goo blog サービス終了のお知らせ 

Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

最終タームを迎えるにあたり

2011-03-20 20:10:55 | その他

こんにちは。SYToluckyです。

 

今日で2週間の春休みも終わり、明日からSpring 2 termが始まります。

2年生にとってはいよいよFuquaでの最後の学期です。

 

本来なら留学生活に思い残すことのないよう公私ともに充実した時間を!というところですが、日本の状況を考えるとなかなかパッと明るく前向きにという気持ちにはなれません。

春休みが始まってすぐに旅行に出かけていましたが、震災後は行く先々で慰めや励ましの言葉をもらったり、いろいろな所で半旗が掲げられていたりしました。

人々の温かさを感じながらも、何も役に立てない自分に歯がゆさも覚え、何かできることはないかと考えながら旅を続けていました。

 

こうした思いはFuquaにいる日本人在校生は皆同じで、Fuqua日本人コミュニティとしてチャリティ活動を行うことにしました。

ご近所のUNC Kenan-Flagler ビジネススクールの日本人コミュニティと協同で、両校の学生やスタッフに自分達がデザイン・作製した"Pray for JAPAN"のリストバンドを販売する形でDonationを募り、収益を寄付するというものです。

1年生のもじゃおがUNCの友人と企画し、春休み中から精力的に各所調整を行ってくれていました。

Thiningも書いていましたが、Fuquaを始めとする周りの人は本当に温かく、「できることがあれば何でも応援するよ」と言ってくれている友人がたくさんいます。

Fuquaを象徴する"Team Fuqua"という言葉を改めて強く実感します。

そういった人たちや我々日本人在校生の思いを集め、少しでも被災地の方々の役に立てるような活動にしたいと考えています。

 

Tolucky


日本の大地震で気付かされたこと

2011-03-13 11:52:28 | その他

東北大地震が大規模災害を引き起こしているというニュースはこちらでも大々的に報道されています。

アメリカからではなにも出来ないもどかしさがありますが、これ以上被害が拡大しないことと早期の復興をただただ願っております。

 

今回の地震に際して、地震直後から多くの友人より、

私や家族は大丈夫か、出来ることがあったら言ってくれ、

という励ましを本当に多くもらいました。

 Fuquaに限らず、交換留学で築いた友人やさらには先方の大学からも連絡をもらいました。

 

周りの温かい励ましに心から感謝するとともに、2年弱の生活の中で培ってきた人間関係の確かさを再認識することができました。

卒業まで残りわずかですが、この絆をさらに強める一方、その輪も広げることに残された時間を注ぎたいと考えています。

 

また今回の大地震は、Japan Trip の前日に起こりましたが、幸いにも怪我人はおらず、交通機関による支障等ですみました。

学校側は、すぐさまJapan Tripに参加している学生の安否の確認の後、いつでも対応できるよう職員を大学に配置していました。

学生への配慮やそのサポート体制等、学業のみならずあらゆる点でなされているFuquaの細やかさに改めて感心しました。

 

最後に今回の地震で被害にあわれた方に哀悼の意を表すとともに、今後の被害が最小化されることを心より祈っております。

 

Thining


コカコーラと水ビジネス ~Sustainabilityについて考える~

2011-01-25 12:40:20 | その他

こんにちは。卒業の影がちらつき始め、買物依存症のShooterです。

 

Sustainabilityとは、
大企業が社会的責任のインパクトを考慮し、
利益追求のためでなく、
企業のイメージ向上に役立てる活動
または義務的な活動
という印象が強くありました。


先日Dan Vermeerと1時間ほど
3人でミーティングをする機会があり、
その考えが変わりました。


DanはDuke MBAにある
EDGE(Center for Energy, Development, and the Global Environment)の
Executive Directorです。
Dukeに来る前は、
コカコーラでSustainability Initiativeを指揮し、
水問題などに取り組んでいました。


