ねじまき鳥クロニクル

ずっと借りっぱなしだった本に最近ようやく手を付け始めました。
村上春樹のねじまき鳥クロニクル。
どうもからっとした天気のロスで読む気がしなかったんだけど、
お外の明るさを見ない振りして、日の差さない薄暗い部屋で読むのもいいわね。


文庫本3冊組で、2冊目のさわりまで読んでたのよね。
そして今日、一気に最後までフィニッシュしてしまった。
午前中から始まって、お昼を挟んで、読み終わったら4時半でした。
読むのは早いほうなんだけど、彼の本は早く読めないのよねえ。
不思議な言葉で不思議な世界が語られるから。


そてにしても、読み終わった後は、
村上春樹風に村上春樹の本の感想を語りたくなるのは私だけ？（笑）
結構おもしろかったけど、もう一度読む元気は残らないのよねえ。
斜め読みした部分も多いので、そのうち機会があれば。
なかったらそれっきりってことで。


村上春樹って、これを書いてる頃は世界の理不尽さに真っ向から真剣に、
腹立ててたのかなあ。
2冊目の真ん中位から怒りのパワーがみなぎってたんだよねえ。
人様によって思うところは違うので、そんなの感じない人もいるだろうけど。


理由もなく起こる理不尽なことに対してすごく怒っているくせに、
その事実を冷静に認めて、悟ったように世の中に対応して行くんだよねえ。
主人公がものすごい空腹にさいなまれるシーンがあるんだけど、
この人、もしかして空腹を感じるために自分でも絶食したのかなあ、
なんて思っちゃったわあ。
奇妙な必死なリアル感があるんだよね。
いやはや、怖い人ですわ。


読み終わってからようやくシャワーを浴びました。
でも、最近ちょっと蒸すので、シャワー後に汗ばむんだよね・・・。
天気予報でも「Humid and Hazy」って言ってたよ。
いや、この程度で蒸すなんて言ってちゃ日本に帰れないけどさ


扇風機の前で涼んだけど、髪の毛を乾かしてちょっとまた汗み、
こりゃ最後まで乾かせん！と半乾きで諦めました。
それからヒールのサンダルを履いてお買い物へ。
初回は水ぶくれが出来たけど、2回目の今日は大丈夫だったわん♪



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