になって、その解決方法を模索してゆきました。
ある病院の医療カルテを調査したところ、医療ミスによる死者は627人に1名という結果であったという。全国的に試算すると、全国では2万3千人となります。膨大な数字です。
河野教授は、改革には整理整頓を最重要と位置付け、指差し呼称等、「医療システムの構造」の問題に取り組んでいきました。
先生は5S=整理・整頓・清潔・清掃・しつけ を実践させ、ミスを減少させることを考えたのです。
この番組の方法を全国の病院が取り入れ、事故の減少に資することを願うものです。
昨晩「プロフェショナル」で一番ノーベル賞に近いといわれる「小池 康博」先生の番組を見た。茂木健一郎先生の司会であった。
それは、高速通信用プラスチイック光ファイバーや、液晶ヂスプレー用バックライト等の研究で世界をリードしている、小池先生の苦闘の物語であった。飽きることなく14年間同じ研究を続け、そして成果を挙げた先生におおきな拍手を上げると共に、感動を隠すことは、出来ない。
茂木先生曰く、ブラックボックスを避けないで、その中にもぐって研究を続けた、小池先生のような方が居るからこそ、日本は世界に伍していけるものと理解しております。
大いに感謝。そして、その研究に大いに感動。