てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

マイケル・J・フォックスとニーバーの祈り

2009-02-24 | 太陽・雨
このところ少々気持ちがザワザワと波立っている
と同時に凹んでる心をなかなか自分では浮上できない
昨夜などは、昔一緒に暮らしていたねこ達が夢に出てきて
覚めた瞬間、重苦しい喪失感が襲ってきた

きっと、心の柔軟性がなくなっているのでしょう
周辺で起こる物事に整然と対処できなくなっている自覚があります。
こういう時の「おまじない」がタイトルのニーバーの祈り


THE SERENITY PRAYER

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.



ニーバーの祈り

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
                 

                   ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)



この言葉に出会ったのは、マイケル・J・フォックスの自伝「ラッキーマン」でした。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などで有名なハリウッド俳優のマイケル・J・フォックスが
順風満帆の俳優人生の途上、パーキンソン病を患い、病を隠して俳優を続けるうちにアルコール依存症になります。
依存症の治療の一環「断酒会」で、彼はこの言葉に出会い、毎夜この祈りを唱えながら眠りにつきます。
確かこの書籍の中には祈りの言葉しか書かれていなかったと思いますが、
後日、友人がこれは有名な「ニーバーの祈り」というものだと教えてくれました。

わたしは宗教は持ってないので、祈ることはないのですが、
「勇気」「冷静さ」それを識別する「知恵」全てを持てていないことは確かで
爪の先ほどでもこれらを持てるようにと願います。
また、余計なことに腐心することがないように、大事なことにエネルギーを注げるように、
気持ちがささくれ立った時はこの言葉を思い出して、気持ちの整理を心がけます。
とはいえ、なかなか人間(わたし)は進歩もしないもので、毎度、毎度、足踏みなんですけどね、ふぅ~。

数年前のマイケル・J・フォックスのインタビューを見つけました。
病気のことに言及している部分です、是非クリックください。



ラッキーマン (SB文庫)
マイケル・J・フォックス
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今日の夕刻は、風が強くて、雲がすごいスピードで流れていました。
ラドンが出てきそうな空でしょ♪




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