水がなくなったらコカコーラ(会社)はどうなる?
というシナリオをまとめ、
コカコーラが水問題について
コアビジネスとして取り組む必要があることを
Sustainabilityに全く興味がなった経営陣に説き、
Coca-Cola’s Communitiy Water Partnerships Programを設立し、
50カ国で125ものプロジェクトを立ち上げた人です。


「水は多かれ少なかれ、どの企業も使用している。
コカコーラの企業活動は90%以上、水に依存している。
石油、石炭、ガスなどの天然資源は、
原子力、風力、太陽光など代替資源があるが、
水にはない。


もしボトリング工場が、
水枯れ、水質問題、他企業との取り合いなどで
水を調達できなくなったら、
コーラを生産できなくなる。
それは工場の価値をゼロにする。
ならば会社をそのリスクを取り除くため、
正面から水問題に取り組まなければならない。」
簡単に言うとそんなストーリーです。


長い目で見れば、
企業がNGOとともに水資源維持の活動をすることは、
最終的に企業のProfitにつながるというもの。


ProfitとSustainabilityをIntegrateさせる必要性を
ビジネススクールの学生に伝えるんだ
というDanの言葉が心に残りました。


Sustainabilityに取り組むことも
企業のProfitを創出するひとつの手段。
そのインセンティブがあるから
企業は取り組むべきだ。
そうして、存続可能な自然環境が形成され、
社会に還元される。


現実は短期でコスト削減効果などが現れたりしない限り、
Sustainability関連への投資は進まないもの。


BusinessとEnvironmental Sustainabilityは
今後の自分のテーマのひとつです。


Durhamでのゴルフ環境

2011-01-23 20:24:55 | その他

ご無沙汰しています。SYのNobuです。

今回は、サマーインターンを派遣元のNYオフィスでしたときに「社費派遣である以上、必修科目以上に力を入れなければいけないもの」と先輩に言われたゴルフについて書いてみようと思います。

 

1.ゴルフ場+練習場

大学のゴルフ場から、お隣の大学UNCのコース、パブリックコースまで、ここダーラムには車で1時間の範囲内に数え切れないほどのゴルフ場があります。一番近いところは、おそらく車で10分かからないという便の良さ!!

打ちっぱなしも我が家から車で3分のところにあり、スーパーにお買い物に行くよりも便利な状況。

加えて、アメリカではどこでもそうなのでしょうが、フィーがとにかく安い、ということで学生には本当にありがたいお話です。

 

2.プライベートレッスン

そんな恵まれた環境にありながらも、何をどう練習していいか分からない、という状態の僕の力強い味方となったのが、プライベートレッスンの存在。

Dukeの学校のロッカーには、3カ月に一回くらいPGA公認のゴルファーのプライベートレッスンの案内状が入ってきます。全6回(1回あたり1時間)で、パット、アプローチ、アイアン、ウッドを一通り教わるという内容ですが、彼はとても面倒見が良く、スケジュールさえ空いていれば平気で2時間以上、親身にコーチをしてくれました。

そして、ゴルフ場や練習場には彼以外のプライベートレッスンのチラシがおいてあり、アメリカにおけるゴルフ市場の裾野の広さを感じさせてくれます。

 

3.スポーツショップ

ゴルフグッズが欲しい時には、近くのショッピングモールに入っているDick's、またはGolf Galaxyというスポーツショップが便利です。Black Fridayなどのセール時期に合わせてクーポンを駆使すれば、日本の半額以下でクラブを買うことも可能です。

余談ですが、Golg Galaxyでは店員さんと仲良くなると、レジで更なる値引きをしてくれることもある(!?)ので、Durhamでゴルフクラブを買われる時には頭の隅にでも留め置かれてください。

 

4.ゴルフ仲間

日本人同級生はもちろんのこと、Fuquaのゴルフ人口は大変充実しています。とくに韓国人同級生のゴルフ熱は、彼らのスコアとともに尊敬に値すべきものです。

同級生にゴルフを教えてもらいながら、色々な会話をし、そしてプレイを通してさらに彼らの人となりを知る、というのは非常に貴重な時間です。

 

