Baby ビジネスがさかんなアメリカ

今朝見ていて気になったニュース。
若い女性が、お金に困って卵子を売るケースが増えてるんですって。
テレビに出てきたのは大学生だったかな～？
前回は卵子を6,000ドルで売ったらしいよ。


いや、「sell（売った）」とは言わないんだけどね。
「donate（寄付する）」って言ってるんだけど、
寄付なら6,000ドルももわらないでしょ～？
なんちゃら団体では、報酬の上限を1万ドルまで、と推奨しているらしい。
でも、自分の優秀さをアピールして、2万ドル出すなら卵子をあげるわ、
と広告を出しているケースもあるのだ。


提供した卵子で子供が生まれたら、遺伝子的には自分の子供でしょ。
その子供のことなんか全然気にならないわってのは分かるのよ。
でも、将来自分が子供を生んで、たまたまその人と恋に落ちたらコワイよねえ。
異父兄妹（姉と弟かもしれないけど）で結婚？？？
その可能性は考えないわけ？？？
世の中広いから大丈夫！って気楽に考えてるんだろうけど、
なんかなあ・・・私は気になるなあ。


さてさて、ちゃんと記事を見つけた気になるニュースに移りましょうかね。
それは、シングルダディーが増えているというもの。
シングルマザーならよく聞くけど、ダディーですよ。
どうして？どうやって？と思うでしょ。
それは

代理母

制度を利用しているのです。
ゲイのカップルとか、結婚してないストレートの男性とか。
養子を取ろうとしても、許可が下りないケースが多いんですよ。
そんな人達が、代理母の斡旋会社ににお願いして、
遺伝子的な自分達の子供をもうけるケースが増えてるらしい。


　Single men turning to surrogates－CNN


記事に載ってるのはゲイの男性、ウォーカーさん。
パートナーと一緒に養子を検討したけど、3度も選考に落ちちゃったんだって。
それで養子は諦めて、代理母の斡旋会社にお願いして子供を作ったの。
どっちの男性の精子を使ったかは書いてないけど、
その後この2人は別れたらしいので、ウォーカーさんのものでしょう。


パートナーと別れた後も、もう1人欲しくなってまたお願いしたんだって。
それでウォーカーさんは今現在、2女の父ですよ！
日本って、生殖医療に関しては結構厳しく法規制があると思うんだけど、
アメリカってそういう規制はあんまりないのかしらね？？？


代理母斡旋会社では、卵子と依頼人の精子を使って体外受精させ、
それを代理母の子宮に入れて着床を試みます。
この時使われる卵子は代理母のものではないので、
代理母は遺伝子的には全く他人の子供を妊娠するわけです。
これもねえ、この記事には書いてないけど相当いいお金になると思うよ。
文字通り、体張ってますからね。


依頼人は、その報酬＋医療費を払います。
それに、体外受精を試みて失敗すれば、その都度お金がかかるしね。
ウォーカーさんとかその他依頼人は、10万ドル以上でも喜んで払うんですって。
10万ドル・・・1千万円ですか～！？
自分の子供が欲しい！ってのは分かるにしても、お金持ちの世界だぁ・・・
本当、アメリカってお金があれば何でも出来るなあ。


記事の最後に、ちょこっとだけストレート男性のことも載ってます。
「家族が欲しい」というんで、代理母を頼んだんですって。
家族＝子供で、妻はいらなかったの？？？とちょっと疑問だけど、
結婚する努力はしてたらしい。
54歳にして結婚することは諦め、代理母制度で子供を手に入れたらしい。


でもさ、何か不思議じゃない？
養子を取るには法的な手続きが必要だから許可が下りなくても、
お金があれば代理母に頼んで遺伝子的な子供が作れちゃうんだよ。
なんかすご～くアメリカっぽ～い。



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