お気楽海外生活 → 帰国して子育て中

イギリスボランティア留学&アフリカオーバーランドツアーの後はアメリカ移住。今は日本で子育て中です。

The Pursuit of Happyness 幸せのちから

2007-01-04 04:28:05 | 映画とか本とか
大晦日に見た映画はコレ。
ホームレスからStockbroker(株式仲買人)になった、実在の人物がモデル。
一体どうやったらそんなことが出来るんだ?と思ってついつい見てしまった。


すごかったよ。
ホームレスしながらインターンしてたんだもん。
すごい気力だよね。
これが実話だってんだからびっくりですよ。
もともとの能力にもよるけど、人間必死でやれば何とかなるんだなあ。
と思わせるお話でした。


一番最後にモデルになった本人が通行人として出ているらしい。
知らなかったから分かんなかったけど、知ってても分かんないよね。
顔なんて知らないもん。


映画の最初の方でキーになってるのルービックキューブ。
コレ見てたらやりたくなっちゃったよ!
せいぜい2面位しか揃えられないけどね・・・。
ここから下はネタバレですよ~。


 The Pursuit of Happyness (英語)
 幸せのちから (日本語)


私は既に道端にいるホームレスを想像してたんだけど違いました。
親子3人、ボロアパートで貧乏生活をしてるとこから話が始まります。
ウィル・スミス演じるパパは個人で医療機器を売って生計を立てている。
「個人で医療機器を売ってる」なんて日本じゃありえないけどね。
ちなみに映画の中の息子は本当に彼の息子です。


絶対売れると思って大量仕入れした機械は全然売れない。
奥さんは家計を助けるために厳しい労働に耐えている。
そして我慢出来ずにとうとう出て行くのです。
最初は息子も連れて行ったんだけど、パパが取り戻した。


ママはその後息子を取り返すチャンスがあったのに、そのまま去っていったよ。
実際そうだったんだろうけど、なんかこの辺には説得力がない・・・。
「息子は俺のもんだ!」って言ったって、そう簡単に引き下がらないと思うのよね。
映画にするに当たって、大して重要なエピソードじゃないからはしょったのかな。


この後アパートを追い出され、その後宿泊したモーテルも追い出され。
10歳の子連れのホームレスに。
最初の夜は駅のトイレで明かすんだけど、やるせない気持ちでいっぱいだったよ。
画面の中も、見てるこっちも。


ウィル・スミスが売ってる機械を、タイムマシーンにみたてて、父子2人で恐竜時代にタイムスリップしたフリをするのよ。
父親はそうするしかないのに、息子は「やっぱりタイムマシーンじゃないじゃん」ってさめた反応をせずに一緒に盛り上がってるとこがいじらしい。
この後洞窟に見立てたトイレに入り込んでそこで寝るんだけどね。


彼はホームレスをしながら一流企業のインターンをこなす。
自分がホームレスだってばれないように取り繕いながら。
モーテルを追い出されてからはスーツケース(全財産)持って出社してるからね。
シャツは洗うにしても、スーツなんて着たきりだろうし、臭かったんじゃない?
とか思っちゃうけど。


宿泊はホームレス用の日泊まり施設。
泊まれない日は、電車で寝てるシーンしかなかったけど、実際どうしてたんだろう。
お金がないから食事もないはずなんだけど、どうしてたんだろう。
映画では食事に関しては触れられてなかったけど。


最後には難関を突破してインターンから正社員に。
成功した後の話も見たかったけど、それは全然ありませんでした。
テロップで実在の彼がその後どうなったか流れただけ。


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6 コメント

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重いね~ (びじゅ)
2007-01-04 11:02:01
なかなか重そうだわ~
テレビでお杉さんが紹介してたけど~
バッチリ!読んだからもう見なくてもOKだわん~ありがとうございますぅ~
でも、ふるさん、すごいねぇ~
字幕ナシだもんね~最近は台詞回しのヘタな
役者さんが多いから、日本のでも字幕が欲しいときがあるよ~あはは~

あっ忘れてた!
こっちでも、お正月から映画館は開いてますよ~
返信する
Unknown (pomeshiba)
2007-01-04 14:49:19
面白そうな映画ですね。
ウィルスミスと聞いて、がぜん見る気が沸いてきました(笑)
ホームレスからStockbrokerになるって、ほんと一体どうやったらそんなことが出来たんでしょうか?
映画を見るまで想像つきませんね。
英語のみで映画を見てたら、多分内容を理解出来なかったと思うので、先にストーリーを聞いておいてよかったです(笑)

返信する
そうでもないよ~ (ふる)
2007-01-04 15:37:57
> びじゅさん

そんなに重い話じゃないよ。
結構父子のやりとりがおもしろかったりして。
でも、アメリカの映画館にしちゃ笑いが少なかったから、やっぱり重いかな。

字幕なしだから全部分かってるわけじゃないのよ。
でも、映像だけでもなんとな~く分かるじゃん?
なので、台詞が完全に分からないと笑えないジョークなんかだと、アメリカ人においてけぼりにされて「わはは」って反応についていけない。
って、びじゅさん4年とかイギリス住んでなかったっけ?
びじゅさんのがよっぽど分かってる筈よ!

それにしても、映画館って元旦でも開いてるんですね。
アメリカも開いてるっぽかった。
すごいねえ、働き者だねえ。
返信する
なかなか (ふる)
2007-01-04 15:52:40
> pomeshibaさん

結構おもしろかったですよ~。
なんか、圧倒されちゃいますけど。
予想してたよりホームレスっぽくなかったです。
映画的に撮り方をしたんでしょうけど、実際は相当厳しかっただろうなあ・・・なんて、ついつい思いをはべらせちゃいます。
返信する
ナイス! (なべ)
2007-01-05 13:52:27
ネタバレと書いてあったのでガマンしました(笑)
今年はダラダラ正月…あ、でも筋肉痛なり。
うぃを買ってうぃすぽーつしたからっ!(>▽<
リモコンふっ飛ばして壁に刺すアメリカ人の感覚がよくわかりました(;^_^A
返信する
ふふふ (ふる)
2007-01-05 15:55:23
> なべ

Night at the Museumでちょっと反省したのさ。
ふふふ。

ダラダラ正月で何故筋肉痛?って思ったらWiiかよ!
リモコンすっ飛ばす気持ちが分かるなんて・・・よっぽど楽しいんだねえ。
そりゃ筋肉痛にもなるかも(笑)
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