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TOEIC150点アップ実況中継

ある大学で50名の学生にTOEIC講座を担当。たった15日の講座で平均150点の成績upを果たした。その学習法を実況中継

TOEIC試験実況中継について

2006-04-11 11:48:58 | TOEIC試験実況中継について

私は、長年予備校で教え、現在は大阪府の外郭団体である大阪府経営合理化協会からのTOEIC試験対策の講師をしています。様々な大学に派遣されてTOEIC試験対策講座を担当していますが、学生たちが四苦八苦している様子を見るにつけ、彼らのスコアアップに努力してきました。
そんな中、大阪にある、ある大学で講座を担当し受講生が45人程度でしたが、たった15日、1日に3時間教えて、直後に行なわれたTOEICの本番テストで平均点で150点のスコアアップを獲得させることができました。彼らのスコアーはだいたい200点の後半から、500点前後でした。
講座の終了後には、彼らからアンケートをとりますが、もちろんこの段階では本番テストを受けていないのですが、彼らの多くは「やっと英語というものがわかった」、「イディオムって丸暗記ではないのですね」、あるいは「これでこれからのTOEIC試験への展望ができた」といった感想を寄せてくれました。
もちろん私が担当したすべての大学で、150点のスコアアップという成果を得たということではありません。しかし私が担当した学生たちの大部分がある程度のスコアアップを果たし、何よりうれしいことに、口々に「これで英語が話せる」といった感想を得ていることです。

私は、教育文法こそが「日本人を英語音痴にしている元凶だ」と考えます。あれだけ学校時代に英語を学んでいながら、ちょっとしたことも英語で話せないというのはまったく異常なことです。文法的に少しは間違っていても言いたいことは言えるやはり英語を第二言語とする人たちと比べたら、まったくおかしなことだと思います。

私が講座を担当するときは、いつも学生たちに言うことがあります。それは「まず、君たちが学校時代に学んだ読解のための文法理論(教育文法)は捨てなさい」ということです。英語は英語の発想でとらえないといつまでも、スコアアップなどできません。私が提唱するファンクションメソッドは、「あくまでも行為や状態をひとまとまりのものとしてとらえなさい、と言うことです。この視点を持つことによって、英語の発想を身につけることができるし、重要なことはそれが「ことば」として定着・蓄積できるということです。

かつて教えた学生が今でもメールをくれることがあります。もちろん海外に駐在したり、社会人として活躍していますが、彼らの中には、その後のTOEIC試験のスコアを誇らしげに報告してくれるものがいます。英語というものに対する「取り組み方」、あるいは「しくみ」を理解したら、新たに覚えたことばがどんどん自分の言葉として定着・蓄積していくものだということを彼らは体験したと言えるでしょう。

私の指導法の特色の一つは、学生たちに「どれだけ多くの文例体験させるか」ということです。例えば、「これらの動詞は、動名詞を目的語をとる」と説明し、finish, enjoy, give upなどとあげ、文例を2、3あげて後は「自分で学習しなさい」ということは、ほとんど効果がありません。そう教えたところで、彼らは文法書を見たり(これでもあげられている文例は少ない)か、辞書で見ることくらいです。しかし私は、それではいつまでも効果がないと思います。中途半端な学習はいくら続けても中途半端なものです。少し手前味噌になりますが、私は、私が制作したEnglish Trecking教材からその部分をプリントアウトし、宿題として生徒たちに渡しています。このことは、イディオムの学習でもまったく同じです。come outならcome outの50くらいの文例をプリントアウトしています。

私にとって理想的な学習法は、PCを利用することによってとっさに様々な文例を目にしたり、プリントアウトできることです。私とPCとの付き合いは、まだ8ビットのPCで、PCには漢字も出ない、プリントアウトはカタカナの時代でした。その時代からPCによる学習の完成を目指してきました。

それが今、ブログによって「実況中継」が可能となったことをとてもうれしく思います。



WORD BUILDING [1]

