○△□ ∞ 鶴千亀万 人間百年

『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

memo ∞「二宮一就/日本発"おいしい冷凍"を世界へ!」

2014-04-20 | 雑記

◎ この冷蔵庫が、あらゆる食品加工工場や家庭まで普及すれば、一大革命が起こるような気がします。

パテントをうまく使い広範囲な応用技術の開発を社会に広める様に願っています。


フレンチの豪華フルコースが3000円!ヒミツは冷凍機!?
冷凍食品のイメージを覆す新技術!
ドリームメーカー:
奈良県奈良市 菱豊フリーズシステムズ 社長/二宮一就さん

 

奈良県に、フランス料理のフルコースを、3000円で味わえるレストランがある。
「美味しい」と評判で、大繁盛しているが・・、実は、料理はすべて“冷凍食品”!
出来立ての美味しさを封じ込め、解凍しても本格的なシェフの味を楽しめる、という、
冷凍食品のイメージを覆す、画期的な冷凍機を開発したのが、二宮一就。
食品の細胞を壊すことなく保存できるこの冷凍技術があれば、海産物だけでなく、
おせち料理や握り寿司までも、添加物を使わずに保存でき、遠隔地まで届けられる。
旬の食材をまとめて調理し冷凍することで、フルコースの低価格も実現したのだ。

安全で優れた食材・食品を、いつでもどこでも世界中で楽しんでもらいたい―。
二宮は、“美味しさを保てる冷凍機”を作ろうと、15年前、自ら会社を立ち上げた。
しかし、開発は一筋縄にはいかない。来る日も来る日もマグロを冷凍して研究を続けた。
退職金も使い果たし、次第に生活費まで圧迫していく・・。
それでも二宮の強い思いは、やがて、“水の分子構造”に着目したある理論へとたどり着く。
『とにかく、粘って粘って粘り抜く。それが結局は達成へとつながる―』

次の世代のために、この冷凍機を使って何か出来ないか―。
二宮は、東日本大震災の被災地・岩手県大槌町に、サケ加工工場の建設を提案、
大槌で獲れるサケを加工して付加価値をつけ、雇用も生み出そうという国の復興事業だ。
しかし、新鮮な魚を食べてきた地元の人々にとって、冷凍食品のイメージは良くない・・。
地元の理解なしに真の復興はない。二宮は自らの冷凍機を使ってある秘策に出た―。

***************************

「魚は生が一番うまい」…2流ではなく1流の冷凍技術の開発…冷凍すると細胞が崩れるので”うまみ”が逃げる。

この技術は、出来上がり食品(マグロ、寿司まるごと、果物以外のあらゆる食品、、、)をこれで冷凍すると、遠くまで運んでも、時間がすこし経過しても

解凍すれば味が変わらない…今までも、生鮮品の運送の問題で色々な技術や仕掛けが考えられて来ている、例えば、氷同封から始まり、窒素充填での鮮度維持、

そして、クロネコヤマトから始まった「冷凍配送/倉庫での冷凍維持」、生ものの細胞を壊さない様にするには

”マイナス5~6度”を維持すればいい事も解って来ている。 

しかし、この技術は、電子電磁で分子配列を整えて冷凍すると云うもの=全くの「冷凍の機械的な技術開発」であった!

 …この技術も、国内の出来上がったシステムに組み込むには大きな抵抗があったはず。従って、国内でも新たに需要を作り上げて行く”漁港での加工”が優先となった。

そして、中国が注目、機械の工場まで造っている(パテント取り込まれない様に注意必要!…韓国も含めて、泣いている日本企業は多数あり)…

いま、パッケージ素材の開発も進んで来ており、冷凍食品やレトルト食品も”裏銀色パッケージ”から次の段階へ来ている。缶詰でさえ最新技術のプラパックで

行けるものまで出現している。これらは『賞味期限の延長効果」をもたらしている。調理も「真空調理法」も定番的になって来ており、色々な技術を組み合わせる事で

全体として、大きな節約効果、市場拡大の経済効果が出てくると思われます。八百屋や昔の酒屋がスーパーやコンビニに変化している様に、

『食生活」も大きく変わる時代となっている様に感じます。時代とともに、”ナノ”の技術があらゆるところに波及して行く事でしょう!

二宮社長の社会に対してのご尽力に感謝するとともに、今後の発展を祈ります(⌒▽⌒)

***************************

<!--  菱豊フリーズシステムズ -->

 

 

アップロード日: 2014/04/18


フレンチの豪華フルコースが3000円!ヒミツは冷凍機!?


冷凍食品のイメージを覆す新技術!


奈良県奈良市 菱豊フリーズシステムズ 社長/二宮一就 さん

 

認定事例から学ぶ 新連携|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

(株)菱豊フリーズシステムズ<br>二宮一就社長<br>「今後は商社などの力を借りて、輸出にも乗り出す計画です。また従来の1/6程度(約7分)の時間で解凍できる次世代解凍機の開発にも取り組み、ユーザー層を一気に拡大してきたいと思います」(株)菱豊フリーズシステムズ 二宮一就社長

「今後は商社などの力を借りて、輸出にも乗り出す計画です。また従来の1/6程度(約7分)の時間で解凍できる次世代解凍機の開発にも取り組み、ユーザー層を一気に拡大してきたいと思います」

科学的発想で凍結・解凍技術を開発

 菱豊フリーズシステムズ(奈良県奈良市)は、産業用フリーザーや食品プラント機器などのファブレス(生産機能を持たず設計・開発に特化する)メーカー。同社の二宮一就社長は三菱電機系の冷蔵・冷凍設備エンジアリング会社に長年勤務していたが、50歳の節目を迎えた際に会社を退職、起業した。

 98年、前職で培った人脈を活かし、冷凍機を主力にした販売・施工事業をスタート。二宮社長は食品会社などユーザーを訪問する中で、「食品素材の品質やうまみを壊さずに凍結・解凍できる技術が必要になる」との思いを強め、独自製品の開発に着手。

 「水分子をどう制御するかなど科学的発想を用いて、電磁波や熱力学、流体力学の技術なども組み合わせ製品化を目指した」(二宮社長)。

 試行錯誤を重ねた結果、磁場や中波電波、均等風速冷風などを組み合わせ、多くの氷核を一度に作り、氷の結晶を大きくしない技術を確立。凍結時に氷が膨らむことで食品の細胞を破壊し、解凍時に栄養素やうまみ成分を含んだドリップ(液汁)が流出する現象を抑えた。

 03年には食品の鮮度を保った状態で高効率に凍結できる装置の開発に成功した。さらに蒸気が水となる時に発生する潜熱を活用した独自技術も開発、解凍機に応用した。
 
 開発した試作機を製品として普及させるため、行政機関のアドバイスで新連携事業に応募。07年6月には奈良県で初の新連携事業に認定された。

(株)菱豊フリーズシステムズ
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