こんにちは。FYのTKです。
本日は、Break中の恒例企画、授業紹介の第1弾として、Financial Accounting をご紹介したいと思います。
この科目は、財務会計の基礎科目という位置づけになっていますが、実際は複式簿記の基礎からはじまり、資産会計、負債会計、資本会計、さらにはキャッシュフロー計算書まで、連結会計を除くほぼすべての財務会計トピックを6週間12回の講義でカバーするという、非常に密度の濃い授業です。
授業は、1学年6セクションを3つずつに分けて、2人の教授がそれぞれ担当する形になっており、私のセクションはAccountingの楽しさを学生に伝えることに情熱を燃やしている若きProfessor、Yonca Ertimurが担当でした。
日本で勉強した簿記や会計では、主に「取引の仕分けをどう処理するか」や「財務諸表をどう作成するか」といった、「財務諸表作成者」側の視点がメインでした。しかし、このコースでは、第1回目の授業で「Our goal is not to train you to become an accountant. Rather, we want you to become an informed user of financial statement information.」ということが宣言されることからも分かるように、レクチャーとケースを上手くミックスさせ、公開されている財務諸表からいかに情報を読み取るかという、「財務諸表利用者」側の視点を学びます。
個人的には、Term1,2のコア科目、特にQuantitative系の科目(経済学、統計学、ファイナンス等)については、過去に少しでも勉強したことがある方は、免除試験(Exemption)を受けて、よりレベルの高いElectiveをどんどん受けた方が良いと考えているのですが、Accountingについては、バックグラウンドのある方が受けても十分意義があると思いました。
一つ目の理由は、上でも触れたように、会計学に対するアプローチが日本の場合とかなり異なるので、バックグラウンドがあった私でも非常に参考になることが多かったという点です。(監査法人勤務の方などは、その限りでは無いと思いますが。念のため。)毎回ケース分析のアサインメントが課され、授業の中でそのケースについてのディスカッションを行うため、財務諸表(注記を含む)を情報ソースとしてどのように活用するのか、企業の経営者がどのような手法で決算を良く見せようとするのか、という点を叩き込まれます。
また、二つ目の理由ですが、毎回のケース分析アサインメントはチーム課題になっているため、コア科目全体を通じて原則として一緒となるチームメイトとの密なチームワークの機会が多く、その結果、チームメイトと仲良くなることができますし、チームをリードする苦労を味わえるという点も非常に有意義だと思います。(Fall1 Termのほかのコア科目は、Accountingほどチーム課題が多くはありません。)
ただ、この授業のボリュームは相当多いので、バックグラウンドの無い人(簿記2級レベルの知識があれば十分だと思います)は、合格後に学校から送られてくるAccountingのCDを活用して、予習しておくことをお勧めします。
TK
本日は、Break中の恒例企画、授業紹介の第1弾として、Financial Accounting をご紹介したいと思います。
この科目は、財務会計の基礎科目という位置づけになっていますが、実際は複式簿記の基礎からはじまり、資産会計、負債会計、資本会計、さらにはキャッシュフロー計算書まで、連結会計を除くほぼすべての財務会計トピックを6週間12回の講義でカバーするという、非常に密度の濃い授業です。
授業は、1学年6セクションを3つずつに分けて、2人の教授がそれぞれ担当する形になっており、私のセクションはAccountingの楽しさを学生に伝えることに情熱を燃やしている若きProfessor、Yonca Ertimurが担当でした。
日本で勉強した簿記や会計では、主に「取引の仕分けをどう処理するか」や「財務諸表をどう作成するか」といった、「財務諸表作成者」側の視点がメインでした。しかし、このコースでは、第1回目の授業で「Our goal is not to train you to become an accountant. Rather, we want you to become an informed user of financial statement information.」ということが宣言されることからも分かるように、レクチャーとケースを上手くミックスさせ、公開されている財務諸表からいかに情報を読み取るかという、「財務諸表利用者」側の視点を学びます。
個人的には、Term1,2のコア科目、特にQuantitative系の科目(経済学、統計学、ファイナンス等)については、過去に少しでも勉強したことがある方は、免除試験(Exemption)を受けて、よりレベルの高いElectiveをどんどん受けた方が良いと考えているのですが、Accountingについては、バックグラウンドのある方が受けても十分意義があると思いました。
一つ目の理由は、上でも触れたように、会計学に対するアプローチが日本の場合とかなり異なるので、バックグラウンドがあった私でも非常に参考になることが多かったという点です。(監査法人勤務の方などは、その限りでは無いと思いますが。念のため。)毎回ケース分析のアサインメントが課され、授業の中でそのケースについてのディスカッションを行うため、財務諸表(注記を含む)を情報ソースとしてどのように活用するのか、企業の経営者がどのような手法で決算を良く見せようとするのか、という点を叩き込まれます。
また、二つ目の理由ですが、毎回のケース分析アサインメントはチーム課題になっているため、コア科目全体を通じて原則として一緒となるチームメイトとの密なチームワークの機会が多く、その結果、チームメイトと仲良くなることができますし、チームをリードする苦労を味わえるという点も非常に有意義だと思います。(Fall1 Termのほかのコア科目は、Accountingほどチーム課題が多くはありません。)
ただ、この授業のボリュームは相当多いので、バックグラウンドの無い人(簿記2級レベルの知識があれば十分だと思います)は、合格後に学校から送られてくるAccountingのCDを活用して、予習しておくことをお勧めします。
TK