従来歯周病の検査といえば歯ブラシの磨き残しや歯茎の腫れ具合の確認と歯茎の歯周ポケットの測定、レントゲンで骨の状態の確認で歯周病の状態を確認していました。
この方法で何十年と治療を行っているわけですので、ある程度歯周病の状態を把握することは可能でした。
しかし、これだけでは歯周病の状態をしっかりと判断することは難しいといえます。歯ブラシをしっかりとしていない方の歯周病が進行せず、歯ブラシをしっかりと行っているのに歯周病が進行してしまうことがあることなども従来法の検査では難しいことでした。
問題は、歯周病が感染症で細菌が原因なのに従来法の検査では細菌を確認しなかったということです。
細菌検査は歯周病の状態を細菌の様子を見ることで確認する方法です。炎症も少なく問題なさそうに見える歯茎の中に歯周病菌が増殖してしまっていることがありますが、細菌検査を行うことで歯周病のリスクを確認して対処することが可能になります。
細菌検査をすることで歯周病の現状をより詳しく確認することが可能になります。
~細菌検査の補足~
細菌検査は歯周ポケットの菌を採取して細菌を確認する検査です。簡易的に位相差顕微鏡で細菌を見る方法や詳しく細菌の数や種類を確認するリアルタイムPCR法という方法があります。
歯周病の方でしっかりと細菌検査も行って治療を行いたいという方は無料カウンセリングを行っておりますのご利用ください。細菌検査は保険外治療となりますので、治療方法のご説明とお見積もりのお渡しをいたします。
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