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ある阿呆の徒然annex

「柳が如く、撓やかに、逞しく。」
ある阿呆大学生による自己満足blog!!

心機一転

2006年07月08日 23時53分54秒 | 教育・教採
何とか昨日で、映像制作が終了しました。
3回生が頑張ってくれたおかげで、上映会での視聴者投票にて、我が班は見事グランプリ受賞です。
ほんまに嬉しいです。
3回生の頑張りを見てて、報われてほしいという思いが凄くありましたからね。
俺個人的に2年連続受賞ということもあるし。
2年連続受賞というのは、大学生活での数少ない(笑)誇りの1つです。
まぁその話は、また今度します。レポート執筆やら何やらの時期にでも。

さて、映像制作も終わり、いよいよ教採2週間前となりました。

先日の「出願書類の書き方」講座のときに知り合った方と、面接の練習をしてまして。
なかなか難しいんですよ。練習が要りますね、ほんまに。
「面接」やからテンポよく行かなあかんし、教育に関わることが主やから、非常にデリケートな問題が多い。
本当に練習しておかないとヤバイなと思いました。
何回か練習して、ちったあ上達してきましたけど。
あと2週間、(筆記試験も含め)やれるだけやってみます!!

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今日のひとこと:

 あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ
 (スガシカオ『夜空ノムコウ』より)

SMAPが歌ったことで有名なこの歌。
この歌詞の文脈では「僕ら」は「自分と別れた恋人」ぽい、すなわち恋愛の文脈の言葉でしょう。
でも、決して恋愛だけではなく、本当に色んなことに言えることやと思う。
未来なんて、本当に誰にも予測することはできない。
たとえば10年前には、俺が今こうやって京都にいるなんて想像もしなかった。
今、進路の分岐点に立って、「今の自分は、あの頃思い描いた『未来の自分』なのだろうか」ということも、ふと思います。

ついに……

2006年06月22日 21時39分39秒 | 教育・教採
ワールドカップ、ついに運命のブラジル戦ですね。
放送時間は明日未明、3時半からですか?
(ネットの番組表見てると「27:30-30:00」と表記されてますが)
世界の王者相手に2点差以上で勝つというもの凄い難関ですが、ただただ健闘を祈るばかりです。

そういえば思い出しますね。
4年前の韓国・日本共催ワールドカップ。
(↑別に俺が左なんじゃなくて、正式名称は韓国/日本になってます。)

当時私は花の浪人生活を送っておりました。
そして快進撃を続ける日本代表、なんと決勝トーナメント進出してしまうじゃないですか。
そしてそのトーナメント1回戦の対トルコ。

まぁ平日の昼間ということで、当然のごとく予備校の授業があるわけですよ。

普段サッカーを殆ど見ない私でもこのときばかりは決勝トーナメント興奮しまして、
「ああ、英語の授業ある。見れないなぁ。」
と残念がってました。

が、なんと、朝予備校に行ってみると、こんな掲示。

  「休講 4限 T大・K大英語 S先生」

…やりよった!あの人、やりよった!
何と休講にしてしまったのです。サッカー見るために。
まぁ我々受講生は喜んで、西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)付近の公共施設の大画面で見に行ったわけですが。

まぁそんな4年前の思い出もあります。

そして私も、ついに迫ってきました。
あと1ヶ月で、教員採用試験(1次)です。

本当に、あと1ヶ月です。

これからはブログの更新も減ると思います。

でも、こういうときこそ、自分を見つめていたい。
だから、なんとか少しでも書くようにしたいです。
更新頻度や分量は確実に減らしますけど。

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今日のひとこと:

 今日の試合? 近鉄の監督だ! ナシだ!
  (読売ジャイアンツ・長嶋茂雄監督:現終身名誉監督)

ある日の敗戦後の台詞です。
ちなみに梨田昌孝氏は、今月から大阪産業大学の客員教授に就任したそうですね。

初日★

2006年05月22日 23時31分57秒 | 教育・教採
いよいよ実習はじまっちゃいました☆
と言っても、今日は馴らし運転みたいなモンでしたが。

午前中は座学研修。
「教師とは」「T高校の教師とは」というものを解かれました。
印象に残っている言葉を紹介しましょう。
校長先生のお話から。

「医師は人の肌を見、人の肌に触れる。
 だから信頼に値する振る舞いをしなければならない。
 教師もそれと一緒。
 教師は人の心を見、人の心に触れる。
 だから信頼を得られるような振る舞いをしなければならないし、
 信用を失墜するような行為があってはならない。」

