【熊谷6人殺害事件】
ナカダ容疑者が13日午後、熊谷署から逃走したことについて捜査幹部は首をひねる。
ナカダ容疑者が最初に熊谷市内で姿を確認されたのは13日午後。不審な男がいるとの通報があり、通訳が必要として熊谷署に同行された。しかし、外でたばこを吸わせている間に逃走。ポケットに入れていた携帯電話、パスポート、現金約3400円入りの財布は全て署に置いたままだった。
その後、民家の物置に隠れているのを住民の60代の男性が見つけたが、男性は「おびえたような表情で、おとなしかった」と印象を話す。この時点では周囲に凶暴性を感じさせなかったナカダ容疑者。14日以降の行動は一変する
田崎さん夫婦と加藤美和子さん(41)は刃物で上半身を何度も刺され、田崎さん方の壁には血で書かれたアルファベットのような文字が残されていた。加藤さんの長女、美咲さん(10)と次女、春花さん(7)には1カ所の傷口を何度も刺した可能性があり、白石和代さん(84)方には殺害後、長時間潜伏していた疑いもある、一度は署に同行した男が6人を殺害した今回の事件
「何人殺されているのか分からない」。4人の遺体が見つかった16日夕、県警本部と熊谷署は異様な緊張感で満たされた。捜査本部は現在も270人体制で周辺の安否確認を継続中で、20日までに空き家を含む1万5286件で無事を確認、まだ2025件が未確認となっている
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