(b) 目的語として(VO感覚)
不定詞というものは元は動詞のフレーズであることにより、少し表現が複雑になりますが、要はそれをどれだけ「ひとまとまりのもの」としてとらえるかがポイントとなります。ここからも、「to+動詞の原形」という説明は私たちを英語世界からどれだけ遠ざけているかをわかっていただけると思います。

have to, want to, hope to, wish to, expect to, decide to,
need to, attempt to, manage to, fail to, refuse to,
afford to, agree to, plan to, promise to, prepare to, used to,
pretend to, etc.
like to, start to, begin to, etc.
forget to, try to, remember to, etc.
I want to take pictures.
私は写真を撮りたい
I like to take pictures.
私は写真を撮るのが好きです
It began to rain.
雨が降り始めました
Remember to post my letter.
私の手紙を投函するのを忘れないで
I forgot to post your letter.
私はあなたの手紙を投函するのを忘れました
She pretended not to see me.
彼女は私を見ない振りをした
My father promised never to smoke again.
父は二度と決して煙草を吸わないと約束した
※to不定詞の否定形は、原則としてtoの前にnotやneverをつけて表します。
English Trecking教材Vol.3にtryの動詞フレーズがあります。右の項目から、tryをクリックし、様々なtryの動詞フレーズのパターンをごらんください。

try to+原形動詞フレーズのフレーズをごらんください。
単に「try+原形の動詞」では決して見えない、実際の英語世界が展開していることがわかります。以下のフレーズを私はファンクションフレーズと呼んでいますが、これをひとまとまりのものとして覚えてしまうことが大切で、このように覚えていたら読解にも、リスニングにも、あるいはSpeakingの時にも使えることになります。
Try to~、~しようとしなさい
Don't try to~、~しようとしないで
We should try ~、私たちは~しようとするべきです
You must try to~、 あなたは~しようとしなければなりません
I am trying to~、 私は~しようとしています
He was trying to~、 彼は~しようとしていました
I've never tried to~、 私は今まで~しようとしたことがない
She has been trying to~ 彼女はずっと~しようとしています
I tried to~ 私は~しようとしました
He tied not to~ 彼は~しないようにしました
It is no use trying to~ ~しようとするのは無駄だ
There is no need to try ~ ~しようとする必要がない
