[TOEIC試験対策実況中継第1週第2時限]
[テーマ] 動詞フレーズのパターン
動詞フレーズのパターンは以下の5つに分類できます。
[1] V感覚の動詞フレーズ(~は、どうするタイプ」
これは動詞だけのフレーズですが、hard. brightlyなどざまざまな副詞やin the skyなど副詞のフレーズが結びつくことが多いです
It rains hard.
激しく雨が降る
The sun shines brightly.
太陽は明るく輝く
Birds fly in the sky.
鳥たちが空を飛ぶ
We all breathe, drink, and eat.
私たちは、息を吸い、飲み、食べる
That will do.
それで結構です
[2] VC感覚の動詞フレーズ(~は、どんなだ、何だタイプ」
VC感覚とは、これは「どんなだ、何だ」と、動詞(V)を補う(補語C)詞が結びつくフレーズです。be動詞は「存在」を表すので、「事実そうだ」の意味になります。
(1) (~である)タイプ
be
I am happy.
私は幸せです
I am a housewife.
私は主婦をしています
English is easy.
英語は簡単です
(2)(3)(4)は、VC感覚の動詞フレーズですが、一般動詞を使った動的な表現です。
(2) (~になる)タイプ
become get make grow turn
Rivers become dirty.
川は汚くなる
He became a sailor.
彼は船員になった
He got angry.
彼は怒った
She will make a good wife.
彼女はよい奥さんになるでしょう
(3) (~のままだ)タイプ
keep remain stay
She kept quiet.
彼女はずっと静かにしていた
The sea remains calm.
海はずっと穏やかだ
(4) (~のようだ)タイプ
seem look appear sound
He seems ill.
彼は病気のようだ
He seems a true friend.
彼は本当の友達のようだ
She looks young.
彼女は若く見える
She doesn't look her age.
彼女は年相応には見えない
[3] VO感覚の動詞フレーズ(~は、~をどうするタイプ」
VO感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~を(O)」目的語と結びつくフレーズです。
I like music.
私は音楽が好きだ
She got an E-mail.
彼女はE-mailを受け取った
I bought a new bike.
私は新しいバイクを買った
My father got a disease.
父親が病気にかかった、病気になった
[4] VOO感覚の動詞フレーズ(~は、~に~をどうするタイプ」
VOO 感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~に(O)」「~を(O)」と2つの目的語と結びつくフレーズです。その内到達点を表すものは、Give a bone to the dog.、対象を表す表すものは、Will you please give the salt for me?とも表現できます。

まず注意したいのは、toやforを使った場合、代名詞(it, them, me, you, him herなど)が目的語となる場合は、次のような語順にはなりません。
×Give a bone him.
○Give him a bone.
○Give a bone to him.
×Will you please get the salt me?
○Will you please get me the salt?
○Will you please get the salt for me?
もちろん、(到達点タイプ)の動詞はto me, to herなどとなり、(対象タイプ)の動詞はfor me, for herなどとなります。
(a) (到達点タイプ)
give lend hand send bring
pass show tell drop
Give the dog a bone.
犬に骨をあげてください
Lend me your pen, please.
どうかあなたのペンを私に貸してください
Tell us your history.
私たちにあなたの話を聞かせてください
Will you drop me a line?
私に手紙をください
(b) (対象タイプ)
get make buy make save
order cook find
Will you please get me the salt?
塩をとっていただませんか?
I made her breakfast.
私は彼女に朝食を作った
I cooked them sukiyaki.
私は彼らにすき焼きを料理した
[5] VOC感覚の動詞フレーズ(~は、~をある状態にするタイプ)
VOC感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~を(O)」「どんな状態に(C)」となるフレーズです。このパターンでは、OとCの関係が、すべてThe room is ready.、You hands are dirty.などとなります。

日本語訳を見るとおわかれだと思いますが、日本語の発想ではこれら英語の形容詞か「幸せに」「きれいに」などのように日本語の副詞のようになることです。これは読解やリスニングに注意するポイントです。
いずれにしても、ある対象(目的語)を「どんな状態」にするかという英語の発想をもってください。
(a) 「~を~にする」タイプ
make get drive
Get the room ready.
部屋を準備しておきなさい
Don't get your hands dirty.
手を汚してはいけません
I will make you happy.
私はあなたを幸せにします
I will make you my wife.
私はあなたを妻にするつもりです
(b) 「~を~にしておく」タイプ
keep leave hold
Keep your room clean!
部屋をきれいにしておきなさい!
Leave me alone.
私を一人にしておいてください
Hold yourself still!
じっとしていなさい!
(c) 「~を~だと思う」タイプ
find take think
I found the question easy
私はその問題は簡単だとわかった
I'm going to take it easy.
私は気楽にやるつもりです

ただし、今回はSampleとして公開しています。
http://8.pro.tok2.com/~cominica/vftoeic-data/data-a/No-113.html ただし、クリックしてこのブログから他のページに移動しした場合、プラウザの「戻る」でお戻りください。これはすべての移動に共通しています。
また以下は、「英語のしくみのまとめ」です。今どこを学習しているのか全体からの視点で見てください。
http://homepage3.nifty.com/cominica/shikumi-html%20/mkuji.html