ということで、Durhamのゴルフ環境は申し分ありません。

唯一のネックは僕のLearning CurveがまだまだHorizontalのレベルを抜けないこと、位でしょうか…。


一学期無事に終了!Team Fuquaのおかげです。。。

2010-12-23 05:48:28 | その他

初めてブログを書くFYのMisaです。冬休みが始まって早一週間。先週まで期末試験のために必死に勉強していたのが遠い昔にように感じます。

MBA一年生としての生活を振り返ると勉強や就職活動で困ったときこそチームフクアに助けられたなとおもいます。先週も友達何人かとチームルームに立てこもりお互いをサポートしながら勉強したからこそなんとか試験を乗り切ることができました。(写真が友達と勉強している状況です。)そして大変だったテスト後はみんなでランチとパーティーでお祝いをして楽しみました。Work Hard Play Hard の精神が徹底していると改めて感じています。また勉強以外でも就職活動(アメリカの就職活動はこれからが本格化。日本もまだ複数の会社がリクルートをしています)がまだ少し忙しいのですがフクアのアラムナイの方が熱心に相談に乗ってくれたりして本当に感謝の日々です。

一年前の今頃ビジネススクールに受かるか受からないかとヒヤヒヤ過ごしていたのですが、本当にフクアに受かって幸せだなと改めて思っています。ブログをご覧になっている方もエッセイなど大変かと思いますが頑張って下さい!そしてぜひチームフクアの一員になれるよう応援しています。


日本からの来客

2010-12-04 12:34:40 | その他

SYのSushiです。

先日,日本から会社の後輩が遊びに来てくれました。はるばる富山からの長旅の疲れも見せず,元気な様子。

ずんずんとDuke校内を歩く歩く。MBAの各種施設を写真に収め,Dukeチャペル,Dukeトレイル,Dukeガーデンなど,校内に点在する自然周遊コースまでも堪能。Dukeの立地するダーラム市と彼がやってきた富山市とが姉妹都市という関係もあり,最後は富山市より贈呈されDukeガーデンにある茶室までしっかりとカメラに収めていきました。

Dukeを一歩離れ,シャーロットまで足を延ばしBank of Americaの本社を見学したり,南北戦争で有名なレキシントンに立ち寄ったりとその好奇心旺盛さには脱帽。

最近は,日々の課題に圧倒され一日一日があっという間でしたが,久しぶりにリフレッシュした一時を過ごすことができました。

年が明ければ,入学を志望するビジターの方々が,忙しい時間を割き遠路日本から来てくれる時期が到来します。今年も多くの皆さんと接し,少しでも日本人の視線でDukeについて説明が出来ればと思います。そして,夢や目標をしっかり持たれた受験生の方々との意見交換から自分自身も多くの刺激を受け一層の成長につなげたいものです!


Fuquaの食べる、話す、遊ぶところ

2010-11-20 23:09:29 | その他
初めまして、一年のJimmyです。まず簡単に自己紹介させていただきます。僕は中国の上海で生まれて育ちました。日本で大学院で情報科学を勉強してそして何年間働きました。今回Fuquaの食べる、話す、遊ぶところを紹介します。これから今度日本の文化、アメリカの文化、日本での勉強、アメリカでの勉強についても自分の感触を話したいと思います。
Fuquaの食べる、話す、遊ぶところはどこかというとFOX CENTERというところです。
食べる:まずここはFuquaの”食堂”です。朝と昼は食堂として朝ごはんとランチを提供しますが、午後はカフェーとしてSTARBUCKSコーヒーやケーキなどを販売します。僕は毎日ここでランチを食べます。普通のサラダ、スープ、パン、ピサ、ハンバーグ、サンドイッチはもちろん、アジア系、メキシコ系の料理もあります。味について、客観的に言うと悪くありませんが、非常に美味しいと思いませんでした。一方値段は結構MBA価格になっています。なので、自炊して弁当を持ってくる人が多いです。近くにあるBryan Centerのカフェテリアに行く人もいます。僕は午後FOX CENTERに行ってSTARBUCKSコーヒーを買って外の森で散歩することが好きです。それは僕の一日中のOne of the best momentsです。
話す:FOX CENTERはコンベンションセンターでもあります。企業との交流会は大体ここで行われます。常に宴会用のテーブルやテーブルクロスを用意してあるので、FOX CENTERはいつでもすぐに宴会場に変身できます。また、食事の時間以外に、FOX CENTERは待ち合わせ、雑談、チームワークの場所としても人気です。
遊ぶ:ここで毎週Fuqua Fridayという週間祭りみたいなイベントがあります。Fuqua全員向けのパーティーです。Fuqua Fridayで無料の食べ物、ソフトドリンク、アルコールを提供します。家族を連れてくる人も多いので、非常ににぎやかです。Fuqua Fridayに対する毎週のテーマもあります。例えば、インドのディーワーリー、中国の春節、アメリカ軍人の週等々あります。テーマに対するパフォーマンスもあるので非常に面白いです。
FOX CENTERは明るくて賑やかな室内広場です。Fuquaに来たらFox Centerはきっと毎日の生活の一部になると思います。
==============================
==============================
==============================

