てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

ジュリーの右足のかかと

2009-06-14 | 太陽・雨
(沢田研二2009年ライブツアーPleasure Pleasureにこれから参加される方は
ご注意ください。本日のエントリでセットリストの1曲がわかってしまいます)


10代、20代、30代・・・どの年齢にいる方にもそれぞれ悩みや人生の壁はあるもので、

自分の過去を振り返っても、どの年代の悩みもその時は重く

その瞬間は、それだけでいっぱいいっぱいになっており

漠然と、年を重ねて知恵が付けば、もっと楽に生きられるのだろうと考えていました。


ところがぎっちょんちょん、なのであります。

年を重ねれば重ねるほどに、責任も重くなるし、悩みの中味も深刻になります。

若い頃には、めったに出会わなかった、生き死に関わる問題が押し寄せてくるのです。

確かに、諦める術や、知恵も多少は付いたかもしれないけど、

それと反比例で、体力、精神力が衰えてきてるので、あぁぁ・・しんどなのです。


若い頃はジュリーのラブソングにうっとりしたものですが

良くしたもので、ジュリーも年を経るごとに人生や生死感を歌うことが多くなり

最近は、ジュリーの楽曲に励まされ、生死感を見つめることが多くなりました。

(平行移動してきたファンの強みですね、へへへ)

♪確信♪、♪ゼロになれ♪(共にex.[耒タルベキ素敵]2000年)の2曲は、特にわたしが勝手に決めてる励ましソングズ


そして、6月6日のC.C.Lemonホールで、わたしは新たなジュリーに励まされました

♪強いHEART♪(ex.愛まで待てない 作詞:沢田研二 作曲:玉置浩二)

  やるせない 眠れない夜
  死ぬほどの君の苦しみ
  癒せない どうすれば救える
  君はhaw haw haw alone



思いを寄せる女性が、苦悩の只中にいる。

自分の思いを遂げるより、彼女を苦しみから開放してあげたい。

その為の強いハートを願うジュリーの楽曲だとわたしは解釈しているのですが、

この曲のとき、わたしの視線はジュリーの足元に釘付けになりました。


コスチュームの派手さとはうって変わった地味~なジュリーの革靴です。

足や膝を傷めないように、ステージ用に用意されたその靴は

普通のサラリーマンでも履かないようなソフトな皮のイケテない靴です。

目の前にあったこの靴の右のかかとがリズムを刻んでいました。

左脚に体重をかけたジュリーの右のかかとがリズムを打ちます。

前奏も歌っている間も休みなく右のかかとを踏みしめます。

・・・今まで、何万回、何十万回、リズムをとってきたジュリーのかかと

ジュリーの歌声を聴きながら、それを観ていると

死ぬほどの苦しみは背負ってないわたしですが、

あぁ、なんだか励まされてるぞ!と。。。ファンの勝手な妄想ですみません。



で、勝手ついでにファンのわがまま言わせていただきます。

沢田研二様、あなたの歌に充分、癒され、励まされておりますが、
たまには、うっとり、ドキドキのラブソングも聴かせていただきたいのです。
60歳のラブソングではなく、普遍的なラブソングを
ジュリーならではのうっとりドキドキをいつまでも待っております。



































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