ブルーインパルス 東京オリンピック開会日 展示飛行
https://www.youtube.com/watch?v=AemOEOeBZHI
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https://www.youtube.com/watch?v=PSRvG-Q-vrA
https://www.youtube.com/watch?v=dsZBOT3Opbw
無観客の球場で、両軍選手の声援だけが飛び交っていた。ふとした瞬間に生まれる静寂が、異例の大会であることを物語っていた。上野が第1球を投じ、捕手のミットが音を響かせて東京五輪の競技が始まった。
初回に連続死球で先制点を与えたものの、すぐに立ち直って大勝への土台を作り、五回途中、85球でマウンドを譲った。
2008年北京五輪で、上野は日本を初の金メダルに導いた。2日間で3試合を投げ抜いた「上野の413球」は国民を熱狂させ、皮肉なことに日本のエースから五輪に対する熱意を大量に奪ってしまった。
引退も脳裏をよぎる中、実施種目から外れていたソフトボールの復活が16年8月に決まったが、心に火がつかない。五輪で勝つ難しさや苦しさを痛いほど知っているだけに「簡単に腹はくくれなかった」という。
スイッチを入れてくれたのは「福島」だった。17年3月、一部の試合があづま球場で行われると決定し、上野は「(東日本大震災から)福島はいろんな苦難を乗り越えて、やっとここまでたどり着いた。きっと自分は福島からパワーをもらえる」と考えた。「もらったパワーをプレーに変えて、自分の思いを福島に置いていこう」と誓った。
初戦が終わり、「背負っているものを受け止めることができて、楽しめています」と笑った。続々と登場する他競技選手の道しるべにもなるような、熱くて強い上野が帰ってきた。(星聡)
東京五輪の開幕に先立ち、21日に福島で行われたソフトボールの日本―豪州戦で、日本が8―1でコールド勝ち発進した。DP(指名選手)として打撃に専念し、2点リードの四回に試合の流れを決定づける2ランを放った藤田 倭 (30)(ビックカメラ高崎)は「本当にいいスタートが切れた」と繰り返した。
インコース高めの速球を豪快に振り抜いた藤田は「なんとか追加点がほしい場面だった。自分のスイングが思い切ってできた」と、胸を張った。
五輪でソフトボールが行われたのは13年ぶり。30歳の藤田は「オリンピックが無事、開催されて本当にホッとしている。オリンピックの舞台に立つ夢をかなえられて本当にうれしく思う」と話した。
7月に39歳になる大エースにとって、今回が最後の五輪になるのは自他共に認めるところ。ただ、時折口にする「集大成」という言葉に大きな意味はない。なぜなら、自身の中でゴールを設定していないからだ。
五輪種目から除外され、目標を失った2008年北京大会後は、競技を始めたばかりの頃と同じように、新たな気付きに喜びを覚えてきた。打者を抑えるという本質に目を向け、握り方を変えて違う曲がり方を実現させたり、球にもっと力を伝えようと足の動かし方を変えたり、新しい配球で打者の狙いを外したり――。その時々でテーマを決め、試行錯誤を重ねてきた。
今や口癖になっている「北京の時と同じようなピッチングはできない」というセリフは、自らの衰えを指すのではなく、その後の経験を踏まえ、「13年前とは別人」という自負でもある。
「成長の可能性を追い求めることは、自分の思いが切れない限り止まることはない」と言う。全競技に先駆けて試合がスタートする福島で、新たな上野由岐子の姿を見られるに違いない。
(2021年6月25日付朝刊掲載)
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【東京五輪2020ソフトボール予選】<豪州対日本>スタメン紹介でエアタッチで迎えられる日本・上野由岐子(10番の右)=福島県営あづま球場(撮影・松永渉平)
試合前の日本ベンチ=21日、福島県営あづま球場(納冨康撮影)
東京五輪の開会式に先駆け21日、ソフトボール日本代表とオーストラリアの対戦が、福島市の福島県営あづま球場で幕を開けた。日本の先発にはエース、上野由岐子が登板。前回実施された2008年北京大会に続く金メダル獲得を狙う。
東京五輪は東日本大震災からの「復興五輪」を大会理念に掲げており、福島で21、22日に計6試合を行う。当初は観客を入れて開催する方針だったが、新型コロナウイルスの感染状況の悪化などを受けて無観客開催となった。
ソフトは米国、メキシコ、カナダ、イタリアを含めた6チームが出場し、総当たりの1次リーグを行い、1、2位が27日に横浜市の横浜スタジアムで行われる決勝に進む。
https://www.youtube.com/watch?v=RycgH_qSdAE
https://www.youtube.com/watch?v=3puJo4bP7nI
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公明党が秋に迫る次期衆院選に不安を募らせている。先の東京都議選で、目標とした候補者の全員当選を果たした勢いに乗じたいところだが、投票結果からは得票数の減少という不安要素が浮かび上がった。連立を組む自民党の支持票の掘り起こしが鍵となる中、公明の「親中姿勢」が壁となる可能性もある。
「『衆院解散』か『任期満了』かは菅義偉(すが・よしひで)首相が最終的に判断する。政府与党が心を一つにして緊張感を持って対応していくことに尽きる」。公明の山口那津男代表は20日、首相官邸で次期衆院選に挑む心構えをこう語った。
公明は都議選の余勢を駆って秋の大勝負に臨みたい考えだ。ただ、都議選の各選挙区を見ると僅差の勝利が目立つ。同じ選挙区に複数の候補を立てて票を食い合った自民の戦略ミスに救われたケースもある。産経新聞
【北京=三塚聖平】中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は20日の記者会見で、リトアニアに台湾の代表処(大使館に相当)が設置されることに対し「断固とした反対」を表明し、反発した。
趙氏は、台湾は中国の領土の不可分な一部とする「一つの中国」の原則を守るようリトアニア側に求めた。その上で、台湾に対して「台湾独立は破滅への道だ」とした。
中国で対台湾政策を主管する国務院(政府)台湾事務弁公室の朱鳳蓮(しゅ・ほうれん)報道官は同日、「台湾は中国の一部分だ」と表明。リトアニアに対し「『台湾独立』勢力に誤ったシグナルを出すな」との考えを示した。産経新聞