ふらふらの軌跡

カトリックの信仰とフツーの生活についての軌跡。

※写真、文章等の無断転載はご遠慮ください。

ごらんよ空の鳥

2011-09-01 | はじめての教会
ごらーんよそらのとりー♪
という聖歌(391番)が、あります。
結婚講座でも歌うのでご存知の方もいると思います。
私はこの曲、貧乏生活も楽しくなるようによく口ずさむ、結構好きな曲です。

先日、妹が遊びにきたので、一緒にでかけようと、二人でバス停に向かいました。
そのバス停までに、私の行ってる教会があって、妹が「これ教会?」ときいてきて、
興味を示していたので聖堂に入ってみることにしました。
で、ステンドグラスを見たりしてたんですが、聖堂後方にある、籠を見て、「これなにー?」と。
それはおみくじみたいなもので、みことばが書かれているやつだったので、引かせてみました。
私の心の声「わくわく、なんか妹の心に響くものだといいなぁ。うふふふふ…」

でました。
ごらんよ、空の鳥。(マタイ6:26)
そんな妹は鳥が大嫌い。
駅前にいる鳩をみて「みんないなくなればいいのに」とか、鳥の置物にさえ近づかない。
そのぐらい大嫌い。

妹「うわー!!!!なにこれ嫌だー!考えたくもないしっ!」

あぁぁ…神様、なんてことをw
意味はね、思い悩むなってことなんだけど(ざっくりしすぎw)それを理解する前に
最初の「鳥のことを考えてみてください」の文でがっつりつまづく。
つーか、私、そんな風に考えたことなかったわw
ということで、妹にみことばを引かせて、「キリスト教に親しみを計画」(何)はあっさり頓挫したのでした。
ちーん。

みつけたら皆様も引いてみてくださいませ~。
心に響くものかもしれないし、そうじゃないかもしれません…。

カトリック的グッズ&お買い物

2008-11-07 | はじめての教会
もうすぐクリスマス準備な時期で一人わくわくしているので、カトリックなグッズをご紹介。

カトリックなグッズといえば。
聖像、ロザリオ、メダイなどメジャー?なものからスピリチュアルグッズと勘違いされるルルドの水なんてものまであります。
そのもの自体は、悪霊がとりついてそうなものにのっけたらジュワーー!とか言って蒸発するとか、そんな映画とかで見そうな魔法のアイテムでは、もちろんありませんw
全部、神様を思い起こしてお祈りするためのものです。
気持ちを神様に向けるためのきっかけになるグッズ、とでも言いましょうか。

そう言うものが信仰心から、はたまた乙女心がくすぐられてからかは解りませんが(私は半々くらいですw)そういうものが欲しくなったら。
お近くのカトリック教会を探しましょう。
カトリック教会以外では多分聖像とかロザリオとかは売ってないです。
なぜならそれらはカトリック独自の信心アイテムだからです。
(ちなみに、イコンとか正教会グッズは正教会に売ってると思われます。お茶の水のニコライ堂の事務所とか。)
大体、教会にちっちゃい売店コーナーみたいなのが設けられてると思いますが、そんなのが無かった!もしくは教会には行きにくい!というあなたはネットで購入できちゃいます。

オススメその1
女子パウロ会オンラインショッピング
女子パウロ会という修道会が経営しているネットショップ。

オススメその2
サンパウロネットショップ
聖パウロ会という修道会が経営しているネットショップ。
会員登録しないと使えませんが、会員になるには無料で、ケータイからも買えます。

オススメその3
ドンボスコ社ネットショップ
カトリックな出版社のネットショップ。
書籍ももちろんですが、カトリックグッズも売ってます。

オススメその4
教文館
キリスト教系の書店です、カトグッズ、というよりはキリスト教全般のグッズが沢山あります。
ちなみに、店舗は銀座で、一階と二階は普通の本屋さん、その上の階からキリスト教書やグッズが売ってるので、そこにキリスト教グッズがあるなんてことには気づかないかもしれないです。

