X-2 テスト飛行3回目 Japan's X-2 3rd. Test Flight
防衛装備庁は29日、国産初のステルス戦闘機「先進技術実証機」(通称・心神、正式名称・X2)の飛行試験を岐阜試験場(各務原市)で行ったと発表した。6月に心神が同庁に引き渡されて以降、初めての飛行試験。速度センサーの確認などを行った
飛行試験を行ったのは同日午前8時53分からの約1時間。今後は約50回飛行試験を行い、ステルス性や高運動性を確認する。試験結果は、将来戦闘機の開発に向けた判断材料とする。防衛装備庁はこれまで、飛行中に機体に加わる力を計算するセンサーの機能を地上で確認する作業などを行っていた、心神は平成22年から試作が始まり、炭素繊維の電波吸収材や形状により、レーダーに映りにくいステルス性能を備えている。機体は全長14.2メートル、全幅9.1メートル、全高4.5メートル。開発費は約400億円
沖縄県警は29日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先となる同県名護市辺野古近くの米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、移設反対派がコンクリートブロックを積んでゲートを封鎖したとして、威力業務妨害容疑で反対派に対する強制捜査に着手した。家宅捜索場所はゲート前で反対派が拠点にしているテントなど10数カ所に上る
反対派への大規模捜索は極めて異例で、県警はブロックを大量に購入した資金の流れの解明も目指す
南アフリカの銀行の偽造カードを使って、17都府県の現金自動預け払い機(ATM)から18億円超が一斉に引き出された事件で、大麻取締法違反容疑で逮捕された特定危険指定暴力団工藤会(本部・北九州市)系組員2人が指示役として関与していた疑いが強まり、福岡県警は、窃盗容疑などで再逮捕する方針を固めた
この事件ではこれまでに、山口組や神戸山口組、道仁会など指定暴力団6組織の幹部や組員の関与が確認されており、工藤会で7組織目となる
2人は今年5月15日早朝、福岡市内のコンビニのATMで、南アのスタンダード銀行の偽造カードを使って現金を引き出した疑いが持たれている。県警は10月末、窃盗と不正作出支払用カード電磁的記録供用の疑いで2人の逮捕状を取り、指名手配していた