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Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

私費留学生向け、Fuqua Alumniネットワーク

2010-12-29 17:48:24 | 就職活動

SYのAotakuです。

さて今回は私費アプリカント向けに、DukeのAlumniネットワークの有効性および活用方法を紹介したいと思います。就職活動で重要な過程の1つにInformation interviewがあります。企業の採用面接を受ける際、事前に知人やAlumniを通じて、業界や企業の情報を収集しておく作業です。特にキャリアチェンジを考える人には、かなり重要な過程になってきます。そうすることで、インタビューで面接官の聞きたい/興味がある言葉を効果的に繰り出すことが可能になることがあります。 (上記はMBA受験の際に、在校生やAlumniの質問とおなじだと思います。)

さて以前に私がFuquaのキャリアマネジメントセンター(略CMC)のセッションに出た際に、このInformation Interviewのテクニックについての講義がありました。簡単に内容を説明すると、Information interviewの相手には30/70の法則がある。協力的なチームFuquaのAlumniといっても70%はInformation interviewは役に立たない。(必要な情報を持っていない/後輩への情報提供にそれほど熱意を持っていない。)本当に重要な情報を与えてくれるのは30%程度である。だから1-2人のAlumniのInformation interviewをしたからといって満足せず、本当に入りたい企業ならば10人位にInformation interviewをするべきだ。そのうち3人位は親身なってに後輩の事を考え、業界で何が起きているか、アプライポジションではどんなスキルが要求されるか、後輩のレジュメを見たうえで何を強調するべきか、更には他に有益な情報が聞ける人を紹介してくれるはずだから。だからポイントは、多くのAlumniに対してInformation interviewの依頼をし、効率よくそのような人たちを捕まえることですよ、との話でした。

私も昨年、今年といろいろな企業の面接の前にInformation interviewを行いました。ただ上記の件を踏まえ少し問題だと思ったのが、日本人Alumniを知るすべが主に当時の2年生の先輩からの口頭でしかなかった点です。これだとごく最近卒業した先輩の情報しかわかりません。インタビュー終了後、Class of 20XXのZZさんは該当企業に勤めている事や、YYさんはFuqua在籍時にその企業でインターンをしたらしいと聞くことが多く、ああー、もっと早くわかっていれば面接前にもう少し楽に準備できたのにと思うことは多々ありました。

そんなことがきっかけで、Fuquaの就活用Alumni連絡リストを作成しました。各企業で活躍しているAlumniの前職、インターン先、現職、連絡先のリストで、Fuquaの日本人はすべて自由に見れるようにしています。。今後の私費留学生の後輩にリストを活用してもらい、多くの先輩に効率的にコンタクトができ、ストレスフルな就職活動が少しでも楽になればと思っています。