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Performance Engineering

エンジン降ろし~分解点検

2014-05-14 20:32:25 | スターレット
スターレットのエンジン脱着、相当な回数やってるので作業には全く問題も無く進行。


純正ブローオフバルブ取り付け部分の割れ


エアホースの亀裂


ホース外そうとしたら樹脂パーツが粉砕。

製造から15年以上経過しているので、壊れ方が旧車っぽい感じに…。


エキマニの遮熱板を外すと、純正エキマニが割れてた。


タービン側もパックリ。


排気漏れの形跡。うるさいマフラーだとトラブルを見逃しがちになります。


エンジンの分解開始。結構なオイル焼け。


腰下も。スラッジは特に無し。


ブローバイが結構増えていたようでインテークポートの中も真っ黒。


クランクの曲がりはダイヤル読みで3/100mm程度。プレスで曲がり5/1000mmまで修正完了。4E-FTEだと2トンくらいで修正でき、今回は2.1トン。社外の強固なビレットクランクだと15トン掛けてもびくともしない物も…。


くたびれ気味のシリンダー。オーバーサイズピストンの設定が無いエンジンの場合、リング交換のみで”オーバーホール”を謳う店もありますが、シリンダーの上端下端のリング位置での段付き磨耗やスラップ方向の磨耗を改善しないとあまり意味は無いように思います。シリンダーと、バルブ回りをしっかりやらないと本来の調子は出ません。今回はシリンダーは軽くホーニングしてリフレッシュします。

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