独人戯言

日々の戯言をつらづらと

水溜りの氷

2007-02-14 | あの頃


訪問先の日記を読ませていただいておりましたら
水溜りの薄氷のことが書いてあり、体中に昔が沸いてきました。

学校に通う道が舗装されていなかったのは確か小学校の低学年の頃まで
水溜りだらけ・石ころだらけの道は格好の私達の遊び道具でした。
遊び方は無数…雨なら雨なりの 雪なら雪なりの

氷が張ると先頭を走ります。
一番に氷を割るために…
氷が張ってその内側に水がなくなった白い氷
これが一番の特上氷 「パッリン」とガラスのごとく割れます。
氷の模様も輪紋が綺麗なのです。
霜柱もあちこちに出来ていました。

現在は実家でもこんな道はないでしょうね。
水溜りの氷が割りたい。
バケツではなく、水溜りの氷を長靴で割りたい。
水溜りから水溜りまで飛び跳ねて歩きたい。

昔はあたりまえの光景が、今では思い出の光景になってしまっているのです。