不思議活性

一枚の絵画と詩 6 『トレドの風景』 エル・グレコ

『一枚の絵画と詩』

   6

 『トレドの風景』 1597-1599年
           エル・グレコ  (1541~1614)


 ジョルジョーネの『嵐・テンペスタ』 が1508年頃として、エル・グレコの『トレドの風景』は、1597~1599年頃制作とのこと。エル・グレコはジョルジョーネの次の世代ですが、エル・グレコの『トレドの風景』とジョルジョーネの『嵐・テンペスタ』は、どこか通じるところがあると思うのです。
 それは、『トレドの風景』の雲海のかたまりが嵐を呼んでいるのと、画面中央の橋と川の流れの構図が似ているところから来ているのかも・・・・。

 また、二人の画風は違っていても、私は二人の画家に共通する何かを感じるのかもしれません。
 そんな意味でも、この一枚の絵画、 『トレドの風景』も、また、詩的な一枚の絵画なのだと思うのです・・・・。

・尚、エル・グレコについてです。
                  一枚の絵画と詩


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コメント一覧

ふー
ピエリナさん、コメントありがとうございます。
一枚の絵画には言葉にならなくても、何か熱い思いを感じたり、郷愁に駆られたりしますね。そんな一枚の絵画、これからも、時々紹介していけたらな。
こちら、このところ、急に寒さをおぼえるようになりました。
ピエリナさんも、お身体に気をつけて元気な毎日でありますように・・・・。
ピエリナ
おはようございます🤗

確かに2人の感性はどこかしら似ている気がしますね。

それにしても、エル・グレコが生きた中世の時代のトレドはこのような感じだったのですね。
現代とは随分違うと懐かしくトレドの街を思い出しながら拝見しました。

風景画もやはりエル・グレコらしいですね。
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