これら実店舗もありますので、しらべてみてお近くにあったらどうぞー。
東京の四ッ谷駅にはこれらのお店が密集していますw
前半3件の実店舗がありますし、この他にも典礼センターピエタもあります。
こちらはちょっと高級なものが多いかな。。

教会系のお店の教会グッズは驚く程お安いです(あたりまえ。)
そこらへんのアクセサリーショップでメダイっぽいものを買うと数千円とかしますが、教会ショップではメダイは300円くらいで買えちゃったりします。
5連ロザリオ(本来は首から下げるものじゃないですよ。意味を解ってる上で服の下に下げるならアリかもだけど。)も1000円くらいからあります。
ちなみに、私は教会ショップに行くと、テンションがめちゃめちゃ上がってついつい色々購入してしまいますw

この辺のものを購入したら、そのまま使用するのもアリですが、教会に持っていって、神父様に祝福して貰いましょう。
例えばロザリオだったら、「このロザリオに祝福をお願いします!」とか「祝別してください!!」といえば伝わります。
そうすると神父様がこれを持って祈る人に神様が豊かなお恵みをくださるようにおいのりしてくれます。
これを祝別といって、神様に祝福された物になります。
大事に使いましょう。

これらのお店は行って、お買い物しても、もちろん勧誘とかないですw
なので興味を持った方は気軽にいってみてください。
もうすぐどのお店(ネットショップも。)でもクリスマスグッズが並び始めるんじゃないでしょうか。
折角なので、餅は餅屋でどうぞw
もうすぐクリスマスひゃっほう


↑もらいものの天使達。ウチの玄関にいますw

はじめての教会~私の場合

2008-11-01 | はじめての教会
そのうち書こうと思っていたのですが、結構経ってしまいました…
私が体験した教会に初めて行ったお話。


学生の頃でした。
なんかもう思春期のせいだと思うんだけれども、今よりすんごーーーーーーーく精神的に不安定だった頃です。
学校サボってたまには綺麗なものでも見に行こうと行ったのでした。
もともと、教会に興味はあって、行くならカトリックと思っていました。
マリア様とか天使とか聖人とか、秘跡とか、なんだかステキなものが沢山ある!なイメージだったので。
さらに言うと私、ゴスロリな格好がヒジョーに好きだったので、マリア様の御像とか、十字架のネックレスとかロザリオとかはもう胸キュン(古)アイテムだったのです。
ちなみにこれらは今でも好きですw
で、そんな憧れの、ステキな教会をみてみたーい!という好奇心から。
行った所は下井草の教会だったのですが、ネットで入念にしらべて、「誰でも入ってください」なのにわざわざ神父様を探して入ってもイイですかと断りを入れて(初めての人が勝手に入れると知っても勝手に入るのは不安でしたw)、聖堂に入ってきょろきょろ色んな所をみてはすごーい!と思うのでした。
これが初めての教会だったのですが、これで、しばらく教会には行きませんでした。

本格的に通い始めたのはその思春期によくあるであろう不安定から抜けたときでした。
あんまりにその前がヒドく、荒れた生活をしていたので(人生にはコレからヒドいこともあるだろうけどねw)、自分が生きていること、周りのものにすごく感謝したくなって、それで教会に行ったのでした。
なんで教会に行ったのかというと、いつかの倫理の授業で教えてもらった「キリスト教は許し、悔い改め」っていうのをどこかで覚えてたのかもしれないです。
最悪な事をしてきた自分も許されるのかなーと。
感謝するにも、一神教だと感謝する対象も神様で解りやすいし。
カトリックにしたのは上に書いてある通り、マリア様とかそういうのが好きだったから。
最初のうちはわざとミサの時間を外して行きました。
ミサが何をするのかわからなかったから。
ためしに一回行ってみようと思ったのだけれども、アットホームな教会だったので、ミサが始まる前、外で中に入ろうかどうしようかと思っている時に「○○ちゃーん!そろそろはじまるわよー!!」というお母さんの叫び声でこれまたアットホームさを見せつけられたので、ミサ中に訳わかんないことをしてたから何か言われるかも!とドキドキして無理でした。
そしてたどり着いたのは今所属してるマンモス教会。
木を隠すなら森だろ!ということで、受付もいるし、受付の方に初めてです!と声をかけてミサに与ったのでした。
初めてのミサは感動もあったけどそれよりはドギマギでした。
それまで聖歌のイメージは英語だったから、日本語の聖歌とかあとは儀式っぽい動きで「うおお、コレって宗教だ!」と初めて思いましたw
それまではどっちかっていうとファッション的なイメージ(すいませんw)
ちなみにその最初に行った時には海外から合唱団が来てたっぽく、すんごい綺麗な歌声が聞けました。
その後、徐々にミサに与るようになるのですが、あんまり宗教臭い(宗教なんだけどね、なんていうか日本人の思う宗教っぽさ、スピリチュアル的なものとか、奇跡が起きた!と熱弁されたりとかがダメです。あんまりないけど。)のは嫌です。今でも。