2006-04-11 10:20:09 | 文法基本・語彙問題・正誤問題

■WORD BUILDING [1] 形容詞を作る

動詞や名詞にfulやlessを付けると形容詞になる場合があります。fulの意味は「いっぱいだ」「満ちている」、lessは「欠けている」という意味です。

  use   → useful    → useless
  power  → powerful   → powerless
  care   → careful   → careless
  doubt  → doubtful   → doubtless
  thought → thoughtful  → thoughtless
  pain   → painful   → painless
  hope   → hopeful   → hopeless
  help   → helpful   → helpless
  spoon  → spoonful
  mouth  → mouthful
  wonder  → wonderful
  thank  → thankful

他にも、yやicやalなどを名詞に付けて形容詞にするものもあります。yは「~模様だ」「~っぼい」、icは「~的だ」「~に関する」、alは「~の性質を持っている」などの意味です。

  rain → rainy    cloud → cloudy
  snow → snowy    sun  → sunny
  sleepy → sleepy  friend  → friendly

  base  → basic   hero  → heroic  academy → academic

  form → formal   try  → trial   politics → political

また、形容詞の中にはim, in, unを付けて、反意語をを作ることがあります。これらは英語の造語法ですが、私たちにとっても増語法となります。

  (imをつけて)
   patient → impatient  perfect → imperfect
   polite → impolite   possible → impossible

  (inをつけて)
   active → inactive    considerate → inconsiderate
   efficient → inefficient  elegant   → inelegant

  (unをつけて)
   available → unavailable  comfortable → uncomfortable
   conscious → unconscious  clouded   → unclouded
   lucky   → unlucky    happy    → unhappy
   necessary → unnecessary  reliable  → unreliable
   spoiled  → unspoiled  

新TOEIC試験とは

2006-04-11 08:35:56 | TOEIC試験実況中継について

新しいTOEIC試験について

(財)国際ビジネスコミュニケーション協会のHPをごらんください。
サンプルも入手できますよ。
http://www.toeic.or.jp/toeic/new/

第122回公開テスト(2006年5月28日実施)よりTOEIC(R)テストをリニューアルされます。
※新TOEICテストの団体特別受験制度(IP:Institutional Program)におけるご利用は2007年度以降になるということです。

以下は、(財)国際ビジネスコミュニケーション協会のHPからの抜粋です。

新TOEIC(R)テストに関する問題形式の変更点

リスニング セクションの変更点
 1. 新TOEICテストではパート1の写真描写問題を削減。
 2. パート3、パート4の設問の音声化(テープによる読み上げ。設問は印刷もされている)。
 3. パート3、パート4では各会話やトークなどに対して設問を3問ずつ設定。
 4. 米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)の発音を採用。各発音の出題の割合は25%ずつ。

リーディング セクションの変更点
 1. 現行TOEICテストのパートVIを削除。*今まであった誤聞訂正問題が削除されます
 2. 新TOEICテストのパート5は短文の中の空所に単語を補充。パート6では長文の中に複数ある空所に単語を補充。
 3. 新TOEICテストのパート7では2つの文書を読んで設問に答える問題を追加。

これまでと同じ点
 1. 問題はリスニングセクション(45分間・100問)と、リーディングセクション(75分間・100問)からなり、2時間で200問に答えます。
 途中、休憩はありません。
 2. リスニングセクションはテープに吹き込まれた会話やナレーションを聞いて設問に答えます。リーディングセクションは印刷された問題を読んで設問に答えます。
 3. リスニング5点~495点、リーディング5点~495点、トータル10点~990点のスコアで5点刻みで表示します。
 4. テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
 5. マークシート方式の一斉客観テストです。
 

写真描写問題について その7 一般動詞のもの

2006-04-11 08:18:54 | 写真描写問題 実況中継

[7] 一般動詞現在形の文例
写真描写問題の基本はbe動詞の文にあります。しかし一般動詞を使った文もけっこう登場し、それも少しむずかしい動詞を使ったものが多いです。