初アメフト観戦

2010-11-14 00:46:03 | その他

こんにちは。SYToluckyです。SYになって初めての投稿です。

 

Cozyに引き続いて、カレッジスポーツネタを。

 

Dukeと言えばバスケですが、今回はアメフトです。今日、初めてアメフトの試合(vs. Boston College)を観てきました。せっかくアメリカで生活しているので、一度ぐらいは生の試合を観てみたいと思いながら、去年は機会を逃してしまったのですが、ようやく実現しました。

 

アメフトはアメリカではバスケ、野球と並んで人気のスポーツなので、Dukeでもさぞ人気なのかと思ってこちらに来たのですが、Dukeに限ってはバスケほどの人気ではありません。残念ながらあまり強くないのが理由かも???今年もこれまで3勝7敗とあまり戦績は振るいません。

 

しかし、そのおかげか、学生とその家族は無料で試合を観られる日があり(学生証とSpouse Cardの提示が必要)、今日がまさにその日でした。(ちなみにバスケでもファミリーデーと言って、チケットを持っていなくても家族も連れて試合を観られる日があります。)

 

当然、もともとチケットを持っている人もいるので、入れないといけないと思って開門時間に合わせて早めに行ったのですが、スタジアムはガラガラ…。どうやら気が早すぎたようです。それでも、ボチボチ人が増えてきて、試合開始時にはスタジアムの半分ぐらいは埋まっていました。特にParents SectionStudents Sectionはなかなかの盛況でした。こじんまりしたバスケのCameron Stadiumと違って開放感に溢れ、Carolina Blueの素晴らしい晴天にも恵まれたので、非常に気持ち良く観戦できました。

 

 

 

 

さて、肝心の試合の方ですが、第3Qを終わって9 - 21で完全に相手のペース…。しかも、Dukeの得点はField Goal 3本のみでTouch Downなし。うーん、1本ぐらいTouch Downを観て帰りたい!

 

そして、第4Q。その願いは通じ、相手の攻撃でファンブルしたボールを奪ってTurn Over、そのまま95 yardのランで見事にTouch Down!! キックも決まって16 - 21。あと1本Touch Downを奪えば逆転です。それまで沈んでいたスタジアムも一気に盛り上がります。そこから試合の流れは一気にDukeへ。

 

そして、Duke最後の攻撃。残り44秒、4th Down and 4 yard to Goal。次の1プレーで試合が決まります。逆転かこのまま負けてしまうのか。盛り上がりは最高潮に達します。

 

結果は…最後のTouch Downパスを阻まれ、16 – 21で試合終了。残念ながら今日も負けてしまいましたが、予想以上に盛り上がり、見ごたえのあるゲームで大満足で帰りました。来週はMid-term 2つに、Mini Quiz 1つ…と全科目でテストを控えていて、ストレスフルな1週間になりそうですが、その前の良い息抜き&充電になりました。

 

Tolucky

 


バスケシーズン到来!

