今朝の日経に懐かしいキャッチコピーが飛び込んできた。
『いつかはクラウン』
『愛のスカイライン』
まさに昭和の時代、我々は必死に働き、いつかはクラウンというコピーがもてはやされていた。
そんな時代も終わりを告げ、車はステータスから実用重視型に。
世界の新車販売は、SUVがセダンを抜いたそうだ。
また、車の所有から利用へとカーシェアの流れも加速する。
時代が変わったと言えばそれまでかもしれないが、車のボンネットを開け、互いにそれぞれの車を自慢をしていた頃が懐かしい...。
久しぶりに水戸市の済生会病院近くの富勝倭に訪れた。
いつもならトンカツ定食を注文する所だが、前々から気になっていたトンテキを注文することにした。
女将と少し話し、暫くするとトンテキがカウンターの上に運ばれた。
おおっ。
このジューシー感が食欲をそそる。
器もなんとも言えない。
さすが専門店だけある。
美味い。
全てを平げ、会計前に店主と話したが、コロナ禍の厳しさはヒシヒシと伝わってくる。
何とか今の状況を乗り越えて行きたい...。
夫婦2人で切り盛りするとんかつ屋が、水戸の済生会病院の近くにある。
カウンター席に座りメニューを見ると、悩んだあげく定番のロースカツ定食を注文することにした。
カウンター越しの飾り棚には、様々なお猪口が並ぶ。
恐らく店主が集めたものだろう。
残念ながら小生にはその価値は良く分からなかったが、食事が出てくるまで飽きさせない演出が良い。
カウンターの上には、出し桁、化粧垂木の小屋根が印象的だ。
そう言えば、こんな仕上げは、和食店には良くあったなぁと思いを巡らした。
よく見ると檜皮葺の屋根材だ。
そうこうしている内に、とんかつがカウンターに運ばれた。
チェーン店のベルトコンベアで機械的に揚げられるものとは明らかに違う。
勿論美味しい。
違いがわかる方、是非...。
富勝 倭
