イランのサッカー情報

魅惑のペルシアンフットボールの世界

秋のBIG対談:アリ・ダエイ&モハンマド・レザ・ゴルザー

2005年10月19日 | そのほか

★週刊「明星」イラン暦1384年Mehr27号より

銀幕、そしてピッチの上でハードな日々を過ごしているお二人。
そんな二人の息抜きは、「ビリヤード」。
おしゃれなプールバーでとっておきの話を聞いちゃいました!





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モハンマド・レザ・ゴルザーは、以前もこちらで取り上げましたが、イラン中の女子をメロメロにしている映画俳優。この二人の取り合わせは、いうなれば全盛期の長嶋茂雄と草刈正雄、はたまたイチローと木村拓哉というかんじでしょうか?
ちなみに、ゴルザーは確かにカッコイイのですが、もう少し体をしぼって、歩き方を直して、演技力つけないとなぁ、という感じです。

そして、この写真などに関して、あのイランサポが黙っているはずは無く、ここやらここで好き放題言っています。

ま、ちょっと昨日は気の重いニュースだったので明るい話題もね。

で、そのペルスポリスですが、トレーニングは行っているようです。IPLも予定通り行われるといいのですが。






しゃれにならない事態

2005年10月19日 | イランプレミアリーグ

★まずは親善試合情報

11月12日、トーゴと、11月16日、パラグアイとそれぞれテヘランで試合します。


★ペルスポリスのストライキ

ついに、やっぱり?

ペルスポリスの選手、そしてコーチ陣がフロントに対し、「これ以上給料を払わないのであれば、練習もしないし試合にも出ない」とストライキ宣言をしたそうです。

今シーズン、ペルスポリスはスタートからダダすべり。6試合戦って1勝2敗3分のお粗末な結果。パルヴィンの手腕もいいとは言えない上に、マネージメントの問題もいろいろあって選手のモチベーションはがた落ち。今シーズン、3ゴールをあげて今のところ好調なアリ・アリザデがマスコミに語ったところによれば、五ヶ月くらい給料を貰っておらず、4人の選手で2間しかないアパートに入れられ、一日使えるお金は3000トマン。貨幣価値に関しては明るくないのですが、これで一日生活は無理だとのことです。大の大人が狭いアパートに4人で生活だなんて・・・。実家がテヘラン市内にある選手はまだいいでしょうが、移籍してきてる選手はそりゃかなわんでしょう。

「お給料がなくたって、名門チームの選手としてファンのためにプレイしてこそ!」なんて、結局奇麗ごと。よっぽどの有名選手なら蓄えもあるでしょうが、五ヶ月も給料もらえてない若い選手は辛いでしょう。

このままストが続けば、木曜の8節の対バルゲ・シラーズ戦は中止になる可能性も。スポンサーが居るのに、なんでなんだろう。わからない。

一部ではカゼミアンがUAEのアル・ワスル・ドバイへ移籍するなんて話も出ているのですが、もしかしたらこの移籍金でなんとかまかなおうという考えなのかもしれません。カゼミアンはチーム内でも給料の高い選手ですから、しばらくはよそでやってもらったほうがいいのかな、お互いに。しかし、ほぼ決まりかけていたラウテルンのオファーを蹴ってまでペルスポリスに残ったのは、もちろん彼の家庭の事情もあったでしょうが、ペルスポリスが引き止めたのでしょう。それなのにこういう状態とはなんとまぁ。

どうなるんでしょうかね・・・。


今日の新聞のヒトコマ漫画より