goo blog サービス終了のお知らせ 

Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

Global Institute

2013-09-03 00:26:52 | Leadership

Class of 2015のCHOPです。早いもので、気が付けば9月に突入してしまいました。東京では残暑が厳しいと聞いていますが、Durhamは気温が上がることはあっても湿気が少なく、朝晩はひんやりとしているので寝苦しいということもないので、相対的に過ごしやすい気候と言えそうです。

Fuquaでは、8月の最終週から2年生がインターンシップ等を終えて戻ってきました。校舎にいる人数が倍になり、一層活気づいてきました(駐車場の争奪戦も激しさを増しましたが、その辺りの話は追い追い…)。1年生はと言うと、秋学期(Fall 1 / 9月5日(木)~)に向けた1週間の準備期間中です。授業はないものの、MarketingやEntrepreneurに関心がある学生向けのInformation Sessionがあったり、Club Activityの紹介があったりして、少しだけ緊張感を緩めつつも、力を蓄えているところです。

さて、今日は1年生が8月1日(木)~28日(水)にかけて参加したGlobal Institute (GI)についてお伝えします。GIは、留学生向けのLanguage Institute (LI) と秋学期の間に行われる、Fuquaが理想とするConsequential Leadershipの在り方を集中的に学ぶプログラムです。Leadership, Ethics, and Organizations (LEO)と Global Institutions and Environments(GIE)という2科目のレクチャーに加えて、リーダーシップやチームワークについて様々な側面から体感するフィールドワークが多数用意されています。レクチャーでは凄まじいボリュームのReadingが課され、期末テストはネイティブも苦しむような難易度でしたが、日本人4名、なんとかSurviveできました(と信じています(笑))。

Enronの粉飾決算であったり、KivaのMicrofinanceであったり、現実のビジネスを活きた教材として、それぞれの学生が自らのConsequential Leadershipの土台を築き、将来の「あるべき姿」を考えることになります。Fall 1が始まる前に1か月、集中的にこうした時間を設けることが、Fuquaのリーダー育成へのこだわりが現われているのではないでしょうか。

Team Fuquaという言葉に象徴されるように、Fuquaはチームワークへのこだわりが特別に強い学校です。Class of 2015は約430名の学生がいて、Sectionと呼ばれる6つのクラスにアサインされ、その中で更に5~7名のTeamに分かれて様々な課題に挑みます。GIの最初の3日間はオリエンテーションでしたが、期間中はSection対抗戦とも呼べるような体育祭のようなノリで、例えばSection 1は「UNO(ウ~ノ)」といった「1」にまつわるチャント(掛け声)で盛り上げていました。Section 4は ”Table Bangers” を名乗って机を叩きまくったり、Section 5は南アW杯で使われたブブゼラを持ち出したり、うるさくした者勝ちのようなところがありましたが(笑)

それでは、Fall 1も頑張ります!