★アル・アハリのフォーラムから
このインタビューの元記事は、キャリミの所属するクラブ、アル・アハリのフォーラムにあったもので、それをPFDCのメンバーが英語に訳したものです。それを日本語に訳してみました。
プロフィール:
フルネーム: モハンマド・アリ・キャリミ
誕生日: 1978年11月8日
結婚: 既婚。子供が二人(Havashちゃん、 Harsaちゃん おそらく二人とも男の子)
趣味: バスケットボール、バレーボール
イラン代表でのベストゲーム: アジアカップ2004対韓国戦、バーレーン戦
アル・アハリでのベストゲーム: 4対1で勝利しカップ戦の優勝を決めた対シャルジャ戦
好きなゴール: アジアカップ2004韓国戦での2つめのゴール
アハリで仲の良い選手: 皆と仲が良いが、アーメド・サハとは一番仲良し
好きなチーム: ACミラン、ポルトガル、アルゼンチン。でもブラジルは嫌い。
好きな選手: フィーゴ、ジダン、ネドヴェド
Q: 父親としてのあなたについて話してもらえますか?
AK: 父親であるというってことは、凄い責任を追うということですね。うちは4人家族で、2人子供がいて、子供たちの将来のためにできることは何でもしようと思っています。父親としての僕は、家族にとてもやさしいんじゃないかな。
Q: 子供たちにも、あなたと同じような素晴らしいキャリアを歩んで欲しいと思ってますか?
AK: そうですね、そうであったらうれしいですが、決めるのは彼らですからね。サッカーであれ、何のスポーツであってもね。
Q: あなたにとって、アル・アハリとは?
AK: 今のところ、アル・アハリは僕の第二の家だと思っていますし、いつもアル・アハリを良くしようと努力をしています。そしてクラブの人たちにもお礼を言いいたいですね。いつも必要なものを与えてくれますし、無理強いもしようとしない。本当に感謝しています。
Q: アル・アハリに足りないものって何だと思いますか?
AK: レベルの高い外国人選手の存在ですね。
Q: いままでで一番いいマネージャーは誰ですか?
AK: 間違いなくSaeadah Qasim Sultanがいままでで一番良くしてくれたマネージャーですね。
Q: 今季、アル・アハリは何かしらタイトルを獲れると思いますか?
AK: アル・アハリはトーナメントで優勝できるとは思いますが、サッカーは先の読めないものだっていうのは忘れちゃいけませんよ!
Q: あなたはイラン代表での素晴らしい活躍で世界中からオファーを受けていると思いますが、アル・アハリでの契約が終わったらどこでプレイしたいですか?
AK: 今僕はアル・アハリでプレイしているので、今その話をすべきではないと思います。でも、何かあればお話しますよ。
Q: The sports street(ドバイのスポーツ新聞?)はアル・アハリはあなたなしではなにもできないといっています、そしてベッカムがアル・アハリの試合を見たら、キャリミとサーリム・ハミースに頼りきっていて、この2人が怪我をしたら、アル・アハリは終わりだとも。
AK: サッカーはチームでするゲームですし、良いチームワークの中でプレイしているチームに過ぎません。サーリム・ハミースやファイサル・ハリールに関しては、彼らは強豪相手でもプレイできますし、素晴らしい技術を持もっていますよ。
Q: 今季の第1ラウンドでは、以前のようななたのプレイを見ることはできませんでしたが、サブでの出場が多かったのは、何か理由があったのでしょうか?
AK: 選手はいつも調子が良いわけではないですし、個人的なことや肉体的な要因がいつも影響します。時に調子も良ければ悪いときもありますし。僕はチームを助けるためにプレイしているという意識がありますから。
Q: 対アル・シャバブ戦でのハットトリックで、ようやくエンジンがかかりましたね。
AK: あの試合は僕にとって素晴らしい試合でしたが、チームメイト無しでは出来なかったことです。
Q: 新しくチームに加わった、カベーロについてはどう思いますか?
AK: 彼のパフォーンマンスや力量について語るのは、まだ早すぎますよ。
Q: ブラッチ監督については?
AK: ブラッチはこのあたりでもトップレベルの監督ですし、クラブ側も正しい監督を選んだと思います。選手、そして生徒として僕は彼の意見を尊重しています。
Q: いつ、サッカーを始めたのですか?
AK: 僕はサッカーを5歳のときにテヘランの裏通りで始めて、そして、アル・ナフェト・クラブのユースチームからキャリアをスタートさせました。次にサイパに移り、その次にFatah、そしてペルスポリスに移籍ししました。ペルスポリスでは有名になることができました。そのとき21歳でした。イラン代表は1999年からプレイしています。1998年のワールドカップには出場できませんでしたが、今のチームで2006年のドイツ大会に出られるでしょうね。
Q: アジアカップの日本戦でMVPに選ばれ、韓国戦でもハットトリックを成し遂げ、またアジア最優秀選手にもノミネートされましたが、その活躍に関して語ってくれませんか?
AK: 正直なところ、その大会に肉体的にも照準を合わせていたんです。そして、みんながそのプレイを認めてくれたのはとても嬉しいですね。
Q: イラン代表には、なにが足りないと思いますか?
AK: 計画、いい運営、そして充分な資金ですね。イランの選手は、たとえば、選手を満足させたければ飛行機のチケット代金を払ったりしてもらえるUAEの選手に比べると、多くの問題に直面しています。
Q: あなたは以前、審判を殴ってIFFから長い間出場停止処分を受けましたが、そのときはどんな気分でしたか?
AK: とても厳しい処分でしたが、いい勉強になりました。一生忘れないでしょうね!
Q: 選手になるにあたって、影響を受けた人物はいますか?
AK: 誰って特定はできませんが、あえていえば、試合に対する愛と情熱が、僕を選手にしたのかもしれないですね。
Q: なにか、人生で後悔するような決断ってありましたか?
AK: いくつか、ヨーロッパのクラブに移籍するチャンスがあったのですが、気後れしてしまってチャンスを逃したことですね。
Q: では逆に、これだけは後悔してないということは?
AK: アリ・アハリに移籍したことです。
Q: サッカーが何を与えてくれて、なにを奪っていったと思いますか?
AK: サッカーは僕に試合に対する愛を与えてくれましたが、大学で勉強するチャンスを奪ってしまいました。
Q: 実現させたい夢ってありますか?
AK: 友人や、ファンに対して、いつでも正直で、正しい人間であるということでしょうか。
Q: アル・アハリに何かメッセージは?
AK: 彼らのサポートや僕らにやる気を出させてくれる、クラブにはとても感謝しています。
Q: ファンに何かメッセージは?
AK: 皆さんの幸せと成功を祈ります。神様に、彼らの顔に悲しみを見せることのないように祈りたいです。そして、いつも心の中に幸せを見つけられますように。
Q: フォーラムのメンバーにもお願いします。
AK: 応援をお願いします、そしてクラブの成功と自身の成功のためにも、ベストを尽くしてください。
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