吟風の根が伸びてきました。

　あれから１年、震災に遭われた方々に改めてお悔み申し上げます。また、進んでいない部分が多く気をもみますが、１日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

　今日は午前中に久々にゆっくりと風蘭を見る時間がありましたので、ガラスケースで加温中の風蘭をじっくり観察してみました。加温開始から６週間、シワシワだった葉が戻り、それなりに動き始めているのかなという気がします。しかし、こちらの天候は曇天ばかりで低温安定、最低気温は維持できても最高気温が不足。当然日照量も不足。雑草はしっかりと成長していますが、風蘭はなかなかうまいこといきません。それでも、前年に伸びた根の先や軸に新根の気配がしてきています。

 

　そんな中、2鉢ある吟風の根が頭を出してきていたので、写真を撮ってみました。さすが、奄美はこんな悪条件でも反応してくれて嬉しい限りです。

 

　まずは、昨年痛めてしまった吟風です。何とか根が出てきてくれてよかったです。

 

　これは、小さな割り子できた吟風。こちらも元気に根を出してくれました。

 

　他のはまだ気配だけなので、根の頭が出てきたらまた写真をアップします。楽しみになってきました。