不思議活性

『趣味の部屋・詩と私』 kinnoirukaさんの詩より



『趣味の部屋・詩と私』  紹介詩: kinnoirukaさんの詩より 
 
DATE: 07/16/2008 08:13:54 PM

『雫』
 
雨あがり
あじさいの葉から雫がたれる
透明なひと雫の涙
どれも
とても輝いて

その雫が水面に落ちると
波動で大きく広がり
水面が広ければ
広いほど
大きく
丸く波打って
遠くなるほど小さい波となり
そして波は無くなり
いつもの
静かな水面に戻る

人の心にも水溜りが有り
そこに雫が落ちた時
心は波動で波打ち
その水溜りが大きい程
波動は大きく
波打つ時間も長く

心に落ちた
雫は
時に

とても心地良く感じて幸せとなり・・・
辛さを感じて苦しくなり・・・
そして
いつしか
静かな水面となる
 
 DATE: 07/23/2008 07:45:09 PM 

『心の色』

人に優しい言葉をかけてあげる時は
自分の心が優しい色の時
自分の心が辛い色の時の優しさは
心から思う優しさとは少し違っていると私は思う

自分自身の心が
キレイな色に染まった時の言葉が
本当の優しい言葉だと私は思う

時間と雲と心と
時間は決して止まる事は無い
雲もそこにとどまる事は無い

心の色はいつも同じでは無い
時間と共に色んな色に変化をし
時には暗い色に・・・
時には明るい色に・・・

それは
時間が雲を動かし
時間が心の色を変え
もしかしたら
時間が全てを動かしているのかも知れない

今日は私にとって
一年の始まり

時間と 雲と 私の心が
共に動き始めた

『日が昇る前に』

朝日が昇る前に外へでてみよう
愛犬を散歩させながら

日が昇るのを待ってみよう
山肌からオレンジ色が広がり
少しずつ、あっという間に光が見え始め

光の近くから空が現れ
少しずつ、あっという間に空が広がり
雲が流れるのが見えてくる

朝日に照らされた朝露が宝石の様に輝き始める

風も心地よく、雲を流し
このまま一日が過ぎて欲しいと思っても

照りつける太陽は
どんどん風を暖かくし
宝石のような朝露を吸い込み

夏へと時間と共に進み始める

DATE: 10/17/2008 02:55:33 AM 

『心の中の割れない風船』

心の中には
見たもの  聞いたもの  感じた事
全てが無条件で入り込みます

薄れるものも有れば
ずっと心に居続けるものも有ります

それは
どれだけ大切か・・・
どれだけ 心の中の風船が大きいか・・・

その心に有る誰かの思いは
重いものではなく
風船の様に軽くて 大きいもの
でも、その風船は
決して割れたりはしません

だから もう泣かないで

必ず有ります

あなたの心に
割れない風船は大きく膨らんで

必ずあなたの、心の中にいるのです

DATE: 12/05/2008 07:40:59 PM 

『時』

止まる事無く過ぎる時間は

生きているすべての者が
幸せで立ち止まらない様に

生きているすべての者が
辛さや悲しみで立ち止まらない様に

生きていく為に必要な経験をする為にと神が与えた試練

山歩きをして 道に迷う者が居る様に
生きていく中で迷い事は全ての生き物に有る「勇気」を試される場所

でも
神は乗り越えられない試練は与えたりしない

乗り越える手段は十人十色

そして
幸と苦は 必ず半分ずつ与えられ

幸せ 「維持する」
悩み 「考える」
苦難 「乗り越える」

それを繰り返しながら生きていく

それは
止まる事無い時と生きていく者に
神が与えた24時間という同じ長さを共有する大切な時の流れ

DATE: 01/01/2009 07:35:37 PM 

『心の絵の具』

新たな一年は
二日前から降り続いた雪で一面の銀世界
大地を染めあげた雪

これからここに
四季を感じ 見て
自然の音を聞きながら
風に吹かれて
優しさに癒され

心のキャンパスをキレイな色の絵の具で どれだけ染めあげられるのだろうか?

自分を 信じ 優しく 
そして 勇気を持つ事も 努力をする事も
出来るだけやってみる

飛ぶ
少しずつ

そして
物語を創りあげていくんだ

DATE: 04/12/2011 05:47:38 AM 

『幸せの花』

人はみんな生まれてくる時に
幸せの種を握ってこの世界にやってくる
目に見えない
感触もない
気がつきにくい種なんだ

それは
毎日人の心の中で
ゆっくりと成長し

人生の節目、節目に
綺麗な花を咲かせ
沢山の幸せの種を
どんどん飛ばし

人はいつしか
幸せの花達にいつも包まれて
それが幸せだと言うことをつい忘れてしまう

今 私達は本当の幸せに気がついたはず・・・

でも
幸せの花の根っこは
人の心の深いところまで伸びて居るから
決して枯れたりしない

いつかまた
幸せの花を咲く時が必ずくる

頑張らなくていい
誰かが優しさという水を与えてくれるはずだから

沢山の優しさ水が
いつか必ず
みんなの心の中に
幸せの花を咲かせる時がくるから

あなたは心の太陽を輝かせよう

・『趣味の部屋・詩と私』に初めて詩の投稿をしてくれたのが、kinnoirukaさんの『雫』という一篇の詩でした。2008年から2018年にわたってのサークルでした。その後、趣味の部屋・詩と私で出会った人たちが、どのような人生を過ごされているかわかりません。でも、ここで紹介する詩を改めて読むと、紹介した詩のどれもが「幸せの花」なんだと思います・・・・。






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