 (ひと主語のもの)
  (1) The man has his hands at his side
    男性は手を脇腹に当てている
  (2) The child has her hand on her head.
    子どもは頭に手を乗せている
  (3) The woman has black pads on her knees.
    女性はひざに黒い当て物をしている
  (4) They have an exhibition inside.
    彼らは屋内で展示会を開いている
  (5) The tourist stands by oneself.
    旅行者が一人で立っている
  (6) She utilizes a fax machine.
    彼女はファックスの機械を利用している
  (7) She inserts data through a keyboard.
    彼女はキーボードでデータを書き込んでいる
  (8) She manipulates a computer mouse.
    彼女はコンピュータのマウスを巧みに操作している
  (9) He possesses a soccer ball on a playground.
    彼は運動場でサッカーボールを持っている

 (もの主語のもの)
  (1) The van has two flat tires.
    バンは二つのタイヤがパンクしている
  (2) The birches have no leaves.
    かんばの木には葉がない
  (3) The bus has two stories.
    そのバスは2階建てだ
  (4) The pier has many sturdy ships.
    桟橋には頑丈な船が多数係留されている
  (5) The museum has many attractions.
    美術館には興味深い展示品が多数ある
  (6) Flowers adorn the wall engraved with words.
    言葉の刻まれた壁に花が飾られている
  (7) Flowering shrubbery inhabits the garden.
    花の咲いている低木の植え込みが庭に存在している
  (8) The stairs curve to the right.
    階段は右側に曲がっている
  (9) The stairs lead to the kitchen.
    階段は台所に続いている
  (10) The stairs lead up to three doors.
    階段が3つのドアに続いている

写真描写問題について その6 動詞seem

2006-04-11 07:30:29 | 写真描写問題 実況中継

[6] 動詞seemを使った文例
seemは、「推測」を表し、「~そうだ」「~のようだ」といった意味で使われます。
写真を見て、事実はどうかわからないが、「~そうだ」と推測する場合に使われます。原則として「seem to+原形動詞フレーズ」のパターンで使われますが、形容詞や名詞の場合は(1)(2)や(4)のようにto beが省略される場合が多いです。

  (1) The baby seems (to be) afraid.
    その赤ん坊は怖がっているようだ
  (2) The baby seems (to be) asleep.
    その赤ん坊は眠っているようだ
  (3) He seems to be in pain.
    彼は苦しそうだ、痛そうだ
  (4) He seems (to be) a photographer.
    彼は写真家のようだ
  (5) It seems to be cold out there.
    外は寒そうだ

以下は、There is(are) ~の文が、seemに変わった文例です。
  (6) There seems to be a boat on the lake.
    湖上にボートが浮かんでいるようだ
  (7) There seems to be environmental destruction.
    環境破壊があるようだ
  (8) There seems to be a bridge on the rivers.
    川に橋が架かっているようだ
  (9) There seems to be an old castle in the town.
    その町には古い城があるようだ
  (10) There seems be no clouds in the sky.
    空には全然雲がないようだ

以下は、seem toが進行形を導いているものです。
  (11) The woman seems to be acquiring fresh fruit from a vendor.
    商人から新鮮な果物を買っているようだ
  (12) The woman seems to be admiring the sculpture.
    彫刻をほめたたえているようだ
  (13) The man seems to be adjusting the passenger's seat belt
    乗客のシートベルトを調節しているようだ
  (14) The woman seems to be baking cookies
    クッキーを焼いているようだ
  (15) The insect seems to be living.
    この虫は生きているようだ
  (16) They seem to be talking about the picture.
    彼らは絵のことを話しているようだ
  (17) They seem to be enjoying a get-together at home.
    みんな家で集まりを楽しんでいるようだ

以下は、seem toが受身形を導いているものです。
  (1) The man seems to be drawn in the water.
    水中でおぼれているようだ
  (2) They seem to be absorbed in their work.
    彼らは仕事に没頭しているようだ
  (3) The woman seems to be seated.
    その女性は座っているようだ
  (4) They seems to be seated around a table.
    テーブルを囲んで座っているようだ