お気楽海外生活 → 帰国して子育て中

イギリスボランティア留学&アフリカオーバーランドツアーの後はアメリカ移住。今は日本で子育て中です。

クリーニング屋で交渉

2008-01-05 02:17:36 | ▲アメリカ日記 2006-2009
昼間はちょこっとひなさんにお会いして、アパートの受付でおしゃべり。
正面から入ってくると、暖炉とソファがあって、くつろげるスペースがあるの。
ここで高校生がたまってたこともあるし、そういう場所なんだと思ってたら、
ちょっと違ったらしい・・・。


アパートの管理人さん(ものすごい人のよさそうなご夫婦で、旦那さんの方)が、
微妙な雰囲気で現れまして、誰か待ってるの?って聞かれました。
え!?怒られる!?と思って、守備モードに入ってしまった私(笑)。
待ってたけど、もう来たから~みたい言い訳にもなってないことを言ったら、
ものすごい丁寧に言葉を選んで、ここはビジネスの場だから、
あんまりうるさいのはちょっと・・・と注意されました~。
ああ、いい大人なのに注意されちまったよ


夕方は、クリーニングを取りに行きました。
そしたら、クリーニングのおじさんが「実は・・・」と言い出すではないか。
あ~何かしでかしたな~?と思って見守っていたら、やられたのはふるぞうの上着。
上着といってもカーディガンに毛が生えたようなやつですけどね。
チャックの部分と肩、腕に合皮で縁取りがしてあったんだけど、

合皮がただれて
ぼろぼろ剥けてるのよ~

こ、これはひどい。
お気に入りなのになあ・・・どうしよう・・・でも直せないし・・・。
日本でもあまりこういう目にあったことがないので、ちょっと困った。
しかも自分の服じゃないし。


でも、ここで「いいですよ~」と言ってはいけない。
だってアメリカだもん!!!
とりあえず「OK」なんて間違っても言わないように気をつけていたら、
「上着の半額を提供するとか・・・」とおじさんが提案しました。
そうよねえ、そういう風に解決するしかないよねえ。


自分の上着じゃないし、その話をしにまた戻ってくるから手紙でも頂戴。
と言ったら、いかにも大事に聞こえちゃったんでしょうね~。
旦那さんに今聞けない?とのお言葉。
でも、携帯持ってないから・・・と言ったら、電話を貸してくれました~。
よっぽど大事にしたくないのね。
さすが訴訟大国アメリカ。


ふるぞうに言ってみたら、気に入ってるからかなりショックだけど、
なっちまったもんは仕方がない。
2~3年前に日本で150ドル位で買ったやつだって言ってみて、
半額とは言わないまでも、50ドル位出ればいい方だろ~だって。

あまり強くは言わず
俺らはGood Guyだって感じで

交渉しろって言われたけど、言われなくてもそうするよ~。
強気で人を攻め立てるなんて出来ないもの~
そして交渉。
クリーニング代が30ドルちょっとだったのをタダにしてもらって、
スタンプカードにスタンプを3つもらいました。
本当はスタンプは1つなんだけど、3つもらえば満タンになるから。
満タンになったら10ドル分の金券として使えるのよ~。


金額的には不十分だけど、私はこれでいっぱいいっぱいです。
スタンプ3つもらう時も、本当は1回利用で1つだよ?って言われまして。
お前~それ位何も言わずに3つ押せ~!!と心の片隅で思いつつ、
3つくれたら嬉しいな~って要求したんだけど、何か悪いな~って思っちゃったし・・・。
いやいや、悪いのは向こうなんですけどね!?
その辺りは小心者の日本人ですから、ええ。


とりあえず、交渉が出来てようございました。
あちらは訴訟の心配もしてるでしょうから、
あなたのこの対応で十分満足してますよ、アピールするため、

We're happy with that.

と言っておきました・・・なんか、こっちが気を遣ってるよね!?