2010-10-31 12:19:31 | その他

こんにちは、MBA/MEM SYcozyです。

今年も過酷なcampoutを経て、バスケットボールシーズンがやってきました! 昨年王者の我らがBlue Devilsが今年どんな戦いぶりを見せてくれるのかとても楽しみです。開幕戦までまだ2週間ほどありますが、先日開催された公開試合対St. Augustines戦を観に行ってきたので今回はその模様をお届けします。

今年のBlue DevilsScheyerThomas両前主将と巨人Zoubekが卒業して抜けてしまいましたが、彼らとともに昨年の優勝チームの攻撃の中心を担ったSinglerSmithは健在です。昨年Zoubeckとポジションを分け合ったPlumlee兄弟もいます。そして期待の新戦力。2年生ながら1年生時は年度途中転入のため規程により試合出場できなかったCurry、新加入1年生のIrving辺りが注目株のようです。コーチKいわく、昨年のこの時期と比べると攻撃面の潜在能力は今年のチームの方が上とのこと。

さて試合の方は、格下相手(失礼)ということもあり開始からBlue Devilsペースで進みます。上の主要選手らがほぼ期待どおりのプレーを展開する中、控え組も出場の機会を得ると必死のプレーでアピールです。特に昨年から出場してる2年生のDawkinsは新戦力組に負けじと、チームトップのSingler31ポイントに次ぐ20ポイントを獲得する活躍。間近で見る彼の身体能力はすごい! 試合は前半を7325の圧勝ペースで折り返し、後半少し盛り返され最終的に14168Blue Devilsの勝利でした。攻守のバランスがちょっと気になるところですが、この時期の乱打戦は有りなんだと信じることにします。



なお普段は我々院生用の席では子連れ観戦はできないのですが、この日は年間何試合か開催される家族専用席が設けられる日ということで、妻と8歳息子と4歳娘もCameronスタジアムデビューを果たすことができました。娘はチアリーダーを見飽きたら試合にはほぼ興味なさそうでしたが、最近バスケに目覚め気味の息子はBlue Devilsの勝利に満足の様子。子供向けチャンネルとプレステの支配率が高い我が家のテレビで、今シーズンは少しバスケ観戦ができるかもしれません。テレビは宿題やってからねをlead by exampleしなきゃですが。。。

Happy Halloween!
cozy


最初の3ヶ月

2010-10-26 00:11:51 | その他
今回初めて投稿させて頂きます。

Fuqua一年生のもじゃおです。

渡米から3ヶ月が経ちました。留学前に色々な方々から「最初の3ヶ月は大変だよ」と聞いていました。実際にはイベント目白押しで非常に密度の濃い生活に満足しています。

この3ヶ月ざっと振り返ってみたいと思います。

7月 Language Insititute
英語を母国語としない留学生を対象に行われるLanguage Insituite(導入教育)に参加しました。この期間に世界各国から留学してくる同級生と出会い、授業や週末のパーティを通じて交流を深める事ができます。私は日本で地方勤務だったため、同級生となる日本人の仲間ともこのタイミングで出会いました。結果として、Language Institute後も継続してコミュニケーションを取れるInternational Studentsの友達を沢山作れた事は、留学のスタートを切るには非常に良い機会だったと思います。

8月 Global Institute、オリエンテーション
このタイミングから現地の学生も合流し、オリエンテーション、リーダーシップ関連の授業(Global Insititute)が開始しました。LI以上に要求されるAssignmentのボリュームに驚きながらも、人気教授のパワフルな授業に興奮しながら刺激的な生活を送る事ができたと思います。また、この期間にセクション(クラスのようなもの)とチーム(アサイメントを一緒にする仲間)がアサインされます。GIのカリキュラムはあまりにも密度が濃い為、1ヶ月という期間ですがチームメイトとは昔からの知り合いの様な深い仲になります。もちろん課外イベントも目白押しです。学校や二年生が企画するパーティが立て続けにありますよ。


