FRS

Performance Engineering

ピストン観察

2013-09-05 20:52:16 | 小ネタ
クランク欲しさに買ったエンジン。変態カローラのエンジンがピンチという事でベースに使う事に。バラして計測中。入ってたクラッチ屋さん?のピストン。じっくり観察してみましょう。


リングは1.2スクエア、1.5アンダーカット、2.8スリーピース。テンション普通。スカッフ多いね。異物噛んでるのかな。


スナップリング溝に凄いバリが出てる。ピストンピンに叩かれながらクリップが回転してたみたい。こうなるとピストンピン抜くの面倒なのよね…。サークリップの材質や熱処理が良くなく、テンション不足。CPの同じ線径の物と比べて3割くらい柔らかい。


組みつけられてたシリンダー下側。こりゃ異物噛むわな。バリ処理あますぎ。エンジンによるけど、シリンダー下端からピストンスカートが結構飛び出る物もあるので、下端の面取りは結構重要。面取りの量ではなく、角度のつけ方が肝だと思う。


各部のバリ取り研磨、スカッフの修正を終えたところ。手触りが別物に。


スナップリング溝もこの通り。クリップはCPの使っとこw


最新の画像もっと見る