教師は人の心を見、人の心に触れる―。
これを肝に銘じ、この特別な職業に挑むことにしたい。
そう思いました。

午後からは、担当Y先生の日本史の授業を見学。
俺が高校生だった頃と変わってなくて、何か懐かしくて楽しかった。
まぁもちろん懐かしさに浸ってるだけじゃなく、授業観察記録なんてモンを取らないといけなかったんですが。
口癖の「原典(点)」や、やたら多用する「cf(○囲み)」の記号や。
他の実習生の方がそのことを自己紹介で言ったんですけど、生徒に大受けでしたね。
僕はワリと研究室紹介に終始しましたが。

変わった研究室なんで、マンガ・アニメ研究の話やら、映画研究の話やら。
まぁまだ暖めてるネタは残ってますし。
『電車男』というフレーズで笑ってくれたのは、救いでした(嘲笑?)。
時間の関係もあって大学の話ばっかになってしまったけど、高校時代の話とかもっと出来れば良かったかな?
おいおい話していけたら良いかなと思います。

いやほんと、今日は楽しかったですね。
明日からまた教材研究やら大変になるでしょうけど、頑張ります!

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今日のひとこと:

張りすぎても駄目。弛みすぎても駄目。丁度良い按配の時に、丁度良い音が出る。(数学教師・S先生)

高校時代の恩師の言葉です。

自分史を考えること

2006年05月14日 00時15分11秒 | 教育・教採
教員採用試験のための「出願書類の書き方」という講座に行ってきた。

出願書類、企業で言えばエントリーシート(教採でもその名称を用いてる自治体もあるが)。

ほんの半月ほど前まで企業相手に就活してたけども、やはり基本は企業のエントリーシートと同じ。
しっかりと自分を分析して、「俺を獲ってくれ!」とアピールする材料を散りばめる。
このあたり、エントリーシートと全く同じですよ。ねぇ。

まぁ、俺の受ける県の書類(昨年度の)を見ると、他自治体(例えば京都市)よりも圧倒的に事務的で、記述量が少ない。
他の自治体は、ホンマに企業のエントリーシートみたいな記述量のとこも多いのに。
少し安心した反面、ある意味力が抜けたというか、「こんなんで大丈夫かよ、この県!?」と思ったというか。

この講座受けて、何か分かった気がします。
俺が企業に獲ってもらえなかった理由が。

「嘘も方便」というのを使いこなせなかった部分も確かにある。
けども、それ以上に、自分がなぜその会社を受けているのか、自分を獲ったら会社はどんな得をするか、そういう分析がしっかり出来ていなかったのかな、と。
特に後者は殆ど出来ていなかったし、前者にしても分析が甘かった。

ネットやら何やら使って「出来たつもり」になってたけど、所詮「つもり」だったんです。
幼稚園・小学校・中学校・高校・浪人・大学、そして今岐路に立たされている自分。
その中で「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「苦しい」「辛い」、そういう要素をしっかりと分析する作業が、甘かった。
だから今「こういう仕事をしたいんです!」と思っていても、そのルーツをしっかりと辿ることが疎かやから、相手には動機が不十分な感じを与えてしまう。
さらに、自分のセールスポイントを自分史としっかりと絡めてないから、これまた上っ面だけに聞こえてしまう。

おまけに「嘘も方便」というのを上手く使いこなせない。
そりゃ落ちますよね。

エントリーシートは小手先でも通過できるけども、面接となるとやはり、よっぽどの器用な人で無い限り、すなわち大概の凡人は、小手先のテクニックでは通用しません。
(もっとも、小手先だけで内定もらってその会社入っても、自分が苦労するだけやけど。)

某教育系企業の3次面接を受けたときのことを思い出しました。
面接の中でどんどん自分のルーツを思い出していった、ということがありました。
今になって考えてみれば、こんなの面接の中で思いだすんじゃなくて(多少はそういう部分はあるにせよ)、聞かれる前に売り込もうとしなくてはいけなかったんです。
まぁ落ちますわ。そりゃ。

民間企業でも公務員でも何でも一緒やと思うけど、出願書類は面接に直結します。
書類書く前にしっかりと分析しなけりゃいけませんね。
まぁ前述の通り俺の受ける所は、イマドキ珍しく妙に事務的なんですが。

僕にとっての幸いは、大本命の前に、このことに気づいたことです。

まずは「自分史」分析から始める。
プラスもマイナスも全部見る。
そして、そこから売り込めるものを考える。

今日の講座の講師の先生の言葉を拝借すると、「ポートフォリオを作る」。

当たり前のことなのかもしれませんが、というか、企業の就活始める前に考えておくべきことだったんでしょうが、今日気づかされて、本当に良かったです。

まぁ今日驚いたことは…、ね。
その講座をやってる専門学校で、研究室の先輩が英語の講師をしていたことですが。
ハチアワセして、お互いびっくり。
いやー、そんなことってあるもんですね。

貴重な出会いもありました。
…て、恋愛とかじゃないすよ。
無論。なむなむ。
学校で講師しながら採用試験を目指している方。
学部は違うけど同じ大学の同期生で、教員を目指している方。
「一期一会」。
ホンマに大切にしたいですね。

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今日のひとこと:

 Treasure every encounter, for it will never recur.