そこから信者になるまでがこれまたちょっと長かったです。
信者になるつもりは最初はありませんでした。
が、自分が行ってる教会とかキリスト教を教養として知っといた方が良いと思ってキリスト教講座をネットで検索。
その時出会ったのが、今も教会でお世話になっている方々で、某神父様の講座に通い始めたのでした。
遅い時間にやってるのが、学生だったので、よかった。
最初は話が???って感じですが、だんだん解るようになりました。
数年後にこの講座は日本で一番難しい入門講座だとか聞いたけど、全然そんなことはないです。
お馬鹿な私でも大丈夫でした。
テーマに沿って順序建てて聖書を読んでいくので解りやすいです。
ネットで出会った方々ともリアルで会って、仲良くなりました。
やっぱり友達が教会にいるのと一人で通うのとでは全然違います。
講座も出たり、行かなかったりを繰り返して、普通の生活でも色々あって、就職したり、今の彼氏が出来たり。
そしてこのブログを書き始めた頃までそんな感じは続きました。

そして今に至りますw
長々ありがとうございました。
何が一番言いたかったかというと、

こんな人でも教会行ってますよ

ってことです。
カトリックとかキリスト教って敬虔なイメージありますが、私みたいな人間もいますよということでした。
教会行く動機も不純でしたしねw
ま、今も不良信者ですw
それでも許したり私を愛してくれる神様ラヴなのです。

はじめてのミサ

2007-10-08 | はじめての教会
はじめてミサに与る時、どんなものなのか何をするのか、よくわからないかと思いますので書いていこうかと。

そんなわけで「キリストと我等のミサ」を参照~。
サンパウロから出ている赤い薄い冊子です。
初めての方にはオススメの冊子。
値段も400円位でお得ですよ(何

初めてのミサでしたら、教会の入り口に案内の人がいたりするので、「はじめてです」と言ってみるとか、席についた隣の人に「はじめてなのですが」と言ってみると優しく教えてくれるかもです。
でもわたしにはそんな勇気はなくって、周りをきょろきょろしながら動きを合せてましたw
また、教会も信徒数の多い所に行きましたw
木を隠すなら森!とか思って、独りくらい変な動きをしてても大丈夫だろうと思ったからですw
ちなみに、カトリックではこちらから話しかけるまで放置の場合がほとんどです。
ミサの前に、「聖書と典礼」という薄いパンフレットみたいなのを貰いましょう。
入り口においてあるか、配ってると思います。
これは持って帰ってください。
また、カトリック聖歌集、典礼聖歌集が席にあるところと入り口においてあるところがあります。
入り口においてあるところではそれらを持って席に着きましょう。
これは終わったあとにもとの場所に返します。

ミサは大きくわけて5つのプログラムに別れます。
1.開祭
2.ことばの典礼
3.感謝の典礼
4.交わりの儀
5.閉祭
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1.開祭

?入祭の歌と行列(全員起立します。)
(↑司会の人が「典礼聖歌○○番を歌いましょう」とか「カトリック聖歌集○○番」とかいうので、そのとき言われた曲を歌います。
聞き逃してしまったら祭壇の右とか左になんか掲示板みたいなものがあって、そこに番号が書いてあるので、それを見て曲を探して歌いましょう。
歌わない時は歌のかわりに入祭唱というのを唱えます。
入祭唱は入り口でもらった、「聖書と典礼」に書いてあります。)

