不思議活性

スケッチ集 銀河鉄道の夜と私 1

 私が賢治作『銀河鉄道の夜』を自分なりに心象スケッチとしてペン画で描いたのは24歳の時でした。それから、40年は過ぎました。そう、改めて『銀河鉄道の夜』を読み直してみた私です。すると、ひとつの気づきがありました。それは、出版元が違っていた今回の本では、ジョバンニが夢のなかの銀河鉄道の夜から眼をさますところで、セロのような優しい声の一人の人物とのやりとりの場面が消されていたのです。賢治作『銀河鉄道の夜』は、何度も推敲されているので、どれが正解かはわからないのですが、私は24歳の時に読んだ『銀河鉄道の夜』の、「おまえはいったい何を泣いているの、ちょっとこっちをごらん」いままでたびたび聞こえた、あのやさしいセロのような声が、ジョバンニの後ろから聞こえました。のエピソードの部分があったほうがいいなと思いました。

 と言うことで、これから紹介していく、スケッチ集『銀河鉄道の夜と私』は、私の青春の想い出でもあるのですが、拙いスケッチ集ですが、最後までご覧いただけたら幸いです。それでは、スケッチ集『銀河鉄道の夜と私』の始まりです。
     
              <<賢治作 銀河鉄道の夜 より>>

 







・いよいよ、夢のなかの銀河鉄道の夜の旅の始まりです・・・・。続きは、次回へ。

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