ふるぞうが帰宅してから見せたら、まだ着れるかな・・・だって。
いや、それはちょっと無理だと思うよ。
チャックのとこはともかく、袖口は相当やられちゃってるからね。
本体のニット部分は全然くたびれてないし、いい色だし。
革だけ張り替えてくれるお直しとかないかな~!?


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6 コメント

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ありゃりゃ~ (びじゅ)
2008-01-05 06:40:15
本当にさ~クリーニング発生は日本じゃなくて、西洋なのにさ~ヘタだよね~
ロンドンのときも、最初はワイシャツも日本みたく、全部クリーニングに出してたんだけど、あっという間にボロボロになっていくのよぉ~
それで、仕方ないので、アッチにいる間は自分で洗ってアイロンかけてたわよ~

これからはさ~最初に、弁護士に話を通してからって言ってみたら?顧問弁護士が後ろについてるってだけで違うんじゃない?

なにはともあれ、お疲れ様!頑張ったねぇ~
返信する
あぁ~ (shirokumax)
2008-01-05 08:13:21
お金では払ってくれないのですね。
アメリカでニュースになった「クリーニングに出したズボンの紛失裁判」のことを思い出しました。
すぐに出てきたのに、何億だったかのものすごい額
をクリーニング屋さんが請求されたという、あの裁判。
アメリカだと訴訟が恐くてクリーニング屋さんもビクビクなのでしょうね。
でも、痛めた上着のクリーニング代とスタンプだけかぁ~。
せめてクリーニング10着無料!とかしてくれたらいいのにぃ。 
返信する
そうだったの? (ふる)
2008-01-06 06:09:23
> びじゅさん

ロンドンのクリーニングはそんなにヘタだったの?
服があんまり長持ちしないのがよく分かるね~。
もともと外国で売ってる服って、長持ちしない仕様だしね。

いや、弁護士ってのも・・・そこまですることか?
っていう意識が真っ先についちゃって。
別に1着10万もするニットとかじゃないしさ。
気に入ってるって理由で言えばプライスレスだけど、
補償してもらっても同じ服はもう売ってないからな~。
でも、くれるというならもらわないと!
というわけで、苦手なのに頑張りました~。
返信する
強く言えば (ふる)
2008-01-06 06:12:04
> くまっくすちゃん

強く言えばくれたと思うよ~。
でも、最初っから私が弱気だったから(笑)
その訴訟はちらっと頭に浮かんだから、
このまま帰ったら損だ!って思ったのよ。

結局頂いたのは40ドル位でしょ。
それも、スタンプはちょっと渋々でしょ。
う~ん、気分が悪い・・・。
でもまた出しに行くけどね。
何しろ歩いていけるから、便利でさ。
気まずいから(笑)、おじさんじゃない時に行こう。
うん。
返信する
えへへ (ひな)
2008-01-06 11:38:28
昨日はどうも~^^;
あのおじさんは管理人さんでしたか!
私は最初、自分たち不審者と間違われてる?って勘違いしちゃいました。
東洋人は若くみえるから子供だとは・・・思ってくれてないよね(苦笑)

交渉がんばったわね(笑)。
心は強気で、だけど、それを相手に見せずGood Guyだぜって感じ・・・
うんうん、充分出てたと思うよ。

合皮の張りなおしだけれど、仕立て直し専門店に
持ち込んで見積もりだけ取ってみるってどうかな?
私が使うお店がOld Torranceにあるの。
今手元に詳細ないけれど、あとで確認してみるよ。
返信する
Unknown (ふる)
2008-01-07 05:37:07
> ひなさん

そうそう、管理人さんなのよ~。
マネージメントオフィスのすぐ横にあるお部屋に住んでるみたい。
すごい人のよさそうなおじ様だったでしょ~。

すごい頑張ったわよ!交渉!!!
でもダメ、心も弱気だったから(笑)

そうそう、お直し屋さんに持って行ってみる?
って話してたとこなの。
でもお店を知らないからな~ってとこで話が終わったから、
教えていただけたら嬉しいわ~!!!
返信する

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