?入祭のあいさつ(ここから「会衆」と「全員」とかかれているところは皆で言います。)
司祭 「父と子と聖霊の御名によって」
会衆 「アーメン」
(↑入祭のうたが終わると、司祭が「父と子と聖霊の御名によって」といいながら、十字を切ります。
同時に私達も十字を切るのですが、「父と」でおでこ「子と」でおなか「聖霊の」で左肩「御名によって」で右肩です。
そのあと皆で「アーメン」といいます。)
司祭 「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが皆さんとともに」
会衆 「また司祭とともに」
(↑「皆さんとともに」「また司祭とともに」は何回か出てきますwこのあと「こんばんわ」とか「今日のミサは○○です」とかあいさつみたいなのが入ります。)

?回心への招き
司祭 「皆さん、神聖な祭りを祝う前に私達の犯した罪を認めましょう」
(↑しばらく、頭を下げて反省します。)

?回心の祈り(3種類ありますが、わたしの行ってる教会でよく使うのを書きます。)
司祭 「全能の神と」
会衆 「兄弟の皆さんに告白します。わたしは、思い、ことば、おこない、おこたりによってたびたび罪を犯しました。聖母マリア、全ての天使と聖人、そして兄弟の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください。」
司祭 「全能の神がわたしたちをあわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。」
会衆 「アーメン」

?あわれみの賛歌
先唱 「主よ、あわれみたまえ」
会衆 「主よ、あわれみたまえ」
先唱 「キリスト、あわれみたまえ」
会衆 「キリスト、あわれみたまえ」
先唱 「主よ、あわれみたまえ」
会衆 「主よ、あわれみたまえ」
(↑これを歌う時もありますし、唱えるときもあります。歌う時は聖歌の番号が出てる看板みたいなところを見て、典礼聖歌集の箇所を探します。先唱は司会みたいなもんです。)

?栄光の賛歌
司祭 「天のいと高きところには神に栄光」
全員 「地には善意の人に平和あれ。
われら主をほめ、主をたたえ、主をおがみ、主をあがめ、主の大いなる栄光のゆえに感謝したてまつる。
神なる主、天の王、全能の父なる神よ。
主なる御ひとり子イエス・キリストよ。
神なる主、神の子羊、父の御子よ。
世の罪を除きたもう主よ、われらをあわれみたまえ。
世の罪を除きたもう主よ、われらの願いを聞き入れたまえ。
父の右に座したもう主よ、われらをあわれみたまえ。
主のみ聖なり、主のみ王なり、主のみいと高し、イエス・キリストよ
聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。
アーメン。」
(↑これも、歌うことがあります。「イエス・キリストよ」のところでお辞儀するひともいます。また歌う時は「イエズス・キリストよ」になってることもあります。日曜日とカトリックの祭日のミサだけこれがあります。)

?集会祈願
司祭 「祈りましょう。…聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストのよって」
会衆 「アーメン。」

2.ことばの典礼

?旧約聖書の朗読(第一朗読)(座ります。)
(↑「聖書と典礼」の旧約聖書の部分が読まれます。読み終わった後、読んだ人が「神のみことば」とか「神に感謝」とか言うことがあります。そしたら、わたしたちは「神に感謝」と言います。)

?答唱詩編
(↑「聖書と典礼」の答唱詩編をうたうか、唱えます。)

?使徒書の朗読(第二朗読)
(↑「聖書と典礼」の手紙とかかいてある部分が読まれます。読み終わった後の動きは第一朗読と一緒です。)

?アレルヤ唱
(↑起立して、「聖書と典礼」のアレルヤ唱を歌います。)

?福音の朗読
司祭 「主は皆さんとともに」
会衆 「また司祭とともに」
司祭 「○○による福音」
会衆 「主に栄光」
(↑この時、おでこと口と胸に小さい十字をかきます。そして福音書が読まれます。)
司祭 「キリストに賛美」
会衆 「キリストに賛美」