9月-10月 Fall 1
遂にコア科目(ミクロ経済、会計、コミュニケーション、統計)の授業が始りました。各科目週2回のペースで授業があるのですが、毎回の様にチームアサイメントの提出が求められます。つまりGlobal Insititute、オリエンテーション期間中に絆を深めたチームの仲間と毎日の様に議論、共同活動をする事になります。最初は色々とうまくいかない事もありましたが、回数を重ねるに連れてチームの効率が上がり、意気も合ってくるなど、チームのダイナミズムを感じる事のできる機会が多くあったと思います。文化も言葉も異なる人たちと一つのタスクを力を合わせて達成する過程で学べるチームスキルだったりコミュニケーションスキルは私がMBAに求めていた醍醐味でもあるので、Term中は非常にエキサイティングな感覚を持っていたように思います。

そんな感じで今は一週間のFall Break中でDurhamを離れています。この3ヶ月で大分楽しめたので、これから課外活動等も本格的に始まりもっと楽しみです。次の機会にまた近況を報告したいと思います。

オリエンテーション

2010-10-09 00:37:00 | その他
初めまして、新一年生のAbakuroです。

新一年生一番乗りで書いてみます。

アメリカに来て早三か月ですが、密度の濃い三か月間で正直どこから書いたものやらという感じです。

でもとりあえず一番インパクトがあったのは入学時に3日間続いたオリエンテーションです。
基本的には入学後のカリキュラムや注意事項を伝える目的のオリエンテーションなのですが、2年生主導で行われることで圧倒的な存在感に。。
簡単にポイントだけまとめてみました。


1.爆音で鳴り響くpop music
オリエンテーションは450人程度の新一年生が全員参加するため大講堂で行われるのですが、始まる前から爆音でTaio Cruzの”Dynamite”という曲が鳴り響いていました。踊りまくる学生多数。
朝八時からのそのテンションにまず圧倒されます。洋楽はあんまり聞かない私もいつのまにかすりこみ現象で自然とこの曲が好きになりました。


2.なんでもありのcontents
オリエンテーションはなんでもありです。最初に申し上げた学校での注意事項などが3割程度で、残り7割ははちゃめちゃです。
マイケルジャクソンダンスコンテスト、運動会、アントレアイディア大会、、、3日間の中にコンテンツが詰め込むだけ詰め込まれています。
もちろん夜は夜で、各国の伝統的な服装をする"around the world party"など毎日2時ぐらいまで飲み続けます。
新一年生も浴衣をきて日本をアピールしてきました。かなり人気があり写真を一緒にとってくれというオファーはいっぱいあったのですが、残念ながら"Kimo-no-!"ではありません。


3.うちわネタだらけのFuqua vision
そしてその中で最も印象的なのがFuqua Visionと呼ばれる、学生によって作られたショートムービーです。
教授や学内のイベントなどをパロディとした完全なうちわネタのムービー(入学したてでは理解できない部分もあり)なのですが、これが非常におもしろいです。
大講堂が揺れるほどの爆笑の嵐。
かつ学校の雰囲気がかなり伝わってきます。ネットでみれますので是非エッセイに疲れたprospective studentの方は少し頭を休めてみてください。

  http://www.fuquavision.com/


4.すみずみに散りばめられたteamwork
最後にやはり忘れてはいけないのがFuquaといえばteamwork。オリエンテーションの随所で感じさせます。今年は”I am Fuqua, we are Fuqua.”というシンプルなキーメッセージのもとに、
チーム対抗運動会などのチームワークを自分事化させるイベント、チームごとのロゴ入りグッズ、などなどマーケティングミックスの基本に基づいた3日間のteamworkの集中キャンペーンが行われます。
オリエンテーションの後には”チームワークカルチャー最高!”と言っている自分に気づきます笑。


などなど、とても印象的な3日間でした。

アメリカの大学のブランディング、日本の大学でも取り入れたらおもしろそうなのにと思いました。
私が大学生の時ぐらいから、各大学の名前入りのビニールのドキュメント袋みたいなのが流行し始めたので、これからくるのかしら!?

Welcome to Fuqua!

