見ること。撮ること。 ブログ編

写真家・古市智之のフォトブログ

虚無への供物 #6

2019-07-21 | Mamiya sketch

Mamiya sketch
マミヤ スケッチ


N県・N市



フジフイルムがアクロスを切ってからというもの
海外製のモノクロフィルムを使ってきました。

その結果どうにも眠いネガしか出来上がらず、
現像液を変えたり露出のかけ方を変えてみたりしたのですが、
どうしたものかと思っていた矢先にアクロスⅡの発表。

思わず小躍りしたのは言うまでもありませんが、
価格もそれなりになってしまうようですね。

ならば今の海外製フィルムを極めるのも一興かなと思っています。
仕事の写真ならそうは言っていられませんが趣味の写真ですからね。

ブログ同様のんびりと気が向いたときにやっていきます。

虚無への供物 #5

2018-12-24 | Mamiya sketch

G県・A市

Mamiya sketch
マミヤ スケッチ



6年ほど使ってきたスキャナー9000Fがついに使えなくなりました。

といっても壊れたわけではなく、
ドライバーがmacOS Mojaveに対応してくれなくなったことが原因です。

キヤノンのHPを確認すると、
9000Fmark2には対応していましたが9000Fにはこの先も対応しないようでした。

ものはまだまだしっかりしているのに残念ですが、
インクがバカ高いPIXUS Pro-1と共にドナドナしました。

これからはネガを複写してLrで反転という方法を取ろうと思います。
うまく行けばスキャナーを買わなくても済みますね。

画質のT3か機動力のH1か

2018-12-07 | LAND SCAPE

FUJIFILM X-H1
XF8-16mmF2.8 R LM WR




今回の取材でT3とH1の両方を同時に使ってみた結果、
機動力に勝るH1。解像度に勝るT3という結論に至りました。

まあこれくらいは予想の範囲内だったのですが。
実際に実機を手にとって使ってみると改めてH1の良さがわかります。

H1はT3に比べセンサーのスペックは若干劣るものの、
機動力は遥かに凌ぎます。

写真は土砂降りの雨の中、川の中に入って手持ちで撮影。
T3でも同じカットを撮りましたがこちらはわずかにブレてしまいました。

OISのついていない8-16mmや16-55mmを使用するならH1に軍配が上がります。
まあそこに惚れ込んでミラーレスに移行したわけですからね。

X-T3は僕の新しい撮影スタイルには合わないだけで、もちろんいいカメラです。
高解像度の写真を求め、なおかつ三脚の使用を厭わなければ迷わずこちらでしょう。

どちらを選ぶかは結局は使う人次第というだけですね。


ー閑話休題ー


富士フイルムが夏に引き続きまたまたキャッシュバックを始めましたね。

どんだけの大盤振る舞いなんだと思いきや、
X-T3やXF8-16mmは入ってませんね。ウ~ン残念。



XF8-16mmF2.8 R LM WRを使ってみた

2018-11-30 | LAND SCAPE
FUJIFILM X-T3
XF8-16mmF2.8 R LM WR




発売前のXF8-16mmF2.8 R LM WRを富士フイルムから特別に使わせていただきました。
期待通りのレンズでXF10-24からの買い替え決定。

特に防塵防滴と薄暗いところでのピントの合わせやすさなどは重宝しました。
何より広角8mmからのダイナミックな描写は10mmに慣れた視界には新鮮でした。

唯一の懸念はNDフィルターが使えないことですが、
そのうちサードパーティーからの発売があるという情報も得ましたのでとりあえず一安心。

富士フイルムのFacebookにも僕の撮った写真が載ってます。
合わせてご覧ください。


あ、あと値段もか・・・機材の整理が必要ですね・・・

半年たってもやっぱり思う。X-H1の衝撃。

2018-11-14 | LAND SCAPE

FUJIFILM X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR




今秋からやっとミラーレスのフラッグシップ機が各社出揃いました。
私はといえば半年前X-H1の登場をもってミラーレスへ舵を切りました。

X-Tシリーズにはない大型グリップ・ボディ内5軸手ブレ補正・フェザータッチシャッターの融合により、
三脚の出番がめっきり減ったのが大きな理由です。

写真は雨の中の渓谷でシャッタースピードは1/4秒。
この程度のスローシャッターでは完全に安全圏です。

ちなみに左手には傘を持っていて、
レンズを中指で軽く支えているだけ。

さらに言えばここは狭い吊橋の上。
三脚は当然使えず人も通るので、以前なら撮影は諦めていた状況です。

正直ミラーレスにはまだ欠点もありますが、撮影の自由度は飛躍的に拡充します。
これから先は確実にミラーレスの時代がやってくることでしょう。

ニコンとキヤノンはしばらくレフ機と並行するでしょうが、
両方に開発を注力する体力がどこまで続くか見ものではありますね。

両社ともマウントアダプターなどでお茶を濁すことなく、
ミラーレス専用レンズの出揃いを待ちたいところです。

その間に他社はミラーレスシステムをより進化させるのは言うまでもありません。
選択肢が増えるのはユーザーにとって大歓迎です。