?説教
(↑司祭のお話です。わたしはこれが落ち着いて聞けるようなったのは実は最近ですwたまに眠くなったりしm…ごにょごにょ)

?信仰宣言(ニケア・コンスタンチノープル信条か、使徒信条か、信仰宣言を唱えます。ここでは使徒信条書いておきます。)
全員「天地の創造主、全能の父である神を信じます。
父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみをうけ、十字架につけられて死に、葬られ、よみに下り、三日目に死者のうちから復活し、天に昇って全能の父である神の右の座につき、生者と死者をさばく為にこられます。
聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。」

?共同祈願
(↑「聖書と典礼」の共同祈願を先唱者が言うので、その後に「一同」とかいてあるところを全員で言います。)

3.感謝の典礼

?奉納の歌(座ります。)
(↑聖歌を歌います。司会の人が「○○番というので、その番号のを歌います。」

?奉納行列
(↑ウチの教会では奉納の歌を歌ってる時に係がパンとブドウ酒を祭壇にもっていきます。この時かごがまわってきて、お金を献金しますが、いくらでもよいですし、しなくても良いです。わたしはいつも数百円です。ちなみにかごはすんごい早さで回ってきたりしますw)

?パンを供える祈り
司祭 「神よ、あなたは万物の造り主、ここに供えるパンはあなたからいただいたもの、大地の恵み、労働の実り、わたしたちのいのちの糧となるものです。」
会衆 「神よ、あなたは万物の造り主。」

?カリスを供える祈り
司祭 「神よ、あなたは万物の造り主、ここに供えるぶどう酒はあなたからいただいたもの、大地の恵み、労働の実り、wたしたちのいのちの糧となるものです。」
会衆 「神よ、あなたは万物の造り主。」

?祈りへの招き(起立します)
司祭 「みなさん、このささげものを全能の神である父が受け入れてくださるように祈りましょう」
(↑しばらく沈黙のうちに祈るか↓の祈りを唱えます。)
会衆 「神の栄光と賛美のため、また全教会とわたしたち自身のために司祭の手を通しておささげするいけにえをお受けください」

?奉納祈願
司祭 「…わたしたちの主イエスキリストによって。」
(↑「聖書と典礼」にかいてある祈りを唱えます。)
会衆 「アーメン。」

?叙唱前句
司祭 「主はみなさんとともに。」
会衆 「また司祭とともに。」
司祭 「心をこめて神をあおぎ、」
会衆 「賛美と感謝をささげましょう。」

?叙唱
司祭 「聖なる父、全能の神いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることはまことにとうとい大切な務めです…」
(↑長いので割愛。一緒に沈黙のうちにお祈りしててください。)

?感謝の賛歌
先唱 「聖なるかな」
会衆 「聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主。
主の栄光は天地に満つ。
いと高きところにホザンナ。
ほむべきかな、主の名によりて来たるもの。
天のいと高きところにホザンナ。」
(これも歌うことがあります。)

?奉献文(ひざまづくか、立ったままです。)
(↑司祭が色々言ってお祈りするのでこれも沈黙のうちに一緒にお祈りしててください。内容は割愛。)
司祭「…主イエスは渡される夜、パンをとり、あなたに感謝を捧げて祝福し、割って弟子に与えて仰せになりました。『皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡されるわたしのからだである。』」
(↑この時司祭は、聖別され、キリストの体になったパンを示し、侍者というお手伝いの人が鈴を鳴らします。司祭にあわせてお辞儀します。)
司祭「…食事の終わりに同じように杯をとり、あなたに感謝をささげて祝福し、弟子にあたえて仰せになりました。『皆、これを受けて飲みなさい。これはわたしの血の杯、あなたがたと多くの人に流されて、罪のゆるしとなる新しい永遠の契約の血である。これをわたしの記念として行いなさい。』」
(↑このときも、祝別され、キリストの血になったぶどう酒を示し、侍者が鈴を鳴らします。司祭にあわせてお辞儀をします。)

