さあ、今回から実況中継が始まります。現在学習しているところがどこなのか、常に以下にある「こんな簡単な英語のしくみ」を参照してください。
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[TOEIC試験対策実況中継第1週第1時限]
【テーマ】現在形と過去形について
まず、(1)は現在形で現在の事実、習慣的動作、普遍の真理などを表し、(2)は過去形で過去の状態、習慣的動作などを表します。
(1) I speak English. (いつも)英語を話す
(2) I spoke English. 英語を話した
(3) I will speak English. 英語を話すつもりだ
I want to speak English. 英語を話したい
(4) I am speaking English. 英語を話している
I like speaking English. 英語を話すのが好きだ
(5) I have spoken English. 英語を話したことがある
一方、(3)~(4)は、speak English, speaking English, spoken Englishはそれ自体は文の「時制」とは関係がないことに注意してください。
●動詞には規則動詞変化と不規則動詞変化がある
speakは不規則変化をする動詞ですが、規則変化をする動詞はedをつけて過去形を表します。
I open the box. 箱を開ける
I opened the box. 箱を開けた
ちなみに、be動詞は不規則変化動詞で以下のようになります。
現在形 am, are, is
過去形 was, were
She is speaking English. 英語を話している
She was speaking English. 英語を話していた

不規則変化動詞の内、同じ形である以下の動詞が出題され、前後のフレーズから現在形か過去形かの判断をします。ただし、現在形の場合は主語が三人称・単数の場合(She, He, Billなど)には、三単現のsがつくことに注意してください。
put, let, set, cut, cast, upset, read,
She puts away the futon 布団をしまう
She put away the futon 布団をしまった
She cuts a cake with a knife. ナイフでケーキを切る
She cut a cake with a knife. ナイフでケーキを切った
She lets the dog in the house 犬を家の中に入れる
She let the dog in the house 犬を家の中に入れた
She sets her baby in the chair. 赤ん坊をいすに座らせる
She set her baby in the chair. 赤ん坊をいすに座らせた
出題例 She puts away the futon every mornig.毎朝→現在形
She put away the futon last evening.昨晩→過去形

条件・仮定の副詞節では現在時制を用います。If it will rainとはなりません。
If it rains tomorrow, we will not go out.
明日雨が降ったら、私たちは外出しません

主節の動詞が過去の場合、従属節も過去か過去完了となります。
He says that he is hungry.
彼は、お腹がすいていると言っている
→ He said that he was hungry.
彼は、お腹がすいていると言った
She says that she has lost her passport.
彼女は、パスポートをなくしたと言っている
→ She said that she had lost her passport.
彼女は、パスポートをなくしたと言った

普遍の真理、一般的事実は主節の時制に関わらず常に現在で表す。
My teacher said that the earth goes around[round] the sun.
地球は太陽の周りを回っていると先生が言った

仮定法では主節の時制に影響されない。
She looks as if she were [she's] dying.
彼女はまるで死にかけているように見える

ただし、今回はSampleとして公開しています。
http://8.pro.tok2.com/~cominica/vftoeic-data/data-a/No-19.html