九州の風景

美しい九州の景色を探す。

健康診断  新別府病院にて

2009-07-31 19:41:40 | Weblog
7月29日新別府病院で通例の大腸、胃カメラ、エコー検査を実施した。特別病変は見あたらなかった。
 エコー検査は、私の信頼する「岡原医長」の検査であった。安心した。これからも、健康に気をつけて頑張ろう。
 村上 春樹著の「1Q84」第一巻は読了した。かなりの大部であったが面白くて一気に読み進んだ。次は第二巻。
   写真は新別府病院。

山頭火  時雨の句

2009-07-20 15:09:34 | Weblog
山頭火の新風俳句は、自然味、清純さ、簡潔さであり、わたしはそれに惹かれる。
  山頭火の時雨れの句
            うしろ姿の
               時雨れていくか
これは、昭和六年十二月二十七日に、太宰府参拝の時に「さんざん雨にぬれて参拝して帰宿した」とあり、そのときの句である。

私も先年天満宮に参詣した。そのときの写真を掲示する。        

放送大学、同窓会「日田小迫辻原遺跡研修旅行」

2009-07-19 15:35:24 | Weblog

 今日は、放送大学大分学習センター同窓会の皆さんと「日田小迫辻原遺跡を考える」と言う事で、総勢70余名で古代研修に現場に行きました。
 講師は滋賀大学名誉教授、放送大学滋賀学修センターの客員教授小笠原好彦氏でした。明快な語り口でよく理解できた増した。
 そもそも小迫辻原遺跡とは、日田市大字小迫に所在し、標高120m、通称辻原台地上にあります。この台地は東西約700m、南北約400mの平面三角形をしています。これまでの調査で、旧石器時代と縄文時代早期・後期・晩期の遺物が出土しています。此処の遺跡は、弥生~古墳時代の環濠集落や環濠居館、奈良~平安時代の建物群と墨書土器、中世の環濠屋敷は注目されるといわれています。
 写真は講義する「小笠原教授」

山頭火湯布院を歩く

2009-07-06 17:19:43 | Weblog

 蒸し暑い一日だ。今日は、漂白の詩人「種田山頭火」が熊本から、九州各地を回り、湯布院に泊まったときの印象を下記のように書き綴っている。今の私どもの印象と変わらない。さすが文人だけあって表現がうまい。湯布院の印象を下記のごとく述べている。昭和5年11月12日の日付。
 「この辺りの山も美しい。四方なだらかな山に囲まれて、そして一方はもくもくともりあがった由布岳ー所謂、豊後富士ーである、高原らしい空気が漂っている、由布岳はいい山だ、厳かと親しさとを持っている。・・・・この地方は驚くほど湯が湧いている、いたるところ湯だ、湯で水車の回っているところもあるそうな。
 湯布院というところはとにかく清遊地としては好適であることは疑わない。山色夕陽時という、私は今日幸にして、落日をまともに浴びた由布岳を観たことは本当に嬉しい。」
 写真は、志高湖から見た由布岳。

山頭火の俳句・・・・「分け入っても 分け入っても青い山」

今、別府で一番綺麗な花公園。 神楽女湖。

2009-07-03 09:51:31 | Weblog

 もう少し、峠を越したかもしれない「花菖蒲」の楽園。神楽女湖。
私は何時も朝早く「花園」え行く。すでにいつも10人程はカメラを担いで、撮影に一生懸命。
 私も、数十枚撮影したが、その一枚を掲載。
「神楽女湖」は別府市でも有数の観光地。皆さん、観に来て頂戴。

金子みすずの私と小鳥とすずと。

2009-07-02 19:59:22 | Weblog
私は、金子みすずの詩が好きである。薄幸の詩人がうたう詩に、慈愛と悲しみがある。
 「私と小鳥とすずと」
 
私が両手を広げても
 お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
 地べたを早く走れない。
私が体をゆすっても
 きれいな音は出ないけど
あの鳴るすずは私のように
 たくさんなうたはしらないよ。
すずと、小鳥と、それから私、
 みんな違ってみんな いい。