?記念唱
司祭 「信仰の神秘」
会衆 「主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで。」
(↑歌うこともあります。個人的には、ここが一番美しくて好きです。)
司祭 「わたしたちは今、御子キリストの救いをもたらす…」
(↑お祈りが唱えられるので沈黙のうちに一緒にお祈りしてください。内容は割愛。)
司祭 「…御子イエス・キリストを通してあなたを褒めたたえることができますように。」
(↑ひざまづいて居た時はこのあと立ち上がります。)
司祭 「キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりのなかで、全能の神、父であるあなたに、」
全員 「全ての誉れと栄光は世々に至るまで。アーメン。」
(↑最後にこれを唱えます。歌うこともあります。)

4.交わりの儀

?主の祈り
司祭 「主の教えを守り、みことばに従い、つつしんで主の祈りを唱えましょう。」
会衆 「天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。」

?副文
司祭 「いつくしみ深い父よ、すべての悪からわたしたちを救い、現代に平和をお与えください。
あなたのあわれみに支えられ、罪から解放されて、すべての困難に打ち勝つことができますように。
わたしたちの希望、救い主イエス・キリストが来られるのを待ち望んでいます。」
会衆 「国と力と栄光は、限りなくあなたのもの。」

?教会に平和を願う祈り
司祭 「主イエス・キリスト、あなたは使徒に仰せになりました。『わたしは平和をあなたがたに残し、わたしの平和をあなたがたに与える。』わたしたちの罪ではなく教会の信仰を顧み、おことばの通りに教会に平和と一致をお与えください。」
会衆 「アーメン」

?平和のあいさつ
司祭 「主の平和がいつも皆さんとともに。」
会衆 「また司祭とともに」
司祭 「互いに平和のあいさつをかわしましょう」
(↑このあと、皆、まわりの人に「主の平和」と唱えて挨拶します。いきなりなのでビビることまちがいないしですwとりあえずニコニコして周りの人とあいさつしましょうw)

?平和の賛歌
先唱 「神の子羊」
会衆 「世の罪を除きたもう主よ、われらをあわれみたまえ」
先唱 「神の子羊」
会衆 「世の罪を除きたもう主よ、われらをあわれみたまえ」
先唱 「神の子羊」
会衆 「世の罪を除きたもう主よ、われらに平安を与えたまえ。」
(↑これも歌うことがあります。)

?拝領前の信仰告白(ひざまづくことがあります。)
司祭 「神の子羊の食卓に招かれたものは幸い」
会衆 「主よ、あなたは神の子キリスト、永遠のいのちの糧、あなたをおいてだれのところに行きましょう。」

?聖体拝領
(↑この時、カトリックの洗礼を受けた信者はキリストの体となったパン、ご聖体をいただきます。洗礼を受けていない人も、一緒に列に並び、司祭の前にでたら手を合わせて頭を軽くさげると祝福が受けられます。ぜひどうぞ~♪)

?拝領祈願(起立します。)
司祭 「祈りましょう。…わたしたちの主イエス・キリストによって。」
(↑「聖書と典礼」の祈りを唱えます。)
会衆 「アーメン」

5.閉祭

?派遣の祝福
司祭 「主は皆さんとともに。」
会衆 「また司祭とともに。」
司祭 「全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんの上にありますように。」
会衆 「アーメン」
(↑この時、「父と子と聖霊の祝福が」で、また十字を切ります。)

?閉祭のあいさつ
司祭 「感謝の祭儀を終わります。行きましょう、主の平和のうちに。」
会衆 「神に感謝。」

?退堂
(↑閉祭の歌を歌います。)
------------------------

以上が流れです。
あー長かった。
これで1時間くらいです。
ミサが始まる前に、マリア様への祈りを唱えることもあります。
最近ひざまづかないところもあるみたいですが、ひざまづいた方が美しくて好きです。
とりあえず、まわりをきょろきょろしつつやれば大丈夫だと思われますw

教会に行ってみたい!

