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Performance Engineering

4Eオーバーホール Part2 シリンダーホーニング

2014-05-18 00:13:48 | スターレット
今回のメニューではピストンは純正のスカート部分に潤滑性コーティングを施工し若干のオーバーサイズとし、シリンダーはホーニングにて修正します。この程度のホーニングなら内製で対応可能です。


当たりを見ながら内径を調整している段階。通常の磨耗の仕方だと上死点のリング位置の磨耗が一番多い。上死点付近で燃焼圧力は最大となるので、ここの段付き磨耗でリングのシール性が低下しているとブローバイガスの増加やパワーの低下に繋がります。


クリアランス確認中


寸法はだいたい狙い通りの数値に。


クロスハッチを入れて


プラトーホーニング仕上げ。クロスハッチを残しつつも表面をスムーズに仕上げる事でフリクションを低減できます。

セカンドリング箇所の痕が残っているものの凹凸は殆ど無くなりました。これで新品リング本来のシール性を発揮できます。


ブロック上面、ヘッド下面も修正。


シートリング付近の段付き


荒削りでこんな感じ。後工程できっちり仕上げました。疲れたので画像は後日w

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