兵庫県・斎藤知事の“パワハラ問題”根源は「維新の傲慢体質にある」

2024年09月28日 09時19分00秒 | Weblog

兵庫県・斎藤知事の“パワハラ問題”根源は「維新の傲慢体質にある」現職市議が決意の告発 大阪府議会議長から受けた公認取り消し圧力、恫喝、外見非難

パワハラ疑惑の渦中にいる兵庫県の斎藤元彦知事を当選以来、支えてきたのが大阪維新の会だ。その大阪維新の会もパワハラに怒る世論には抗いきれなかったか、9月9日、斎藤知事の辞職と出直しを求める申し入れ書を提出した。だが、その陰で、大阪維新の会所属の大阪府議会議長にパワハラを受け、今も苦しんでいる女性市議がいる。今回、本誌は「斎藤知事のパワハラ問題も、維新の傲慢体質が根源ですよ。これが変わらなければ、有権者に見放される」と訴える彼女から、120分にわたって話を聞いた。

大阪維新の会は、2023年5月から、党内でのハラスメント調査を実施してきた。これまで報じられてきたように、大阪維新の会大阪府議団で代表を務めていた男性府議が、女性市議に対してセクハラまがいの言動を繰り返し、代表を辞任した事件が調査実施のきっかけになっている。

2023年12月に発表された調査結果によると、14件の申告のうち5件がハラスメントとして認定されている。そして、加害者の5人には口頭で厳重注意処分が下されたことが明らかになった。しかし、それぞれのハラスメントの具体的内容は公表されなかった。

本誌取材に応じた柏原市議Aさんも、自身が遭った党幹部からの被害をこのハラスメント調査に申し出ていた。

「2021年の市議選で、私は2期目をかけて出馬していました。すると大阪維新の会の、私が所属する支部の支部長であり、現大阪府議会議長の中谷恭典氏が、選挙期間中にもかかわらず突然党本部に『Aを公認取り消しにする』と訴え出たそうです。

じつは中谷議長の長女が、私たちと同じ選挙区から無所属で市議選に出馬したのです。娘が当選すれば、議員定数は変わりませんから、当然一人落選してもらわないといけない。そこで、中谷議長は私を大阪維新の会から除名することで落選させたかったのです。選挙期間中はずっと、支部長は選挙区内で私のことを執拗に『あいつはどうなってもいいんだ』と悪く言って回っていました。さらに大阪維新の会の支部長であるにもかかわらず、選挙戦は長女につきっきりでした」

結局、Aさんは議長からの除名攻撃を跳ね返し、市議に当選した。だが、Aさんへのパワハラが止むことはなかった。

「ただでさえ選挙戦は、肉体的にも精神的にも大変な戦いです。それなのに身内であるはずの党の支部長から執拗な攻撃を受け、精神的に追い詰められました。私は体調を崩し、心療内科を受診せざるを得ませんでした。めまいや動悸も続き、消化器内科にも通院しました。今でも薬に頼らないといけません」

じつはAさんが受けたパワハラは、これだけではなかった。2018年ごろからすでにパワハラを受けていたという。

「私は市議1期目の時にがんであることがわかりました。このときも、支部長は私の支援者に『あいつは議員辞職させる』などと言って回っていたのです。翌年にあった統一地方選では、抗がん剤と放射線治療でかなり体調が悪く『歩くのは少し辛いです』と申し出た私に、支部長は『這ってでも行け』と命じました。なんてひどい党なんだと涙がこぼれましたよ。

                              SmartFLASH 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年だけで76人の韓国人が拉... | トップ | 中国が44年ぶりに太平洋にICB... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事