2007-10-08 | はじめての教会
初めて教会に行く人、これから行ってみたい人に参考になるかわかりませんが、色々書いていこうと思います。
カトリックなのでカトリックの教会についてしかかけませんがw
あと、あくまで私はヒラ信者で専門家でもないので、もし誤り等あったらお知らせくださいませ>カトリックの先輩方。

まずは行ってみたい!と思ったら。

教会といえば、マリア様やイエス様の御像、十字架、ステンドグラスが綺麗!というイメージかと思われます。
でも実はマリア様やイエス様の御像はカトリックだけです。(教会ではない、結婚式場のチャペル等にはあるかもです。)
行くきっかけは何でもok。
わたしは上記のようなものがある素敵な教会を見てみたいという理由で初めて教会に足を運びました。
もちろん、お祈りしてみたいとかでも大歓迎です。
行きたいと思ったら、次にどこに行くかを決めなければいけません。
ここをご覧になってる方にはインターネットというとても巨大な味方(時には敵ですがw)が既についていると思うので、検索するのが一番かと思われます。
カトリックの教会は、必ず名前の前に「カトリック」がついています。
例えば「カトリック○○教会」などです。
ついてなかったらプロテスタントの教会です。
なお、統一教会、エホバの証人、モルモン教等はキリスト教ではないとされているので、注意です。
カトリックでオススメの教会を探すサイトはわたしのリンクに貼ってある、laudateとかですかね。
あとはカトリックの組織は土地土地で大司教区というものに区切られているので、自分の住んでいる所の大司教区のサイトを見ると、教会一覧が載ってたりします。

さて実際に近所の教会に行くことにします。
そこで意外と悩むのが「服装」だったりしませんか?w
実は何でもokです。
お気に入りのワンピースでもジーンズでもなんでも良いです。
わたしは専らユニクロとかですw
その昔は一張羅を着て行く所だったみたいですが、今はなんでも良いです。
ただ、あんまり露出が多かったりすると教会の他の人が嫌な気持ちになるかもしれませんので、ノースリーブ等は避けて、でもノースリーブしか洗濯物がかわいてない!とかなったら、何か羽織るものを用意した方が良いかもです。

教会に着いたらどうすればいいのか。
まず入り口に何か水の入った入れ物があるかと思います。
それは聖水です。
わたしの友達を初めて教会に連れて行った時、「聖水だよ」と言ったら、臭いをかいでましたが、無臭ですw
聖水とは神父様がこれを使う人に神さまの祝福があるようにお祈りを捧げたお水です。
教会に入るときはこれを中指の先あたりにつけて、おでこ、胸、左肩、右肩に順に触れて、十字を切ります。
これは信者じゃなくてもやって良いです。
わたしは十字を切るとなんだか神聖な気持ちになってました。(信者じゃない頃は十字切るなんてなかなかないですから。)
もちろん、十字を切ることに抵抗がある人はやらなくても良いです。
聖堂に入ったら、静かにしましょう。
お祈りしてる人もいると思います。
前の方に、段差があって、その上にテーブルの様なものがあると思いますが、それが祭壇です。
またその祭壇の近くに箱があって、赤いランプがついているかと思われます。
それが聖櫃と言われるもので、ご聖体と呼ばれる、わたし達がキリストのからだと信じているもの(と、書くとなんだか急に宗教っぽいですがw)が入っています。
祭壇には入らないでください。
もっとも、入っている人は居ないとおもいますがw
ミサの時にはこの祭壇で色々行われます。
席とかは「ここに誰が座る」とかは無いのでご自由に座って休んだり祈ったりしてください。
席の下に、横板や枕っぽいものがあるかもしれません。
それはひざまづき台です。
ひざまづいて祈る人も居ます。
聖堂内をぶらぶらしたりするのもokです。
ただ、あくまで祈りの場であることをわすれず、他の祈ってる人の邪魔にならないようしましょう。
内部の写真は教会によってとって良いところと悪い所があるので、教会の外にあるであろう、事務所に居る人、もしくは神父様に聞くか、あらかじめ電話して聞くと良いかと思われます。