2010-08-11 00:50:19 | その他

SYのNashVegasです。
ついにClass of 2012のMBAカリキュラムがスタートしました。
私はInternational Chairとして、3日間にわたるOrientationの企画運営に携わりました。

立候補した理由は三つのA;Asia、Appeal、Appreciation。

一つ目Asiaは、Duke MBA最初の行事でアジア人の存在感を出したかったため。
昨年のOrientationでは実行委員にアジア人が少ないなと感じました。
トップスクールの中でもインターナショナル比率が高く、
チームワークを売りにするビジネススクールなのに、その状況に少し落胆しました。
今年のFYには同じ落胆を感じて欲しくなかったため立候補しました。

二つ目Appealは、Asian Business Club(略称ABC)のプロモーション、そして私自身を1年生に売り込むため。
何事も第一印象が肝心なので、自分がPresidentをやらせてもらっているクラブのためにも、
自分の残り1年を充実させるためにも、ABCと私自身を1年生に良く知ってもらう必要があると考えました。
平たく言うと、目立ちたかったです。

三つ目Appreciaitonは、感謝と恩返し。
昨年とてもエネルギッシュで印象的な入学イベントで私たちを迎えてくれたので、
伝統として次世代に伝えたいと思いました。


4月に書類選考・面接を経て無事International Chairのポジション獲得。
メールや企画会議を重ね、期間中は朝7時から夜2時まで動き回りました。
自分のハイライトは、新入生約450名の前で、
アメリカ人でない教授陣を4名招聘し、ディスカッションの進行役を務めたことです。
とても緊張しましたが、パネリストが面白いエピソードを数々披露してくれたので、
1年生から好評のセッションでした。
言葉の壁により途中で議論の流れを見失ったらどうしようか、
教授陣に気持ち良く喋ってもらうためにはどうFacilitateしようか、
幾分疲れも見え始めた学生の興味を引き付けるにはどうしようかと事前の不安は相当ありましたが、
何とか責任を果たすことができました。

今回の露出の結果、
多くのアジア人からリーダーシップポジション機会獲得方法の質問を受けたり、
ABCへの強い加入意思を表現してもらったり、
アメリカ人はじめ新1年生から感謝のメールをもらったりして、
Fuqua内ネットワークの強化という当初の目的を達成できたと感じています。

フレッシュで熱い新入生の想いを直接聞いて、自分自身も2年目に向けてEnergyが更に高まってきました。
また、自分のリーダーシップスタイルの課題点も発見することができ、
(毎晩2時までParty三昧で体力的に疲弊しましたが)貴重な体験ができました。

長文にお付き合い頂き有難うございました。
最後に今年のOrientationのThemeを…
You are Fuqua. We are Fuqua.


夏休みの過ごし方

2010-07-31 18:01:03 | その他
お久しぶりです、新2年生のYosshaです。

皆さんの投稿にあるとおり、現在Fuquaは夏休み期間中です。Fuquaは秋学期・春学期(1週間程度の冬学期もありますが)という形式で、それぞれに6週間の授業期間+1週間の試験期間のサイクルが2回あります。つまり、オリエンテーションやその他のイベントを考慮しても、4ヶ月程度という長い夏休みがあるのです。この長い夏休みを最大限に活用しようと、人によっては異なる2つの会社でインターンをやったり、交換留学に行ったりするわけです(その分授業期間はかなりインテンシブに学ぶことになります)

かくいう私は、現在中国に来ています。社費留学の私は、この長い夏休みを中国語を学ぶことに費やすことに決めました。FuquaではCEIBSという上海の学校のSummer Exchange Programがありますが、中国語を身につけることに集中したいと思い、学校のプログラムは使いませんでした。

全くの新しい言語に四苦八苦していますが、しかし面白いことに、余りに自分の思っていることを伝えられない中国語と比べれば、明らかに思い通りにしゃべれる英語に対して、妙な自信がついてきます。少ししゃべれるようになるまでは、まだまだ時間がかかりそうですが、折角の機会ですので粘り強くやっていくつもりです。