もう1年以上前ですかね?
ウチの近くの唐揚げ屋の料金受けに書いてありました。
「一期一会」の英訳です。

「学習意欲の低下」?

2006年05月13日 04時22分58秒 | 教育・教採
僕は昔を知らないんで何とも言えない部分もあるんですが。

ただまぁ、確かに低下してるのかもしれませんね。

学力や学習意欲に関する国際調査って幾つかあるらしいです。

その中で代表的なのが、OECDがやってるPISA(Program for International Student Assessment:生徒学習到達度調査)。
それと、IEA(国際教育到達度評価学会)が行っている、TIMSS(Trends in International Mathematics and Science Study:国際数学・理科教育動向調査)。

共に2003年の調査で、教育に関心のある人たちを中心に、日本国内でも話題を呼びました。

2つの結果から日本を世界と比較して、指摘されたことをまとめると、大体こんな感じです。

 ○基本的に学力は世界トップレベル。ただし読解力だけは平均レベル。
 ○家庭での学習時間や家の手伝いの時間が短く、TVやビデオを見る時間が長い。
 ○数学・理科の勉強が「楽しくない」という生徒が多い。

読解力に関しては、指摘の通りでしょう。
せっかく日本語という世界的に見ても複雑な言語を有しているのですから、文脈力も加われば鬼に金棒の筈です。
というか、知識だけで読解力がないと、しんどいですよ。
読解力って、いろんな意味での文脈力に繋がってきますし。
(って俺は人のこと言えるのか!?)

家の手伝いしないってのは、俺自身も心が痛む部分がありますね。
実習で実家に帰ったら、合間を縫って手伝いたいと思います。

家庭での学習時間が短いっていうのは、単純に「だから悪い」とは言い難い部分があります。
あまり他国の教育制度を知りませんが、おそらく、日本のように朝から夕方までずっと学校の授業がある国というのは、少ないと思います。
何より、日本ほど学習塾が定着してる国も、そんなに無いでしょう。
(おそらく、学習塾等での学習時間は、「家庭での―」には含めていないと思います。)
俺は中3になって高校受験の前にちょこっと行っただけやけども、周りの人の大半は小学校高学年くらいから塾通いやったし。
その辺を加味したら、一概にどうとは言えないと思うんですがね。
まぁ本当の知識人は分かってるんでしょうけどね。
ワイドショーなんかのエセ知識人なんかは…。

数学や理科が楽しくない、というのは、これは生徒の側というより大人の側の問題でしょう。
(「勉強が楽しい」という表現は、本来は日本語としておかしいんですが、某所からそのまま持ってきました。)
楽しいと思わせないといけませんよ。
俺は好きですよ、数学。バリバリの文系人間やけども。
教育者を目指す者として、僕自身、肝に命じなくてはなりませんが。

んで実は、ここまでのことは、どうでもいいんです(笑)

僕が言いたかったのは、「楽しくない=意欲の低下」と判断しようとする風潮への反論。

「楽しくない」というのを「学習意欲の低下」と見なすのは、どうかなと思ったんで。
もちろん、楽しくあるべきだと思いますよ。
先にも言った通り、学業を楽しいと思わせるのが、教育者の務めの一つでもあると思います。
そして、たしかに「楽しい」というのは意欲を促進する原動力になることも、間違いありません。

ですが、何かその論調は、「たとえ楽しくなくても、より大きな目的のためには、しなきゃいけないこともある」という精神を、忘れている気がします。

スポーツだってそうでしょう?

ただシューティングやってりゃいいってもんじゃない。
ただバッティング練習だけしてりゃいいってもんじゃない。
上達のためには、辛く苦しい走り込みやフットワークなどの基礎トレーニングも、嫌いでもこなさなければならない。

何かそういうことを、忘れてるんじゃないかな? そんな気がしてならないんです。

まぁ、ちょっと気になったんで。

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松井の怪我したシーン、思わず画面から目を反らしてしまいました。

『大すぽんちゅ』では上重アナが松坂投手にインタビューしてましたね。
周知の通り、2人は同い年で、'98年夏の甲子園「延長15回の死闘」を投げ合った仲。プライベートでも仲良いらしいですね。
そんなわけで、松坂は時折タメ口になってましたが。
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今日のひとこと:

 進め。怖がらずに進め。(ルーザー:『南国少年パプワ君』)

実子・キンタロー(当時は「金髪のシンタロー」)に遺した言葉。