勉強に集中といいつつ中国にいれば、色々と面白いこともあります。先日はClass of 2011で北京でインターンをしている友人達、及びClass of 2010で昨年一年間休学し、今年一年一緒に学ぶ新しい友人と一緒に飯を食べました。この新しい友人は、現在ある会社(従業員50名程度)の社長で、仕事があまりに忙しくなったために昨年休んだとのことでした。

ディナーが終わった後には、彼の誘いで北京の超一等地にある彼のオフィスに行きました。彼の会社はエンジニアリングの会社で、中国の会社が外国で不動産開発をするときのアドバイス・ソリューション提供をしているようです。“なぜ中国の会社は、投資先としてより魅力的な中国に投資せず、わざわざリスクの高い海外に投資するのだろう”なんて思いましたが、彼及びそこにいた中国人全員が“中国のマーケットは競争が激しすぎる”なんて言っていました。中央政府が溢れ出す国内マネーによる不動産投資の加熱を防ぐために、国内での投資に対して多くの規制をかける一方で、海外への投資を積極的に推奨しているのではないかと、私は思いました。彼は、翌日に中国の事業会社向けにやるプレゼンを我々に説明し、その後も質疑応答などを行い、実際のビジネスさながらの光景が繰り広げられました。

そういえば、先日スターバックスでたまたま会った女性(いや別に意味はないですよ)が、UNCの卒業生で、現在IBMに勤める一方でアメリカへの投資を仲介する会社を立ち上げたと言っていました。中国が投資される国から、投資をする国に変遷しているというのを実感した経験でした。

将来はアジアで働きたいと思っている私ですが、次回はFuquaと絡ませて『グローバルな人材』について、私見を書いてみたいと思います。それでは。

自転車とサステナビリティ

2010-07-07 21:13:10 | その他

ご無沙汰してます。Nicholas環境スクールとのMBA/MEM joint degreeをやることにしたcozyです。

環境スクールにも籍を置く学生としてエコなライフスタイルを実践するために、Spring Termから自転車通学を始めてみたところこれが爽快! 現在夏のインターンシップを行っているシカゴにも自転車を持ち込み、往復22マイルの自転車通勤に励んでます。そんなわけで今日はMBA/MEMチックに、自転車通学・通勤の財務および環境インパクトを大雑把に分析してみます。

まず財務から。細かい前提条件は省きますが、この「ちゃり通プロジェクト」では留学期間残り2年間の学期中の通学と今夏12週間のインターンシップ期間中の通勤に、車を使わないことにより節約できるガソリン代を自転車購入に対する投資から生じる収入と考えます。収支を計算してみると、NPV 31ドル、ペイバック・ピリオド1.9年と出ました。ちゃり通プロジェクトは辛うじて投資に値すると言えそうです(寝坊しても雨や雪が降っても車使わないっちゅう前提ですが)。

次にちゃり通プロジェクトの環境インパクトを見てみましょう。同じ前提で節約したガソリン消費量を米エネルギー省発行の係数を使って、削減できるCO2排出量に換算します。結果、約2.5トンのCO2排出削減に貢献すると出ました。

あくまで私の場合ですが、このようにちゃり通プロジェクトは家計改善と環境負荷軽減に寄与することがわかりました。これらにさらに心身の健康維持・向上という社会的便益も加えて考えると、ビジネスでいうところのトリプル・ボトム・ラインもしくは3PPeople, Planet, Profit)、すなわちサステナビリティが成立しているということになります。

私の夏のインターンシップではこのような手法を使って、企業のenergy efficiency(エネルギー効率化)施策の立案に取り組んでいます。ちゃり通プロジェクトの数字は微々たるものでしたが、企業が消費するエネルギー量とそれに伴う支出またCO2排出量は当然のことながら桁違いで、エネルギー価格が高騰し気候変動・地球温暖化に対する懸念が高まる昨今、多くの企業が経営的な立場からenergy efficiencyに取り組んでいます。

いずれインターンシップの様子もお届けしようと思うのでお楽しみに~!

 
通勤路のバイクトレイル

cozy